松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・オートバイひとり旅・アラビア半島からフェリーでイランへ渡り・・テヘランへ     5月6日

2014年05月07日 | 赤道直下と陸路国境148か所




5月6日月曜      はれ12℃    はれ23℃    はれ34℃
毛布がないと寒いぐらいだった今朝  5時半に起きてオートバイを地下駐車場から道路まで出しておこう。うしろから
押すのを手伝ってくれとフロントのお兄ちゃんに頼む・・お客さんもチェックアウト2人連れ同じ駐車場へ。

すみませんうしろから押すのを手伝ってくれませんか・・お願いした。真ん中に階段のある急な坂道・・ローギアで一気
に駆け上がろう。真ん中辺でスリップ・転倒しそうになった。

3人手伝ってくれたので転ばなくてすんだ・・ローギアで登ろうとするがスリップしてダメだ・・オートバイから降りて
どうにか登りきった。スタッフ一人じゃ無理だったろう・・お客さん二人がいなかったら転倒してどうなったかわからな
い・・アー助かりました・・ホッとする。

きょうもいいタイミングでオートバイを表に出すことが出来た。オートバイの温度12℃こんなに低いんだ。長そでシャ
ツの上にジャンバーを着て走ろう、7時に出発。給油はホテル前のスタンドで。アラビアでは「ぺトーロール」だったが
「ベンジン」になった。

列をなしている・・そのうしろに並んでいたら「ここはダメ」給油出来ないらしい・・どうしてなのか・・わからない、
ドライバーが「次のスタンドへ」へ行けと・・。

どこにいたのか・・スタンドを出ようとしたらパトカーが前にいる「パトカーのうしろについてこい」とありがたい。2,
3キロ走ったスタンドに来た、出口から入って先頭で給油・・おまわりさんが指示してくれている。並んでいる先頭の人
に頭を下げる。

スタンドがどこにあるのかわからなかったので、ほんとうにありがたかった。どこの警察も権限があるんだなー。すみま
せんわたしは「シラズ」に行くんです。

パトカーは「OK」「うしろについてこい」ありがたい。郊外まで相当な距離を走ったところで脇に停めて・・「この道
をまっすぐだ」イヤーすみませんでした、ありがとうございました。親切なおまわりさんだった。お礼の代わりにクラク
ションをならした。

きょうは「シラズ」までと決めている。早くついてネット・・イランについたこと知らせよう。約400キロ・遅くとも
2時頃にはつくだろう。







なんともさわやかな天気・・朝走っている時12℃から10℃下がり肌寒い・・オマーンと比べると朝でも20℃違うのだ
・・思わず笑ってしまう。

まわりには高原が続いて行く・・スピードは上げられない気持ち。「はーるばるきたぜ・・いらんへー」北島さんの歌が出
てきた。8時半狭いけど景色のいいパーキングでんこったハムとチャパティ・・水で朝めし。クラクションを鳴らしてトラ
ックやマイカーが走り去る。

険しい岩山など抜けて二度目か三度目の高原を越える。緑の木が・・自生の木なのか植えている木なのか・・・よく見ると
等間隔的になっているのは。栽培しているのだ。一面緑の広場が開けてきた・・山の中腹からふもとまで続いている。直売
所があった。








緑の木にはイチジクがなっている。これを乾燥したものを売っているのだ。もう一つの木の実はここにはないような話だっ
た。この辺だけだろうと思って走ってきたがなんのなんの・・50キロ以上も続いて平坦になった「エスタバン」町。

選別所みたいなみたいな建物があっちこっち建てられている。両サイドんの山の中腹からふもとまで緑で覆われて気持ちの
いい町。安い宿があったら泊ってもいい雰囲気の場所。












白いものが見えてきた。きのうも途中出てきた海じゃないだろう・・湖の塩湖だ。ピンクがかった湖もでてきたり・・白い
この湖も延々と峠を越しても続いていた。

シラズまで40キロ残してはじめて食堂に入ってみた。カリーを注文・・ライスは半分・レモンと玉ねぎがのってきた。タ
マネギはどうして食べるのか・・そのままかじっていたら、となりの人は割ってはがして食べていた。

