ホオジロガモのメスのように見えるけれど,くちばしの先端がオレンジ色になっていない。

まだ若い子なのかな。
成鳥とは普通に出会えるので,こういう個体との出会いは,無茶苦茶嬉しい。

よく見ると,くちばしの先っぽが,ほんのりオレンジ色がかってきている感じはある。

翼を伸ばしたときの,翼の白いパターンは,こんな感じ。


図鑑に照らすと,やっぱりメスの若い個体。
最初は少し遠かったが,嬉しいことに,結構近くまで寄ってくれた。


目の前で潜水を繰り返す。




鳥でも,子どもは,おとなよりも警戒心が薄く,慣れっこいところがある。


比較対照を兼ねて,この日,別のところにいた成鳥も掲載しておく。
こちらはメス成鳥。


こうして並べてみると,あまり違いがないようだけれど,おとなの女性は,冬になると,唇に紅を差すように,くちばしの先っぽに橙(だいだい)を差す。


こちらは,お馴染みのオス成鳥。


体が白くって,緑色光沢の黒い頭に,ほっぺの白斑がくっきり。
頭の三角おにぎりの形は,頭の形ではなく,これは髪型。


横浜ベイスターズの三浦大輔監督と同じように,髪を盛り上げて,乱れなく,ばっちりと整えているから,この形になっている。
松川浦を『ハマの番長が泳いでいる』の図。


首から上を,三浦監督とすげ替えて,想像してみよう。
ハマの番長が飛んだ!

(2025/01/12 ホオジロガモ)