各党の原発マニフェストを読んで

原発、エネルギー政策の各政党マニフェスト 比較
http://senkyo.yahoo.co.jp/manifesto/category/energy/

原発政策も今回の総選挙の争点になってる。

各政党は、脱とか、卒とか、ゼロとか言ってるけど違いがわからいよね。そして廃止にしても、うちは、そくじ廃止！10年以内に、20年後には、30年後に…廃止なのか、稼働停止なのか、廃炉なのかも、マチマチで具体的な内容はなく、無責任なものばかりである。

原発廃炉とはどうゆうことか考えてみよう。

原子力発電所は、そもそも廃炉を前提とした造りではない等で作業に大きな支障が出てきている。
火力発電所であればボイラーなどに立入って確認できさらに直接解体できるが、原子炉では長年の運転により放射化が激しくなかなか立入れない状態となっているため
人間が立ち入って解体できないし、調査もできない。
高性能解体ロボットを開発してもらうしかない。
また数十年間の運転中に累積した大量の放射性廃棄物の処理に関しては恒久的な措置は未だ決まっていない。
低レベルの放射性廃棄物に関しては処理後廃棄処分される予定であるが、高レベルの放射性廃棄物に関してはどこでどういう方法で隔離保管するかは未定である。
この隔離保管期間は数百・数千から数万年と長期に渡る為、未来の地球上生命体への負の遺産の影響をできる限り低減させる必要がある。

たとえ廃炉したとしても、完全廃炉には100年から数万年もかかるまんねん。

こんな議論は無意味なのだ！

ただ新たな原発建設は中止して、地震に弱い原発は稼働停止するのは当たり前たいそーなのだ！

核兵器と同じく原発も一度てにしたら最後、完全に捨て去ることはできない悪魔の存在なのだ。

そして日本の周辺諸国には偏西風の風上に原発を沢山持つ国があるので、日本だけ原発廃止しても意味ないのだ。

核兵器も原発も世界中から無くせれは理想世界だが、現実問題として、稼働停止、廃炉なしで施設は維持凍結が、残念ながら結論である。

戦争抑止力の為の核武装論も石原慎太郎維新の会党首が言ってたけど、日本は平和憲法下で核兵器はもたないけど、日本に宣戦布告してくる核大国があったら、いつでも憲法改定して、直ちに核兵器を作る能力も技術もあるぞ！と国際アピールしとくのも、たとへブラフであっても戦争抑止力になるのである。

日本には、北朝鮮が苦戦してるロケット技術（大陸間ミサイル技術）は、すでにあるし、核兵器の材料になる資源、プルトニウムは、処分場に困るほどあるのだから…

それに最悪！自然災害や隕石衝突のような宇宙災害が日本に起こったら自然再生エネルギーどころではないので、比較的安全性の高い新しい原発は、緊急事態用の補助電源として廃炉にしないほうがいいのかもしれない。ヒステリックに原発絶対ダメ！という廃炉あるのみ！の発想も危険ではないか？と口だけマニフェストを見てると、思えてくる。今日、明日にでも期日前投票してくるが、迷える子羊であった（笑）