生でここら辺の人は食べるんだ・・わたしは毎日くっているからなんともないが。ついた「シラズ」・・なにも「知らず」
に走ってきたがいつも間にやら「シラズ」についた、などと自分で歌いながらシラズの街に入った。

バイクの兄ちゃんもなにも「シラズ」についてきた・・。脇に停めて「ソーり・・ホテル」・・「ホテル?」イランに入っ
てから英語はほとんど通じない。「そう・・ホテル」「オレのあとをついてこい」走りだした。

10キロ以上走ってもホテルらしいものはない・・いきなりビルの中心じゃなくて緑の木が続くところから走り始めた・・
シラズのセントラルと思われるところについた。裏手に回って走っている・・ホテルのあるところわかってないなー・・。

白バイが来たので止めようと「ピピー」と鳴らした。白バイは通り過ぎてしまった・・しかしバイクの兄ちゃんが止まった
・・歩いている人に聞いているようだ。

長いバックを肩から垂らしてこれから仕事に向かう人だろう。お兄ちゃんのバイクにまたがって指図している・・・狭い裏
手の道を走ってゆく。ホテルについた・・フロントに行く・・ダメらしい。

バイクの兄ちゃんは拾った兄ちゃんを乗せて次のホテルへ。80$8500円高すぎる。3軒目・・もダメ。づ――とつい
て走ってきたがすぐにはUターンできないわたしのオートバイ・・時間がかかる。4軒目もダメ・・

二人で行って来るからここで待っていて・・ホテルの前で待つ。戻ってきた・・「次のホテルOK」ホテルが並んでる地区
に来た。最初からここに来ればよかったのになー。

角のホテルは「シラズ・パーション・ホテル Shiraz parsion hotel」ippaku60$税込6400円。ネット・・OK,1時間
1$・100円。部屋でもできると話す・・アラブではネット代、「ただ」無料だったのに。

バイクの兄ちゃんがうしろに途中から乗せてきてきた人は「テレビ局のニュースキャスター」きょうも夜8時から出演すると
話す。

iPパッドで自分の出ているちゃんと背広を着て出演している時のテレビキャスターの番組を見せてくれた・・ええー仕事に向
かう途中だったにもかかわらず・・1時間もついやして探してくれてありがとうございました。

日本にはテレビキャスターで考えられない行動をする・・こんな人はいないだろう。バイクの兄ちゃんはおれについて来たば
っかりに2時間もつぶしてしまいすみませんでした。

出口を出るときもわたしを先に出して奥ゆかしさ、謙虚さも持ち合わせている。彼にはベンジン代としてお金をとってと・・
広げたお札から自分で少額のお札を「ありがとう」みたいなしぐさで・上にあげた。

4時を過ぎている・・二日分の洗たくをすませ・・シャワーを浴びていっきにブログを更新しようといきがったが・・ビール
が入って疲れが出てきた・・きょうはもうこれでおしまい出来なかったら、あと一泊しよう。


シラズに入ってホテル探しを手伝ってもらったバイクの好青年・・きょう7日もオートバイの写真撮りに友達と来てくれた。

テレビのニュースキャスター、アミホセンさん・・考えられない行動ができる人におどろいた。


2時間ホテル探しをしてくれた二人・・昔からの友達みたいな感じを受けた。ありがとうございました。





第7次・オートバイひとり旅・アラビア半島・UAE・シャルジャからフェリーでイランへ  5月4日~5日

2014年05月07日 | 赤道直下と陸路国境148か所





イランに入国
5月5日月曜  はれ     はれ
フェリーはときどきドンと音をさせる・・波にぶつかる音だろう。身体に感じる船の揺れは最初のころ感じていたが
途中から感じなくなった。5時半に起床・・7時前にイランの島と思われる場所を通過・・7時20分に到着。



下船が始まったのは8時を過ぎていた。最後にオートバイを乗せたので下りる時は最初・・カスタムの広場に駐車さ
せる。フェリーから降りると手続きは、飛行機で降りたときの手続きと同じ。




パスポートを見せて入国手続きを終えると荷物の受け取り・・あのぐるぐる回るベルコンベアーに乗って荷物が出て
くる。パスポートを渡したあと・・わたしとパキスタン人はその場で待つ遅くても10時には出発できるだろう。

