鳥が大好き!

秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

これからどうするの?

2024年10月05日 | 宮城県_伊豆沼

 9月23日。

 伊豆沼の水面に,カンムリカイツブリの親子が浮かんでいた。



 もうガンたちが渡ってきている季節だというのに,子どもたちは,まだ小さくて,親が餌を与えていた。

 
 今年,何度目の繁殖かわからないけれど,鳥たちの子育ては,身を削るようなもの。
 
 この親たち,がんばっているなぁ。
 
 
 親のうち1羽は,ひとり離れたところに移動して,自分が2匹ほど魚を飲み込んだ後,また,捕った魚を,子どもたちに持っていっていた。
 


 
 子育て中は,自分の食事に専念できない。
 
 それにしても,この子たち,今から大きくなって,飛べるようになって,渡っていくのに間に合うのだろうか?
 
 
 それとも,このまま,ここで越冬するの?
 
 よく考えると,北に渡らないで,ここで繁殖し,ここで越冬する,ということであれば,渡るグループより,繁殖回数を増やすことができる,というメリットがあるかもしれない。
 
 この親子の周辺を,飛び交っていたツバメは,ショウドウツバメだった。
 
 
 ショウドウツバメたちは,北の繁殖地から,南の越冬地に,渡っていく途中に立ち寄ったもの。
 
 
 夏も,冬も,ここにはいないツバメ。
 
 季節は 秋。
 
(2024/09/23 カンムリカイツブリ,ショウドウツバメ)


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