松尾清晴オートバイ夢ひとり旅・世界走行中・5年10ヶ月・102ヶ国(訪問111カ国)・28万km走破・総集編

2000年10月~2008年11月まで5年10ヶ月・102カ国(訪問111カ国)1500ccで28万km走破

第7次・オートバイひとり旅・アラビア半島~イラン~アルメニア・首都エレバン③ 5月18日

2014年05月24日 | 赤道直下と陸路国境148か所



2014年5月18日日曜   はれ7時10℃    はれ10時21℃    はれ11時23℃
温度計10℃ひんやりした空気のなかホテルを7時に出発。ホテルの兄ちゃんにエレバンまで
山の道なのか・・指1本をさしたので一回だけなのだろう、少し安心。

エレバンまで150キロと話す。きょうも早めに給油しとこう。ベンジン専用と軽油専用のス
タンドに別れていることがなんとなくわかってきた。

スタンドを過ぎるとエレバンまで「111k」の標識が出てきた。ごとごとタイヤの振動がハ
ンドルにひびく。

道路が悪いのか・・オートバイのスプリングが悪いのか・・もしかしたらスプリングかもしれ
ないと不安になってきた。スロースローで衝撃をなるだけ避けて無理しないで走ろう。

30キロ~40キロに落とした。そういえば、スプリングを「強める、弱める」ことが出来
るようになっている・・どっちに回せばいいのかこれまでスプリングの道具を使ったことが
ない、などと考えながら走り続ける。

山に入っていく・・これまでの山岳道路と違って高原の道に感じの山道。標高もそんなには
上がっていかないようなので気持ちもやすらぐ。

正面に富士山に似た雪をかぶった山が二つ出てきた。もしかしたら「アララト山」かも・・
それにしてもだいぶ高い山に見える。写真におさめようとベンジンスタンドの前の空き地に
止めた。

おじさんが出てきた・・「アララト山」ですか「そうだ」。アララト山はこれで3回見たこと
になる。

2001年2月トルコからイランに向かって走っている時アララトを見ながら走って・・峠の
雪道で転倒・・恐くなって引き返したのが1回目。

前にも話したけれどトルクメニスタンからイランに入り・マシュハドから隣のアゼルバイジャ
ンまでお金おろしに走った時、グルジアを回ってトルコに入り・・ふたたびイランに入るとき
見たのが2回目。

これで3回目になる。となりの雪山・・高さは同じでも細い山が二つ並んでいるのは初めて見
る。エレバン市内に入った・・これまで途中の町で見かけたアパートの建築・・かってのロシ
ア時代の面影が残っている・・。

このエレバンにもまだその面影があちこちに見ることができる。ロータリーに止まっているタ
クシーに「ホテル」「寝んね」まで連れて行ってくれ「オテル」か「そうだ・寝んね」タクシ
ー代・・指2本立てた運転手、2000dr400円ぐらい。

「OK」運転手さんは静かに走ってくれるので助かる。公園脇の立派なホテル・・についた。
公園前ではなにかのフェステーバルで音楽がにぎやか・・自転車が多く集まっている。

ホテルのレセプション「ワンナイト」12000円・あしたは空きがなくて19000円。タ
クシーがこことあすこにもあると・・話したので荷物を預けて別のホテルに歩いて行ってみた。

5日からワンウィーク泊まります・・電算機を打ちなおして62$6200円・・。さっきの
高級ホテルの半額だ・・OK泊まります。部屋でネットも使える・・Wifi・・「OK」。

オートバイのパーキングは玄関前で{OK」とのこと。荷物を部屋に入れた。ビール・食料は
100mのところにスーパーがある。




さっそくビール数種類・ステーキ用牛肉・トマト、キュウリ・タマネギ、オリーバーなど酒の
つまみを買い入れて部屋の冷蔵庫に・・。問題はネットが使えるかどうか・・パスワードを入
れなくともつながってくれた、ひと」まず安心。

メール、ブログを出して打って見る・・掲示板も・・パッ・・パッと気持ちよい速さで吸いこ
んでいく・・アァ・ネットが使えてよかったなー。

アルメニアに入ってからきのうまで山岳道路を緊張しながら走ってきた・・きょうも山岳道路
を走るのかと心配しながら覚悟はしていたが最後は高い山は出てこなかったのでホッとした。

しかし400キロの道のりを三日間かかって首都・エレバンについた、ついた。よし・・まず
はビールを呑んでからだ。気持ちまですっきりした・。