最後の手続き・・ドキューメント・・作成である。そのうち出来上がるだろうと気楽に・・出来上がるまでパソコン
にこれまでのこと日記を書き込んでいた・・まだ出来ない「1時間待っているに何やってんだ」

カンニン袋が切れたでかい声で机が並んで両サイドにわかれて丸くなっている。何事かと立ちあがっている職員たち、
提出した係員に向かってどなった。

奥の方から管理者みたいな人が口に指をあてて「シー」と合図している・・なにが「シー」だ・・。待っているお客
はあとから来た2,3人だけ。

「はやくしろ」最初10分か20分と話した偉い人の部屋らしいところに行くが本人はいない。すぐに何かの用紙を
わたしに渡す。



出来ていたんじゃないのか・これが最後ではなかった。・。「カスタムに行って」・・お客の若い青年がカスタムに
連れていって担当らしい人に話をしてくれた。

青年に「サンキュウ」。担当のおじさん大丈夫かな・・気が気じゃないたったままカウンターから仕事ぶりをみつめる。
カルネを開いたり見つめたりしているが書類の作成がわからないように感じる担当のおじさん。

文字を数えているのではないかと思えるしぐさ。しばらくしてちょっと若い担当者が来て交代した。パソコンに鋭い眼
をむかててきぱきとさばいて行く・・おじさんのプライド傷つけないように「あっちにいけ」とは言わないでそばにい
て何かを伝えている。

出来上がった・・書類を持ってさっきのどなったオフィスへ、入りずらかったが再び笑いながら「何やってんだワーワ
ーワー」ジョークを飛ばすとみんなの顔が笑っている。担当者も変わらぬ顔だったのホッとした。

奥の方の若い青年二人が「よかったですよ」「怒鳴ってくれて」みたいなこと笑いながらはなす。ドキューメント作成
代「3、600、000」マネーがいる・・。

ええーいったいいくらなんだかわからない。さっき200ドル両替したお札そっくり職員に渡す・・その中から「36
・・・・」をとってわたしに戻した。

これで終わりだろう・・帰りぎわ「何やってんだ・・ワイワイワイ」と大きな声で繰り返すとみんなはバイバイと手を
振ってくれる。出口でみなさんに両手を合わせて合唱ポーズで「すみません」でした・・。

さっきイミグレーションを出たとこにあった両替屋で200ドル=約2万円と残ったUAEのお札もすべて両替した。
(1ドル・・3300ツマンと教えてもらった・・払ったお金は1万円ちょっとぐらいかな。

これで終わりじゃなかった。小さい事務所へ、カルネの他になにかが必要らしい・・。目の鋭い人あちこちへと連れて
いってくれたり戻ったりしてくれるので助かっている・・すべて整った。

「オートバイをここに持ってきて見せろ」と・・これで終わりじゃなかった。12時を過ぎて港に着いてから4時間。
歩いてオートバイのところへ・・「証明書」が必要だとパーキングセキュリティの係官。

オートバイに乗ったセキュリティのうしろに乗ってさっきのオフィスへ。渡された書類をパスポートといっしょのポケ
ットの入れていたのを忘れていた・・「あーこれか」

オートバイはそっちじゃないよ左だよ・・OKOK 倉庫の事務所の用紙を提出。オートバイの場所へ。フェリーから
オートバイを下ろしたのが8時・・。写真などみなさんといっしょに撮ってパーキングゲートを出た。

さっきの「オート場を見せろと言われた事務所へ・・これで終わりじゃなかった。しかし出国ゲートの「門」は見えて
いる。ゲートの脇にある事務所でオートバイの「車体番号」を確認してこれですべて終了。



陸路国境と違って港や空港での国境越えは時間がかかるなー。港の出国・・ゲートの「門」を出たのが13時・・。
アー5時間かかったことになる・・まぁいいかイラン入国出来たことまずはめでたし・めでたし。

大陸に渡ればどこへでも向かうことができる気持ちの安らぎが出来た。フェリーの中でイラン出身の人たちにバンダル
バス港からテヘランまでの途中のホテルのある町を聞いていた。

きょうは300キロが限度だろう・・ラールとゆう町。国境の門を出る時「シラス」「テヘラン」はどっち・・・ゲ
ートの人・地元に人に「まっすぐだ」・・ありがとう。

オートバイが多い・・聞くのも楽になる。信号で隣のおじさんバイクに「シラス」・・「左だ」いいタイミングで聞い
てよかった・・おじさんバイクの後ろについて走る。ここからUターンしろ・・どうしてだろう。

