松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島 3月5日  

2014年03月06日 | 赤道直下と陸路国境148か所

img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a7/898371306f31812f5d0e4fb5fb391112.jpg" border="0">
オートバイのナビ・・「中東エリア」を買いに行く.日本で23000円だったがここでは1万円ぐらいだった・・
ガーミン「中東遍」は日本で買わなくてよかった。

(どうも写真が行間に張りつけができなくてうまくいかないですなーごめん)

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第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島 3月4日  

2014年03月06日 | 赤道直下と陸路国境148か所

ドバイにある日本大使館(ドバイは総領事館・大使館はアブダビにあるらしい)
道に迷ってなかなか着けなかったがハンガリーのライダーに大使館までひっぱてもらいホッとした
靴屋さんでずれてきたシートを縫い付けてもらった・・。

(*写真の貼り付けが思うようにうまくいかないですなー・・。)

ドバイにある日本大使館(総領事館)へ
2014年3月4日火曜  はれ 22℃  23℃
きょうはドバイにある日本大使館(総領事館)に行ってイエメンのビザについて聞いてみよう
・・朝9時半にホテルを出た・・領事館は「ワールド・トレードセンター」の中にある。

着いたのは13時だった。メトロだと10分ぐらいの距離・・なのにまいった。ホテルを出て
きのう見た地図に沿って走ろう・・ホテルを出たところの裏道・・曲がりくねって・・渋滞し
て・・ようやく出た本線。

どんどん走るがどこに向かって走っているのか・・わからない。あっちを走りこっちの道を走
って・・いったいどこを走っているかわからない・・いったん止めて聞くが・・まったくわか
らない。行く先は「ワールド・トレードセンター」と停まるたびにとなりの車に聞くが・要領
を得ない。

オートバイが追い越しざま「ピピー」と鳴らして走り去る。そのまま走っていると右側に停まっ
ていた。お互いに路肩に止めて、ジャパンマツオとあいさつ。ハンガリー出身の人だった「お
ーブタ・ベスト・・」「そうだ」手短に話をして、「マイ、ワールド・トレードセンター」に
「行きたい」んだ。

と自分のことを話した。「OK」オレについてこい・・Uターンして10分ぐらいでセンター
に連れて行ってもらった。「オーサンキュウ」それにガーミンのお店のある所もメモしてくれた。
アーたすかったー・・よかったなー。ありがとう

日本大使館・・今回もイヤな情報だった。領事館についたのは11時55分・・大丈夫かいな・・。
エレベーター28階へ。手荷物など検査を終わり領事館に入った。受付ナンバーを受け取る16
番。

自分の番が来た①イエメンのドバイにある大使館の場所を知りたい ②サウジアラビアの大使館も
知りたい。と女性係官に口頭で頼んだ。わかりました「資料をコピーします」・・・。

時間はかかったが資料をつくってくれた・・イエメンに滞在している日本人に対して「退避命令」
を出している・・ので入国はむずかしい・・と。日本大使館の「レター」がないと入れない。
イエメンが「日本大使館のレター(日本人であることの証明書)」が必要と言ってくる。

<滞在中の日本人には今イエメンから「退去命令」を出していると・・>

その場合「大使館」として「レター」は出せないと話す・・したがってイエメンには入れないと男の
係官が説明にきた。

イラン、パキスタン・アフガニスタンなどビザ申請・・いつもそうなのだけど「大使館に行く
(寄る)といつもいい情報を聞いた(得た)ことがない・・」まぁ大使館員も自分の身の安全・・
民間以上に政府機関だから上から言われたことは守らなければならないことなのだ。

情報は情報として受け止めるがいつも・・今回も大使館に来なきゃよかったなーと思う。でないと
世界など走れないからねー。

さーホテルに戻ろう、今13時さてどうなるか。走る前に戻る道を充分聴いてはいるが・・やっぱ
り・・わからない。戻って聞いて・・走って聞いて・・聴いて聞いてもわからない・・パトカーや
宅急便のオートバイにも聞いた・・たどりつかない。

この近くだろうと教えてくれた場所についた。最後は路地裏に入っていく道なのだ・・。どうにか
路地裏の見たことのある商店街に来た・・。

よし・・この道だ・・着いたホテルに、メトロで10分ぐらいところを2時間かかった。オートバイ
のシートカバーがずれてきた、オートバイを止めている前の食堂の人にシートを見せながら・・修理
してくれるところはないか・・と聞いてみた。

近くにあると・・初日から顔を見たことのある青年・・が「こっちあると」ついてこい。歩いてついて
いく・・おれがやっている「お店だ」と途中彼が経営してる縫製の仕事場にも寄った。

