干したてのシュラフあったけええええええ!
ある秋の日の昼下がり、窓の外から
「あっ!ナスビや!!」
「ほんまや!ナスビやー!!」
と小学生の声が聞こえてきました。
どうやら、窓にぶらーんと逆さまに干していた
私の愛用のシュラフのことらしい。
なるほど、色がインクブルーでナスビそっくりです。
子どもの発想力は豊かやなあ、とほのぼのしておりました。
しかし、
段々小学生の仲間が増えだし、プチ騒ぎに!!
そのうち、
ナスビ!ナスビ!ナスビ!
ナスビ!ナスビ!ナスビ!
ナスビ!ナスビ!ナスビ!
ナスビ!ナスビ!ナスビ!
ナスビ!ナスビ!ナスビ!
ぎゃあああああやめろおおおおお!
シュプレヒコールのなか
ここで出ていって取り込んだら
わたしまでナスビ呼ばわりされそうです。
近所の人までわたしの顔を見たら
「ナスビや、プッ」と思うに違いありません。
「ナスビちゃん」ならまだ許そう。
「ナスビババア」なんて命名された日にゃあ。
騒ぎがおさまったころ、すばやく取り込んだのでした。
みなさんもシュラフを干す際は気をつけてくださいネ!