未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

受験サイト『のびるネット』のアクセスを伸ばすには

2018年06月11日 21時01分31秒 | 教育


『のびるネット』という受験のサイトを10年以上運営していましたが、学校を辞めて会社を起こしたのを機にリニューアルを目論見、いったんクローズしました。

しかしサーバー移行、DNS移行などの手続きに手こずり、そうこうしているうちに業務が忙しくなり、さらに入試シーズンが終わってしまうという最悪のサイクルにはまってしまいました。

というのは受験生サイトというのは入試シーズン(1~3月中旬)は何をやってもアクセスが集まりますが、それ以外はぱったり来なくなるのです。アクセスが12月頭から集まりはじめ、3月中で収束します。

だからこのシーズンを外すと一年待ちになります。


それで公式サイトは後回しにしてまずブログを立ち上げることにしました。

受験生応援サイト・のびるネットblog

ついでにFacebookページもオープン

のびるネット-子どもたちのために新しい教育を創る -

twitterアカウントもありますが、こちらはこれからです。

一応これでオウンドメディアは整いました。

イベントを企画してFacebook広告などをやって徐々にアクセスを集めていこうと思います。

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さて、以上のような個人的な事情もあるのですがもう一つ今動き出すタイミングだと思うことがあるので書いてみます。憶測・予測の部分もあるので話は半分に読んでください。

今年は大学入試の大変革期です。これは間違いないことです。以下のようなことが起こっています。

1)入学定員の厳密化
募集規模8000人以上の大きな大学の入学者抑制策が本格化したことです。今年の入試(2018年春)は入学定員の1.1倍が厳格に守られました。それがさらに来年には1.0倍になります。

今年はこの効果でそれまで定員割れしていた多くの中位以下の大学が定員充足しました。この効果は大変に大きなものでした。想像以上です。これが地方の大学までは効果がなかったという人もいるのですが、私の見方は少し違います。

今年は予備校の合否判定が役に立たなかったといいます。それはそうなのです。これまで合格したきた大学が合格者を絞ったことにより軒並み不合格者を出しました。これまでGMARCHへの合格実績が高校の売りになっていたので高校の進路指導部は真っ青です。3月の最後の最後まで生徒の入学先を確保するために走り回った先生が多くいらっしゃいましたし、それでも浪人生を出したという話も聞きました。

となると来年の対策はやはり堅実な指導になります。押さえとして地元の大学を入れてくるはずです。

一方不本意入学、あるいは最初から仮面浪人(一旦大学に入るが一日も授業に出ずに来年に備える学生のこと)もかなりいると聞いています。各大学は中退率を情報公開の中に含めなければなくなったので気にしていますが、実際にはこのような事情により、大学の努力にもかかわらず中退者が増えているはずです。(文部科学省の学校基本調査はその年の5月1日が基準日になります。その時までに在籍していればいいので数字上はそれほど大きく出ませんが、実際には連休明け、夏休み明けに大きく抜けていきます。

不本意入学、進路変更には「落ちこぼれ」と「吹きこぼれ」と呼ばれる全く逆の学生が含まれます。学力がなくてついていけない学生と入った大学の授業レベルが低すぎて嫌になってやめると学生がいるのです。

というような事情から今年は大学にとってエポックとなる年なわけです。単に大学入試だけでなく、大学教育の質的転換が課題になる年でもあります。

だからおもしろい年にサイトのリニューアルを行うことはタイミングがいいということになります。

地方と大学の生き残りについての予測は、他の方々の見解とは異なる面白い見方もしているのですが、今日はこのことだけ書きます。

2)のべ(総)受験者数から実受験者数の公表へ。
今年、週刊朝日が4月に大学の実受験生数のランキングを発表しました。どこの大学も複数受験を認めているので、延べの総受験生数に比べて実受験生数は半分以下になるところが多いのですが、極端に少ない大学がありました。近畿大学と千葉工業大学がその例としてあがっています。
詳しくは書きませんが、この実受験者数でのランキングが今後のトレンドになる可能性が極めて高いと思われます。総受験生数を競うことが終わりになるとしたらこれもエポックメイキングなことです。

以上の2つのことから今年受験生応援さいと「のびるネット」をリニューアルすることは実は大きな意味があることではないかと思うわけです。


今後こちらでも裏の情報を本音でいろいろと書いていきます。きっと参考にしてくださる方もいらっしゃると思います。

受験生応援サイト・のびるネットblog

よろしくお願いします。

【追記】
こんな記事が出ました。
ほぼ同じことを言ってますが、今後の読みが多少違いますかね。

「早稲田」「慶應」「MARCH」に入れない… 地方創生で私大文系が難化のワケ - ライブドアニュース








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