牡蠣船の季節

2009-11-20 19:32:04 | グルメ

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右に浮いているのが牡蠣船です。左には平和通りのクリスマス
イリュミネーションが輝いています。犬との散歩の途中に撮影。

 11月も下旬に入りましたね。牡蠣の季節です。欧米では英語の各月のスペルの中に『r』が入っていない月、つまり5月から8月までは食べるのを避ければあとは良しということらしいです。
 しかし、日本では旬というのがありますよね。そして、これから
旬を迎えるのは、広島の養殖に用いられる「マガキ」で、12~2月。「花見を過ぎたら食べるな」といわれています。一方、夏場が旬なのは「岩ガキ」。種類が違うんです。岩ガキの旬は6~8月。これらの時期の違いは、カキが一番おいしいとされる“産卵前”がそれぞれの旬に当たるからで、産卵後は身も痩せ、味も落ちるのだそうです。
 広島市も最近、夜は寒くなりました。こういう時は熱々の鍋を皆で囲んで一杯なんて気持ちになりますよね。そうなると、やはり牡蠣の土手鍋となるわけです。ついでに熱々のカキフライもいっしょに欲しいものですね。

 そういう時は、ちょっと贅沢をして、平和公園のすぐそばの元安川に浮かぶ牡蠣船で鍋をつつくのは如何でしょうか。船と言いますから、実際、川に浮かんでいます。障子を開ければ磯の匂いのする川面からの風が感じられるでしょう(凍えるでしょうけど)。中はお座敷になっています。情緒が感じられると思います。
 冬の牡蠣だけでなく、夏は障子が開け放たれ、川風で涼みながら瀬戸内海の新鮮な魚介類も楽しめます。お昼は定食が用意されていますよ。ただ、いずれにせよ、風情代も入っていますから、一般の店よりちょっと値段が高めです。

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