2003年6月29日日曜 はれ20℃ 昼30℃ 32℃
6時頃Nさんがゴソゴソ何かしている。「出発するの」・・「行くしかないでしょ」「短い時間でした、気をつけて走って下さい」。彼にあわせて出発しようと考えていた。しかしゆうべも「あす出発する」とは聞いていなかった。まぁ自分で走る決断をしたんだからいっしょに出ることをためらった。彼は6時半に部屋を出ていった。彼に合わてと考えていたのできょう出発するとは考えてなかった。
急なことでどうするか考えた。わたしもきのうやるべきことをすませている。わたしも7時半ホテルを出発。きのう確認していた通りハバロフスク市内からチタ方面に走る。きのう確かめていた市内からしばらく走ったところからチタ方面の本線に入った。ガソリン・スタンドで給油。店員さんに地図を見せてキロ程を聞いていた。「キーー」と急ブレーキの音。
どうしたんだろう、地元のおじさんが「横断」でもしていたのだろうと思った。止まった場所を見ると車から降りた運転手は血相変えて「ヘルメット」をかぶった人を怒鳴りつけている。相手はペコペコしている。Nさんのようだ。そして当たってないか確かめているのだろう運転手は車の「バンバー」をこすっている。あと少しで吹っ飛ばされる危機一髪だったのだ。
いよいよシベリア横断・・
走っているとボックスが「外れそう」とサイドカーで
走ってきた地元の青年がおしえてくれる。
長い直線あー悲惨な状況にならなくてよかった。考えるだけで身震いする思いだ。直線道路なのにどうしたのだろうかと不思議に思う。運転手も冷や汗もんだったのに違いない。ガススタンドに入ってきた。「どうしたんだよ」「急ブレーキをかけさせてしまった」とNさん。もっと反省しなきゃ。この人といっしょじゃどうなるかわからない。わたしより1時間前に出発したはずなのに道に迷って今やってきたのだろう。
この人といっしょじゃこわくてダメだ。そのままわたしは出発した。飛ばされそうになったこと想像するたびにぞーとする。そこから200kmぐらい走った所からがたがたのじゃりみちになった。ウへぇ―まずいなースピード30k~40km走行になる。恐いな。デコボコ、じゃりみち、砂の道。それにう回道になってきた。そろそろ走っていたらNさんは追いついて追い抜きざま手をあげて走り去った。オフロードのオートバイはじゃりみちでも平気で走れるのでうらやましい。
ガタガタ道にこわくなってきた。地元のサイドカーの人が並行して走りながら「なにか」言っている。道の端に停めた。サイドカーの若い兄ちゃんは「右」「ボックス」が「外れそう」になっていることを教えてくれたのだ。ガタゴトが続く道で「ネジ」がとれてしまっている。ボックスの荷物を下ろしてまわりの「ネジ」を締め直し、さらにゴム紐で補強した。
青年が手伝ってくれたとゆうよりほとんど一人で直してくれたので助かった。車が通ると土けむりでわまりが見えなくなる中補修を終えた。ありがとう。しかしガタガタ道でこれから先も不安になる。次のガススタンドまでしばらく青年は一緒に走ってくれた。「エエー」ガソリン(ベンジン)スタンドじゃないの。ガソリン・タンクローリー車が停まっている。タンクローリからそのまま直接給油するのだ。
「へー」まぁいいや満タンに入れる。わたしのオートバイに青年を乗せた写真を撮って「ありがとう」と別れる。いつものことだけど写真撮っても相手に渡せないから困るんだ。
タンクローリから直接給油
休憩した時地元の人たちが寄ってきた
小型トラックの親子づれに「安いホテル」を聴いたら・・
ていねいに地図まで書いておしえてくれた時の娘さん
やっとアスファルトになった「よし、よし」これまで走れなかった「うっぷんをはらそう」とスピードを上げると穴ぼこ穴ぼこが出てきてその穴ぼこを避けることが出来ずどーんと飛び上がる「危びね―」。これもトルコで味わったこわさは経験済みだ。途中で「トランクボックス」がずれてきているので再び固定しなおした。そこに小型トラックが「どうした」と停まってくれた。
もうダメだ。これじゃこわくて走れない。トラックの運転手に「駅からチタまで」「オートバイ」を「列車で送りたい」と訪ねる。きれいな娘さんといっしょだ。くわしく紙に書き込んでくれた。途中まで教えてくれたトラックのうしろについて走る。検問所を過ぎるとすぐ2分で小さな街についた。検問所で出会った青年がたまたまスーパーに来たのでホテルまで案内してもらった。きょうはここに泊まろう。
19時になっている。だいぶ古いホテル340ルーブル=1360円。シャワーはない。もうこれ以上他のホテル探す気力なし。駐車場は隣りの警察署へ200Rを100R=400円にしてもらう。二階の部屋で水洗の水がぽとぽと落ちていく。なんでバケツを用意しないんだと怒鳴ってしまう。近くでチキンを買って夕食とした。それにしてもじゃりみちはこわかったなー。もう走るのやめようと昼間から決めていた。
