朝食は炊きたてメシとそれにぶっかけるレトルト。昼はパンや行動食。
夕食はスパゲティかラーメンの麺類。
テント泊の時は大体こんな感じで固定しつつあります。
考えるの面倒くさいし。朝食のレトルトは連日カレーの時もあるくらいなんだぜ。
失敗しようにもできない。
はずなのですが、毎回やってしまいまんねん。
某輸入食品店でたまたまセールされていたガパオライスが今回のソレ。
なんか、合わへんのですわ。ナンプラー?バジル?なんだろう。
タイ料理屋のガパオライスは大好きなんですが…。
最後の一口がどうしても食べられなく、
これはもう、ごみ袋行き待ったなし、というタイミングで
黙ってわいはんが私の手からお皿を取って食べてくれました。
わいはんの優しさは五臓六腑に染み渡るやで…。
そんな3日目の朝食を終えてテントを撤収して出発は5時15分。
むー。どうしても越えられない5時の壁。
大天井岳から常念岳は歩きやすく、何となく下ってんの?っていう感じで
体に大きな負担のない平和な道でした。
昨日一昨日が死のロード過ぎだったんだぜ。
コマクサが相変わらず平和ロードにもたーくさん群生していました。
今年は当たり年なんですかね?
常念小屋で水を買って、常念岳に覚悟を持って登りにかかります。
昨日一昨日で相当懲りていますからね。もうここは焦らずに。一歩一歩。
とか言いつつ、お約束の偽ピークにひっかかり非常にショックを受けたのもまた一興。
テント担いで常念岳に登るのって大変ですわ…。
山頂では全身モンベルのキッズたちがいたりして大変賑わっていました。
そして、下りでは登ってくる人たちとたくさんすれ違いました。
南から登るとこれまた大変そうです。常念岳への斜面が壁に見えます。
他人の心配している場合ではないのでした。
蝶槍の登りではまたもブレーキがかかりましたよーっと。
遠くから見た蝶槍に「槍?どこがやねん」とバカにしてすんませんでした。
蝶槍で休憩していた、シルバー世代の方々と時同じくして出発、
蝶ヶ岳ヒュッテを目指します。その団体の最後尾について歩いていきます。
途中で「先に行かれますか?」とお声をかけていただきましたが
心配にも及びません。このペースがええんやで…。
そんな感じで3日目もヘロヘロで終えたのでした。
蝶ヶ岳ヒュッテでは宿泊者のみなさんが生をジョッキでやっていました。
ブルジョワかよ。
私たちは、下山予定の上高地を三股に変えて、そこから餓鬼岳の登山口まで
タクシーを使うかどうか真剣に協議していたのでした。
タクシーしかないのだけど。