3月に出版された『東京劣化』(松谷明彦/PHP研究所)はそんな違和感を抱き始めた人々に、あるいはいまだに希望を捨て去れない人たちに冷酷な現実を突きつける。著者は大蔵省主計局、大臣官房審議官等を歴任した財政学、人口減少研究における第一人者である。具体的に試算されたデータとマクロ経済学、社会基礎学の法則を駆使し、「東京オリンピック」前後に起こりうる「東京の現実」を暴き出している。
まず人口構造の悪化はすさまじいことになる。2010年に対し2040年には東京の高齢者は143.8万人増加し、1119.5万人に達する。人口は6.5%減に対して高齢者は53.7%も増加する。すでに高齢化のピークにある秋田県は人口は35.6%減だが、高齢者も4.5%減るのとは対照的だ。40年、東京の労働力高齢化は全国一となり、労働力、作業能率は能率は劣化する。(書評より)
日本は成功体験を棄てよう!日本人は勤勉で正直者で約束を守る働き者だったのは昔の話、64年の五輪は日本の先進国宣言だったね。しかし2020年五輪は、今まで他国の五輪、特にラテン国や途上国の五輪施設が開会式に間に合わないなんてのを日本人はバカにしてたが、そう!日本も新国立競技場建設完成は開会式には、もう間に合わない屋ー根!(笑)
普通の国になったのだ
それでも格好だけは繕うだろうが 五輪後は、もっと心配だ。 昭和戦後の自民党的政策では無理なのだ。いや無理なので、戦前の富国強兵を目指して戦争参加して1940年の幻の東京五輪(各自検索!)になるの?
もう高齢化社会は防ぎようがない!
そこで2020年東京パラリンピックに注目しよう!パラリンピックは障がい者の五輪意識が高いが、街作りを、五輪後の超高齢化社会を考えユニバーサルデザイン社会にしよう。
バリアフリーを言っているのではありません。バリアが有っても乗り越え寝たきり、引きこもりをなくしたりするシステム。我々が高齢者と言うことは誰でも身体や脳の機能が衰え障がい者になることなので、全ての障がい者は先輩なのです。しかもパラリンピックに出場する人達は、その中のアスリートなのです。
彼らの努力や考え方は、必ず、健常者五輪よりも2020年以降の我々の社会や生き方にプラスになります。
高齢者は住民投票の老害などと言われる社会ではダメです。
逆説的ですが高齢者のが時間があるのです。テクノロジーやイノベーションも機能低下を補ってくれます。高齢者の活動やボランティアをパラリンピックアスリートのように生き生きしたカッコいいものにして社会活動した人に年金や生活保護の発想ばかりではなくポイント制の特典を与えるような事とか経済効率とか経済効果とかばかりな発想ではない2020年の五輪、パラリンピック後を考えていかないとホント!暗い未来になっちょうよ!