相 絵一の偽画工坊

気まぐれ映画絵日記

わてはセイウチ I am the Walrus

2023年11月15日 | 音楽

亜北斎「1967年 マジカルミステリーツアーのなかの曲、わては セイウチ I  am  the  Walrus

    ジョン特有の詩的な なんのつながりのない言葉の羅列のような言葉遊びでも名曲や。

    セイウチでも、トドでも、アザラシ、オットセイ、オタリア、だれでもよかったかな。

    Walrus をカタカナで書くと、ウォルラス。

    War Last をカタカナで書くと ウォーラス とわても言葉遊びや。」

      

写楽斉「昔、渋谷公会堂の向かいに、エッグマンというライブハウスがあったけど、

    あれは この歌の I  am  Eggman からとったんやないか。今でもあるかな。

 

    エッグマンやら、豚みたいに走るとか、血まみれの火曜日、空飛ぶルーシー、  

    死んだ犬の目玉、ポルノみたいな尼さん、エッフェル塔に、ハレクリシュナ、

    エドガーアランポーとわけわからん。」

亜北斎「いやいや すべては繋がって深い意味があるはずや。

    そやけど、卵男 Eggman とはなんやろ。

    卵売りか、目鼻口耳をもがれて思考回路を絶たれ、考えることをやめた男か。 

    そんなら、あんたのことやないか。

    ジョンもそんなふうに思てたかも。

 

    オットセイがボールの曲芸をやめて、セイウチが卵男に 牙を剝く。」

      

写楽斉「音楽で国は救えんが、すこしは人を救える。 

    * 戦争に 言葉も歌も 武器ならず   

 

亜北斎「 夏が終わったら、冬がきた。 短い秋が深い。わてらの人生の秋は晩秋を迎え、

    20年ぶりに カズオイシグロの 日の名残り を読み返した。

    本を読んで、アンソニー・ホプキンスの映画も観たのに内容はすっかり忘れてしもてる。

    一日の中で夕方が一番美しいと。 夕方を 日の名残り と訳すのもええな、きれいや。 

    人生で一番ええのは 秋 と勝手に解釈。

      

      

    ということで、 わてもあんたも、いまが一番。

    野坂昭如、 老 & 老 を楽しむ。」

写楽斉「 さてと、世界の怪物たちは天国をめざすか、地獄をめざすか。

        悪魔か 天使か。

      

                          ほな 世界の冬にむけて。」

 

 

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