男3人の職人さんがミシンを動かしていた。靴屋さんについた・・修理もやっている。縫製の青年が
「こうこう」縫い付けてと注文してくれた。人のよさそうなパキスタン・ペシャワール出身のおじさん
・・縫製の青年は「いくら」かと値段まで聞いてくれて・・最後まで面倒を見てくれるその気持ちが
うれしうかった。

そのあと彼は自分の会社に戻るから・・ありがとう。修理が終わった・・15Dhs=450円。その親
切はありがたかった。あしたでもいいかなと思っていたことが思いもよらず・・あっとゆうまに解決
した、ありがたい。

ホテル前にある肉専門店で・・370g・270円のステーキを買ってさっそく焼いて晩飯とする。
海外にでると安い肉を食べられる・・わたしにはこれも旅の楽しみでもある。日本では毎日まぐろの
赤身を喰っている。ワンパック500円の赤身を20個ぐらいに切り分けて。

ひとつひとつはサイコロ・・親指の半分ぐらいをサランラップでつつみ冷凍室に入れて保存・・毎日
つまみにして喰っている。日本にいるときは肉はまず食わない・・ときたまオーストラリア産100g98円
とか安い時には買って焼いて食べる時もある。

最近はそれも出てこなくなった・・ので、高くて食べる気がしないのである。


第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島 3月3日  

2014年03月06日 | 赤道直下と陸路国境148か所

トコヤ代ここらあたりは450円~600円ぐらいだろうか・・。自分で刈るためにバリカンを買った
5200円ぐらい

3月3日月曜  はれ  22℃
トコヤで使うバリカンを探しに行った。日本から持ってきたバリカンはユースホステルで
「バーン」と吹き飛んだ・・200ボルトの電圧のせいだと思われる。使えなくなったの
で処分した。

これからのこと考えてきのう床屋によって「電動バリカン」を売っているお店を教えてほ
しいと聞いていた。きょうその店にくわしく道順を教えてもらおうと寄った。きのうもい
たバングラデシュの青年が・・仕事中にもかかわらずバリカンのお店まで歩いて案内して
くれた。

そこには大型しか残っていなかった・・トコヤに戻るのかと思ったら・・途中の街かど
「ここで」「テン・ミニッツ・10分待て」と言ってトコヤに戻って行った、どうゆう意味
なのかわからない・・戻る途中の店にバリカンらしいのも見かけた。

ひとりで行って値段を聞いたら「30・210円」と話す、だいぶ安いな。待てと言われた
「街かど」に戻ってもまだ来ていない。トコヤに行くとバングラデシュの若い青年はいない
・・どうした。

いま食事に行ってると・・きのうのおやじさん。「30・210円」の「バリカン」があっ
たと話したら「ノーノー」「だめだ」「ニセモノだ」みたいなことをゆう・・すぐ壊れると首
を横に降る。

さっきの店には大型のバリカンしかなかったので小型を売っているお店を教えてほしい・・
すぐ近くらしい・・言われた店を探すが見当たらない。商店街の人が隣だと・・小型電気製品
の店・・「ジジガガー」頭を刈るしぐさですぐわかった。

「USA」はいいぞ・・おまえは「ジャパンか」すると「パナソニック」のバリカンを出して
くれた。充電式で手ごろな大きさだ。「ハウマッチ」・・180を175ディハムに負けて約5
200円。

充電すればコードなしで3,4時間使えると・・ドイツ製ではなかったが・・まぁ日本製なら大
丈夫だろう。しかしドイツ製はどうして信頼があるのだろうか日本も信頼される製品をつくって
ほしいものだ。

そういえばアフリカで40年以上も使っているトラックを見た。なぜこの「トラックがいいのか」
と聞いてみた「いまでも」「部品」がいつでも手に入るからとドライバーは言ってたなー。そうな
んだーわかるなー大事に使う気持ち。

まったく小さい八百屋さん、肉屋さんが並んでいる。ホテル前にも肉屋さんがある。きのうもち
ょこっとのぞいた。よし・・きょうは買ってキャンプのガスで焼いてみよう。牛肉のかたまりを
切ってもらい270グラム・210円のステーキを買った。

オートバイのバニアケースからキャンプ用のガスとコンロをとりだして時間は早かったが焼いて
食べた。火災報知がならないように窓を開けて換気扇をまわした。コンロは新品でガスの火力も
勢いがいい・・

フライパンを熱く熱く熱すれば、肉はくっつかないし油はいらない。これまでの旅のキャンプや
自炊で油などつかったことがない。まわりをジュジュっと焼けば出来上がり、4分もかからなかった。

もちろん中身は赤身が残っている。これがうまいんだ・・久しぶりの肉。わたしはケチャップだけ
でOK・・うんうん、やわらくて、うまいうまい。ホテルの高さも肉の安さで少しはいやされる。


