只今喪中に付き、松の内の間は、北海道神宮への初詣を自粛。
で、困ったのが、去年買った破魔矢の処遇。
気が付けば、どんど焼きの時期を逸してしまい。
これはいかん!と、本日旧い破魔矢を持ち出し、所用ついでに北海道神宮に立ち寄る。
冬場の平日の神宮ではあるが、意外やそこそこ人出があり。
参道には、本日は閉まっていたが、数件の露店のテントもあるし。
本殿の門の前には、御祓い待ちの新車が数台並んでいるし。
ふーむ、けっこう賑やかだねえ。
で、さすがは神宮。
現在も本殿前の階段横にちゃんと、古札を収める為の特設テントを設置している。
持って来た旧い破魔矢をそこに収めた後。
まあ、せっかくだから参拝していくべか~、松も取れているし~。
で、階段上がって本殿に入り、参拝しようと歩み寄れば。
本殿内から、正装された方々が続々と出て来る。よくよく見ると、白無垢の花嫁さんもいて。
ああ、これは神前挙式された御一同様か。そーいや今日は大安吉日だったなあ。
御一同、カメラマンの誘導で本殿直前の階段に並び、記念撮影の準備に入る様子。
その後ろで己は賽銭を投じ、二礼二拍一礼で参拝。
した後、ずらりと並ぶ挙式御一同の横をすり抜けて、本殿の広場に出る。
実は去年の秋遅くに入籍した根津の次甥夫婦が、5月に神宮での挙式を予定しており。
数ヵ月後には、己もまた、こんな感じで記念撮影に挑むのかなあ?。
などと思いつつ、ちらりと階段に並ぶ挙式御一同を眺めた後、本殿を後にする。
これで一通り参拝も済んだし、さて駐車場に戻るかあ~。
・・・おっと!、忘れていたぜ!、もう一ヶ所参拝せねばならぬ!。
で、そのもう一ヶ所が、神宮敷地内にある末社の一つたる「札幌鉱霊神社」。
北海道開拓に貢献した鉱業従事者の御霊を奉る、小さな社ではあるが。
主に炭鉱・鉱山系の廃墟と産業遺産を探訪する邪な(?)趣味を持っちゃった者として。
廃墟に立ち入る御無礼(?)と赦し(?)と安全祈願(?)を含め。毎年の参拝は欠かせないのだ。
今年も何回、廃墟と産業遺産探訪が出来るか分からんが、探訪の際の安全(?)を祈り。
賽銭投じ、しっかりと二礼二拍一礼で参拝。
・・・改めて、今年は去年よりは少しはマシな、少しは良き方向へと向かう年としたい、ものだなあ。