ジョージア・トビリシに入国・・
2014年5月26日月曜 はれ12℃ はれ28℃ (メーター50074km・・トータル33万km) 5月16日アルメニアに入国、走り始めの山岳道路から・・エレバンまで、いい天気に恵まれた・・
太陽に感謝しなければならない。
ところが首都エレバンについてから曇ったり雨だったりとここんとこ、づーっとぐずついてはっきりし
ない天気が続きていた。
きょうは朝から真っ青の青空。きょうは70キロ先のセバン湖まで行ってみる。近いので9時出発・・。
気持ちのいい道路・・そろそろセバン湖・・
ネットで予約しているホテルはセバン湖から20キロ離れていた・・戻って村の人たちに聞く・・ここ
にはホテルなどないよとゆうような顔。
かってはにぎやかだったろうと想像できる街だがいまは寂れてしまっている。風が出てきたセバン湖ま
で走ってみる。ホテルらしいホテルは山の上に一軒あるだけ・・違うなー。ネットではもっといっぱい
あったホテル街。きれいなセバン湖のほとりを走ってみる。
セバン湖のほとりにホテルらしい建物はあるが・・すべて廃墟になっている。ロケーションがよかった
っ連泊でもしてもいいかと考えてきたが・・ホテルが見つからないし、特別に美しい湖でもない・・
どこにでもある湖に見える。
11時前・・これじゃ前に進むしかないな・・ジョージアまで200キロ・・走っていくか。この先山
岳道路と聞いているので不安はある。風が冷たく感じてきた。
ベンジンスタンドで山の道路「寒いだろうか」と身体を震わせる・・若い人たちに聞くと半そで姿の若
者は「大丈夫」と応える。
よし寒くなったら途中で着替えよう。どんどん登っていよいよ山岳道路になっていくと思ったらトンネ
ルが出てきた・・結構長いトンネルだった。それを過ぎると暖かくなって下りにはいる。
まだこの先山岳道路が出てくるのだろう。カーブの道が続き距離が伸びない・・。まぁあわてることは
ないだろう・・きょう中にジョージアに着けばいい。
時どき町が出てきたり村が出てきたり、、山岳道路ではなく高原の道といった方がいい景色のいい道が
続く、このまま続いてほしいものだ。
高原の中にお花畑が出てきて気持ちをなごませてくれる。通りすぎるわけにはいかない・・自然の花がいっぱいだ、オートバイを止めて写真をとる。アルメニアの高原とまたちがったおもむきの高原に感じる。
14時ごろ国境についた。エレバンからここでまで200キロ。アルメニアの出国手続き・・ホーラ
ンド(オランダ)のツアーお客さんといっしょになった・・オートバイの写真を撮ったり・・話しか
けてくる・・
最初走りだしたのは「ホーランド、アムステルダム」だったんですよ・・と喜ばせる。アルメニアの
残った紙幣をジョージアのお金に両替もすませアルメニア出国手続き終了
次は「ジョージア」入国手続きパスポート、オートバイのパスポート「カルネ」を出しながら・・国境
係官もオートバイに興味があるらしく3,4人集まって誠実に質問してくる。
こちらも誠実に応える。国境に芝生の上にでかい文字が書いてあるあの「GEORGIA」文字だけ写真
に撮りたいと頼んでみたら「OK」の許可が出た。国境からトビリシまで70キロ・・40分でつく・・
道はいいぞ・と係官。
「ありがとう」・・15時を過ぎている。走りだすと自転車で走る二人・・アレーッ韓国人か日本人の顔
だ・・。Uターンして会って見ると日本人の二人だった。今回ははじめて会う自転車の旅の人。
神奈川の昼間さん夫婦と自己紹介してくれた。これからイランまで走り・・中央アジアに入り中国にもち
ょこっと入っていく予定だと・・あと1年ぐらいはかかりそうと笑いながら話す・・お互いにいい旅を続
けましょうと別れる。
トビリシに市内についた17時ちょっと前・・2003年10月に来たので今回で2回目になる。目を見
張るような近代的な建築が川のそばに建っている・・。
ホテルを探すためタクシーに4000円以下のホテルを頼み・・うしろからついてゆく・・。ホテルにつ
いた、若夫婦でやっているようだがホテル人の対応じゃないな・・仕方ないとりあえず2泊して他に移ろう。
近くのスーパーで食料を買い込んで昼飯抜き・・途中路上売り場で買ったサクランボを喰った・・腹へったの
でさっそく晩飯にする。
スーパーから戻るとき鉄塔が見えて・・あーあれだ・・あの鉄塔を写真に撮ってトルコに向かったことを思
い出した。
ジョージアにはしばらく滞在する予定である・・あした・・じっくり安宿を探してからゆっくりしよう。夜
9時なって雨が降ってきたようだ。ところでウィスキーは片手で持てる小型瓶から直接呑むのが一番うまい
のかなーって・・自分は思う。