おじさんバイクはバイバイ。すぐに250の白い新車のオートバイが走っている「シラズ」「シラズ」・・オレのあと
についてこい・・すぐに右に曲がる、わたしも強引について行く。





「この道をまっすぐだ」・・「右も左も曲がらないで・・」「そうだ・・」まっすぐと左手を上にあげる。ありがとう。
市内は少し荒れていたがすぐにきれいな道になってきた。あーここはイランだなー・・。

200キロで給油・・通貨の単位がまったくつかめない札を見せてその中からとってもらう。かなり走ってきた「ホテル」
のある町「シリジャSirija」についたようだ・・回り込んで左に入ってゆく。

これまでオートバイはついてくるマイカーはクラクションを鳴らして去ってゆく家族連れが手を上げて右に寄せた・・う
しろにつけて止まる。

車からポットなど持ち出してきてトランクの上に広げている。何事かなと思った、ご主人らいい人と握手。奥さん、母親、
娘さんの4人。こうゆうめずらしい接待は初めてだ

あったかいティ・・蜂蜜を乗せたチャパティをごちそうになる・・次から次と磁石を取り付けたようにわたしのオートバ
イに集まってくる。








わたしはホテルを探している・・奥さんがどこかにか電話してくれている。ゆっくり走るからわたしたちの車のうしろに
ついてくるように・・ありがとう。じゃりみちの場所に入ってゆく・・サッカースタジアムだ。

友だちが車で来た・彼がホテルまで案内してくれるようだ。家族とはバイバイ。一軒目・・だめらしい。二軒目もだめ・・
3軒目ようやく35ドルのホテルに入ることができた。

真面目そうな彼は受付終わる前に「バイバイ」・・ありがとうございました。オートバイは急な坂道の地下パーキング。
あした出すのに苦労しそうだ。

スパーマーケットと聞いて着いたところは小さいお店やさんだった。小さいハム一個買ってホテルに戻る。チャパティは
さっきの家族連れから、フェリーの船員からもらったものがたくさんある。

暑かったアラビア半島・・イランについて13時で35℃ぐらいと・・走っているとだんだん温度が下がる。夕方20℃
を切る涼しさに変わった。

それに雨雲が出てきてこれは雨にやられるな・・・ぽつりときただけ。二度目・・かなり黒い雨雲風も出てきたザーッと
来るのか本降りになるのか・・と思っていると雨雲と反対の方向左に道路が曲がっていく・・・どんどん右へ右へ雨雲か
ら遠ざかって。

3度目・・高原に入って行こうとしている時突風が吹きあれ3度目の正直完全に雨にやられる・・カッパはすぐに出せる
トランクにまだ移していない・・・雨具を出そうにも荷を解いてからが面倒だ・・渋滞してる高原の入り口・・どうした、
事故か。

ぽつぽつ落ちてきた・・。高原から降りて平坦に戻ると右手にカミナリが落ちている・・すぐ右手には真っ黒い雲雨脚も
見えてくる500mもないだろう。両サイドは雨雲。

道路はまっすぐに走っている・・・その上には雨雲がない。右には虹も立っている・・。ぽつりともかなかった。うその
ようなホントの話が3回も続いた。これまでも南米とかアフリカ・・中央アジアでも・何回かあった。偶然でしょうが今
回も太陽に助けられたのかなと思う。

道を聞くタイミングのときバイクが2回とも教えてくれるバイクがいて助かった。ついでにもう一つ。例のトッピ(突飛)
・・スピード殺すため「盛土」をこしらえている、正式名称はあるのでしょうが・・知らないで走っていると突然飛び上
がるからわたしは「突飛」と呼んでいる。



南米でもパキスタンでもスタンドの「土台」そのもがうしろにずれてスタンドが立ちすぎて給油する時や止まった時に場
所選びが大変になってくる。今回もその突飛にやられた。小さいのもの・・大きいものはそれなりに越えられる。

