皆さんは「小公女セーラ」
ダイアモンドプリンセスの悲しい物語を知っていますか？
時は19世紀の後期。1885年、10歳のイギリス人少女、セーラ・クルーは、インドでダイアモンド鉱山を掘り当てた富豪である父、優しい美人のフランス人の母との一人娘としてなに不自由のない生活を送っていたが、寄宿学校に入学するため父の故郷であるロンドンにやってくる。
父の希望もあり、入学したミンチン女子学院では特別寄宿生として優遇されるが、それを自慢する事もなく、母を亡くして寂しがるロッティの母親代わりになったり、田舎から雇われて来たメイド・ベッキーの不始末を庇うなど、持ち前の優しさと育ちの良さで「セーラはダイアモンドプリンセスね」とみんなの人気者になる。
ところが、それまで生徒達のリーダー的立場であったラビニアと、貧しい育ちから成り上がったミンチン院長のコンプレックスを刺激する形になってしまい、2人から嫉妬や悪意、憎悪に満ちた根深い感情を抱かれるようになる。ダイアモンドプリンセスなんて育ちの良さを言ってもセーラの父は貧しいインド人をダイアモンド鉱山で働かしカジノ船籍でボロ儲けして成り上がりした。 エセ貴族よ！と陰口を立てて児童文学史上最悪の学校イジメに合う話はアニメ「ハウス名作劇場」でトニーも涙して見てた。
そしてセーラへのイジメは、今まで仲良くしてくれた友達や教師や寄宿舎生徒にも拡大感染しだした。
セーラの11歳の誕生祝いの最中、インドにいる父が経営してた豪華カジノクルーズ船が謎の流行性ウィルスに汚染され多数の患者を出した。イギリス船籍ダイアモンドプリンセス号は破産の末、お父さんもウィルスに犯され熱病により死去したという知らせがもたらされる。
ダイヤモンド鉱山への投資などを回収出来なくなった事に激怒したミンチン院長はセーラを学院から追放することを考えるが、世間体を考慮し、学院の使用人として無賃金で働かせる事にする。
暗く狭い屋根裏隔離部屋に移されたセーラは、使用人たちやラビニアらによる執拗なイジメを受け、「オマエはもうダイアモンドプリンセスではない！ただの一文無しのミナシゴだよ！オマエのオヤジの資本主義搾取のツケがオマエにきたのだよ！」と皆、手のひら返したように今までルサンチマンだった嫉妬心が表面化して来ました。
しかし本来、純粋で誰にでも優しかったダイアモンドプリンセス「小公女セーラ」を愛する
ベッキーやアーメンガードを始めとする心ある味方に支えられてゆく。
涙の物語だったのである。
2020年日本、現在横濱のメリケン波止場に係留されている豪華カジノクルーズ船舶「ダイアモンドプリンセス号」もこの物語から名付けられた。
後のこの悲劇の船はタイタニック号の悲劇のように語られるかもしれない。
我々もルサンチマンの貧乏人の嫉妬心から金持ちのカジノクルーズの旅のツケ！
と非難してはいけない！ 日本国政府の対応が悪く苦しんでる隔離乗客の中には、やっと65歳で定年して、虎の子の退職金で夫婦で夢だったダイアモンドプリンセス豪華クルーズを楽しむ人や持病の心臓病や糖尿病の闘病生活で海外旅行なんて無理！と諦めてた高齢者や障害者も飛行機でなく個室一流ホテルのようなクルーズ船旅行なら！と生まれて初めて海外旅行する人もいる。
もうこれで横濱にはアベシンゾー政府主導のIRカジノ賭博場は絶対にいらない！との横浜市民の声は高くなるが、メリケン波止場街ヨコハマ豪華客船と横濱崎陽軒の中華シウマイは愛していきたい💕
頑張ろう！横濱メリケン波止場⛴️
セタッシーだよ