本線から宿に泊まるため外れた道に咲いていた花
6時頃Nさんがゴソゴソ何かしている。「出発するの」・・「行くしかないでしょ」「短い時間でした、気をつけて走って下さい」。彼にあわせて出発しようと考えていた。しかしゆうべも「あす出発する」とは聞いていなかった。まぁ自分で走る決断をしたんだからいっしょに出ることをためらった。彼は6時半に部屋を出ていった。彼に合わてと考えていたのできょう出発するとは考えてなかった。
急なことでどうするか考えた。わたしもきのうやるべきことをすませている。わたしも7時半ホテルを出発。きのう確認していた通りハバロフスク市内からチタ方面に走る。きのう確かめていた市内からしばらく走ったところからチタ方面の本線に入った。ガソリン・スタンドで給油。店員さんに地図を見せてキロ程を聞いていた。「キーー」と急ブレーキの音。
どうしたんだろう、地元のおじさんが「横断」でもしていたのだろうと思った。止まった場所を見ると車から降りた運転手は血相変えて「ヘルメット」をかぶった人を怒鳴りつけている。相手はペコペコしている。Nさんのようだ。そして当たってないか確かめているのだろう運転手は車の「バンバー」をこすっている。あと少しで吹っ飛ばされる危機一髪だったのだ。
いよいよシベリア横断・・
走っているとボックスが「外れそう」とサイドカーで
走ってきた地元の青年がおしえてくれる。
長い直線あー悲惨な状況にならなくてよかった。考えるだけで身震いする思いだ。直線道路なのにどうしたのだろうかと不思議に思う。運転手も冷や汗もんだったのに違いない。ガススタンドに入ってきた。「どうしたんだよ」「急ブレーキをかけさせてしまった」とNさん。もっと反省しなきゃ。この人といっしょじゃどうなるかわからない。わたしより1時間前に出発したはずなのに道に迷って今やってきたのだろう。
この人といっしょじゃこわくてダメだ。そのままわたしは出発した。飛ばされそうになったこと想像するたびにぞーとする。そこから200kmぐらい走った所からがたがたのじゃりみちになった。ウへぇ―まずいなースピード30k~40km走行になる。恐いな。デコボコ、じゃりみち、砂の道。それにう回道になってきた。そろそろ走っていたらNさんは追いついて追い抜きざま手をあげて走り去った。オフロードのオートバイはじゃりみちでも平気で走れるのでうらやましい。
ガタガタ道にこわくなってきた。地元のサイドカーの人が並行して走りながら「なにか」言っている。道の端に停めた。サイドカーの若い兄ちゃんは「右」「ボックス」が「外れそう」になっていることを教えてくれたのだ。ガタゴトが続く道で「ネジ」がとれてしまっている。ボックスの荷物を下ろしてまわりの「ネジ」を締め直し、さらにゴム紐で補強した。
青年が手伝ってくれたとゆうよりほとんど一人で直してくれたので助かった。車が通ると土けむりでわまりが見えなくなる中補修を終えた。ありがとう。しかしガタガタ道でこれから先も不安になる。次のガススタンドまでしばらく青年は一緒に走ってくれた。「エエー」ガソリン(ベンジン)スタンドじゃないの。ガソリン・タンクローリー車が停まっている。タンクローリからそのまま直接給油するのだ。
「へー」まぁいいや満タンに入れる。わたしのオートバイに青年を乗せた写真を撮って「ありがとう」と別れる。いつものことだけど写真撮っても相手に渡せないから困るんだ。
タンクローリから直接給油
休憩した時地元の人たちが寄ってきた
小型トラックの親子づれに「安いホテル」を聴いたら・・
ていねいに地図まで書いておしえてくれた時の娘さん
やっとアスファルトになった「よし、よし」これまで走れなかった「うっぷんをはらそう」とスピードを上げると穴ぼこ穴ぼこが出てきてその穴ぼこを避けることが出来ずどーんと飛び上がる「危びね―」。これもトルコで味わったこわさは経験済みだ。途中で「トランクボックス」がずれてきているので再び固定しなおした。そこに小型トラックが「どうした」と停まってくれた。
もうダメだ。これじゃこわくて走れない。トラックの運転手に「駅からチタまで」「オートバイ」を「列車で送りたい」と訪ねる。きれいな娘さんといっしょだ。くわしく紙に書き込んでくれた。途中まで教えてくれたトラックのうしろについて走る。検問所を過ぎるとすぐ2分で小さな街についた。検問所で出会った青年がたまたまスーパーに来たのでホテルまで案内してもらった。きょうはここに泊まろう。
19時になっている。だいぶ古いホテル340ルーブル=1360円。シャワーはない。もうこれ以上他のホテル探す気力なし。駐車場は隣りの警察署へ200Rを100R=400円にしてもらう。二階の部屋で水洗の水がぽとぽと落ちていく。なんでバケツを用意しないんだと怒鳴ってしまう。近くでチキンを買って夕食とした。それにしてもじゃりみちはこわかったなー。もう走るのやめようと昼間から決めていた。
本線から宿に泊まるため外れた道に咲いていた花