前のタイヤとうしろのがタイヤがちょうどはまった時に「腹=土台」に「ガガ」とつかえてずれてしまうのだ。今回も慎
重に越えようしたけどやられた。

小さい町についたとき・・頼りになりそうな青年のバイクがついてきた・右によせて「スタンドのこと」を話してこの近
くに「溶接屋」さんはないか・・地元の人たちが集まってきた。そこにあるトラックが止まっている陰にある。

地元の青年に運転してもらって2,3mのところに溶接屋さんがあった。おじいさんが一人やっているようだ。こうゆう
風にしてほしい・・地面に書いて頼んだ。




最初切断して「短くして」もらおうと考えていたが「それはダメだ」とおじいさん。じゃースタンドを曲げてもらおう・・
地面に書いたらそれなら「OK」。本体を曲げてもらい・・サブスタンドの位置も二度三度調整しながら曲げてもらった。

心配ごとだったことがあっけなく解消して気持ちが明るくなった。「お金はいくらですか」おじいさんは「ノーノー」い
らないと手を振るだけ。

イヤー助かりました。ありがとうございました。以上イランの走り始めは偶然とはいえ「いいタイミング」で走れてよか
った。


フェリーでイランへ
5月4日日曜   はれ29℃   はれ






9時でもいいと言われていたが・・早めに行こう。オートバイに荷物を積みこんで7時35分にイランチケットサービス会
社に向かい8時10分についた。

「カルネ」を渡した・・これで「OK」だとゆう。うん・・この「カルネ」はどこで受けツルのか・・港で渡すとのこと。
「あなたが持って行くの」「そうだ」心配だけどまかせるしかない。

そのまま港のゲートに走る。先日確認している・・5分ぐらいで9時前についた。ゲートで・・どうすればいいのか。セキ
ュリティの人がていねいに説明してくれているが言葉がわからない。

カスタム(通関・関税)に行って証明書のスタンプをもらってくるように・・目の前にある白いビルに行って・・あっちの
窓口こっちの窓口・・3回目の窓口でOKだった。そこに座って待つように・・そのまま便所座りでしゃがんだ。

窓口の女性が笑っている。そこじゃなくてイスに座れと・・。証明書を受け取ってゲートの裏にある事務所へ15dr=
450円。今度はその証明書を持って船着き場に持って行く。

あった・・イランと書いてある船が。荷物はまだ積んだままである。写真を撮りながら・・あそうなのか・・満ち潮で船が
埠頭と同じ高さになるまで待っているのだった。

あと1時間ぐらいでイランから来た荷物を下ろすようだ。どうも順序がわからない・・オートバイは置いたままタクシーで
ホテルに戻る。





きょうのためニワトリの煮込みとビール2缶・・ゆうべ残しておいたのをがぶりつく。昼寝して2時半過ぎにポルト・ゲー
トにタクシーで向かう。3時に開くと言われたところは荷物の検査などすでに始まっている。

なーんだここはパスポートの出国スタンプを押す場じゃない。船のチケットを渡すところだった・・みたような顔の人が座
っていると思ったらチケットオフィスの人だった。

これまで行っていたチケットオフィスは「売り場」ではなくて受付だけのオフィスだったのだ。オフィスではチケットを渡
さずに港のこの場所で初めて船のチケットを渡す仕組になっているのがわかった・・今はじめて受け取った。


きょうのこと・・まとめてみた。
8時・・イランフェリーチケット・オフィス
8時30分港のゲート・・カスタム
イランフェリー埠頭へオートバイを持って行く
11時ホテルにいったん戻る
15時港ゲート・
17時・・UAE出国手続きするため待機
18時出国手続き始まる・・・全部で5,60人ぐらい
19時出国・・手続き終了
乗客の荷物はトラックに積み込み・・フェリーまで運びそのままイランまで
運ぶ。止めているオートバイの場所でひとりだけ降りてフェリー乗り場へ。
20時すべてマイカートラック積み込んだあと最後にオートバイ積み込み終了
21時弁当配られる・・・いつの間にかフェリーは動いていた。
日本で使っていたフェリー・・らしく「ドアー」に「ひく」とひらがな

朝から夜まで一日中かかったことになった。救いは乗客全員がベッド代わりに長椅子に横になれることだ。わたしは寝袋を
持ってきたいつの間にか長椅子で眠っていた。夜中、床に寝袋を敷き・・あーやっぱりこっちの方がいいな。