鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

そんなに嫌わないで

2024年10月04日 | 宮城県_仙台市(大沼)
 トビは,唱歌『とんび』に象徴されるような牧歌的イメージもあるが,基本,スカベンジャー(腐肉食)なので,ほとんどの人は,良いイメージを持っていないと思う。
 
 ビニール袋に入れた昼食などを,トビにさらわれ,『食べ物の恨み』が焼き付いている人も多いかもしれない。
 
 見かけも,全体的に焦茶一色で,薄汚れた鳥,というイメージが強いのではないか。
 
 そんなトビだが,幼鳥時代は,薄汚れた感じはほとんどない。
 

 この写真のときは,トビの幼鳥に,道路を塞(ふさ)がれ,通せんぼされた。

 なかなかどいてくれなかった。 

 拾ったか,獲ったか不明だが,大切な朝ご飯から離れがたかったようだ。

 なんか,子どもっぽい執着で,可愛い。

 見たとおり,幼鳥のうちは,羽が新鮮で美しい。

 羽縁が白いので,全身に白い斑があるように見える。

 別個体だが,幼鳥は,飛翔する姿も美しい。

 羽の1枚1枚がシャキッとして,翼の両側にある白い斑も,美しく見える。

 おとなになっても美しい個体はあるが,子どものときは,ほぼ100%の個体が美しい。

 人間も,子どもは100%可愛いのに,おとなになるにしたがって,そうでもなくなる。
 それと似ているかな。

 あぁ,また,余計なことを書いてしまった。

(2024/09/24  トビ)

 



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