相馬港にアカエリカイツブリがいた。
山形や気仙沼では出会っていたが,ここで出会うのは今季初。
潜水時,ホオジロガモやシノリガモのような尾羽は見えないが,両足のひれの名残が見えるときがある。潜水時のこうした名残で,水中をどのように活動しているのか想像するのも楽しい。
この子は,魚取りの名人だった。
1匹目。
2匹目。
3匹目は,でかかった。
4匹目。
見ていた短い時間に,どんどん捕っては,食べていた。
昨季は,アカエリカイツブリの当たり年で,今回出会ったこの子のように,港や河口など,人に近い場所にも普通に入ってくれていた。
中には,『エリ』が赤くなる時期までいてくれた個体もあったが,今季は,これからどうなるのか。
昨季は,くちばしが折れたり,また,潮だまりに取り残されて,落鳥した個体にも出会ってしまったが,この子には,しっかり栄養を取ってもらって,ここにいる間,元気で過ごしてほしい。
この後に立ち寄った鳥の海にも1羽入っていた。
傾いてきた陽に照らされ,目にキャッチライトが入っていた。
(2025/01/12 アカエリカイツブリ)