第7次・70才・オートバイひとり旅・アラビア半島 3月2日 

2014年03月06日 | 赤道直下と陸路国境148か所

ドバイについたあとすぐにホテルに行けると思っていたが・・とんでもない・・3時間もかかった

3月2日土曜 はれ 
朝・・海の近くなのか少しひんやり・・2泊した岬のホテルを8時10分スタート。
来た時と同じで途中から強風になってきた・・オートバイは450キロあるので飛
ばされることはないだろう・・しかし怖い。

スローでエンジンふかしながら国境につく9時5分。帰りの国境手続きは簡単だった。
オマーン側・アラブ側すんなり30分かからない9時27分に通過。ドイツのツアー
客もバスで帰るところ・・運転手はパキスタン人。

採石場は山をそっくり削り採っている感じで、ほこりが立っている。建設ラッシュな
ので忙しそう・・しかしこれからもビルをどんどん造って本当に大丈夫だろうか・・
ビルそのものを売り出しているし、街の中心の商店街も閉めているウインドーをよく
見かける。

ドバイ以外は苦戦すると思われる。目指してきた「○○○」の街に入ったが途中から
標識がなくて行きすぎたようだ。路地に入って地元の人に「ドバイ」の道を聞く。

右に折れてUターン・・「まっすぐに行け」「ありがとう」。今メーター184キロ
・・ハイウェイに入る前に給油しよう、これまで200キロをめどに給油してきた。
信号待ちで隣の小型トラックにタンクを指さして「ソーリ・ペトロール」・・

この「信号を右に」・・と前を開けてくれた。サンキュウ。スタンドはすぐにあった
が並んで混みあっている。店員が「こっちへ」と誘導してくれた。13リッター660円
・・リッター50円位か・・。

行く時も同じぐらいだった・・大体この値段なのだろう。日本だと約2000円ぐらい
払っていたので3分の一の値段か。すぐにE311に入った、すこぶる立派な道路で4
車線・・トラック80k、車120kの標識が建っている。

走っていると「クラクション」を鳴らして走り去るマイカー・・助手席の女性の笑って
いる顔がチラッと見えた。きのう遊覧船でいっしょだったフランス人若夫婦だった。お
返しに「ピピー」


きのう地図を見ながらホテルまで道を頭にたたき込んだ・・つもり。飛行場を過ぎて右に
入る・・エアーポートストリートをまっすぐ行くとホテルにつく。いつも同じことだけど
地図と実際はまったく違ってくる。地図で見る飛行場が見えてこない。

適当なところで右に降りてみた。どこをどう走っているのやら・・下りてまた登って・・・
反対方向へ走っているようだ。スタンドに入り込んでタクシーを頼もう。



今12時ジャストになった・・店員さんにアドレスを見せる・・タクシーを呼んでくれ・・
「DIRA」デェラはすぐそこだから・・「Uターンすれば」「デェラ」すぐわかる・・
まぁ、行ってみるか。

Uターンする場所など出てこない・・途中幹線から降りて「エアーポート」は「どっち」
に・・2回めでどうにか、エアーポートストリートに出ることができた。よしこの道をま
っすぐだ。

渋滞でいっこうに進まない・・・オートバイはこれが困るんだ・・・ちょこっと走って停
まる、そのたびに「足元」を見て「たちごけ」をしないように気をつける。もうそろそろ
着くころだ、銀座みたいに「きりっ」としたビル街になってきた。

路肩に止めて一息しながら聞いてみよう。タクシーに聞いてもわからない・・バイク宅急
便に聞いてみた。一つ目ロータリー左、一つ目シグナル右・・つきあたりが「ホテル」の
ある通り。ありがとう。

ぴったりそこについたがホテルは・・「後ろの方にある」とレストランの人が教えてくれた。
一通なので歩いてホテルに「マイ、オートバイ」「パーキング」は「ノー」あぁー「ないのかー」。
止めた場所に戻ったところにホテルがあった。

300ディハム9000円ホテル前にオートバイは止められるとレセプション。6000円の
ホテルをキャンセルした。予約する時パーキングのこと聞いておけばキャンセル料なしでよか
ったなのになー。


安いホテルだと思って飛びついたらこのありさま・・こんなにお金がかかるんじゃ・・ドバイ、
もうダメだ・ギブアップ・この国から出ることにする。あした3月3日まで泊ってオマーンの
本土の首都「AL AIN」に向かおうと思った・・

よく考えてみると9000円のホテルってもしかすると安いかもしれないな・・・。東京でも
サウナやゲストハウスは3000円~4000円以内で泊れがホテルはまぁー安くても6千~
1万円はするだろう。

そう考えてみると9000円は普通と考えるべきなのではないかと考え直した。そうとらえる
と気が楽になってきた。ホテルの前にある食堂でチキン・カレー300円を持ち帰りで注文・・