「愛しい風」へようこそ・・
庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・
旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。
移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。
風を感じて立ち止まっていただければ
嬉しいです。
人間関係が難しいのは、日常で誰もが抱えている悩みだと思います。
仕事・ご近所・友人・親兄弟・夫婦・・
様々な関係の糸がこんがらがって「もう、イヤ！」と放り出したくなることだって
ありますよね。
今日は友人のささいな行動なんですが、
私にはどうしても納得がいかないので少し書かせてください。
（愚痴になってしまったらごめんなさい）
その人とは年に２回くらい共通の友人とお昼を食べに行く付き合いです。
他人に気遣いが出来るとても丁寧な人でメールなども
いつも敬語で（ひとつ年上なのですが）返信してきます。
そんな彼女から先日「お留守の時に庭をぐるりと見せてもらいました」とメールが来ました。
その言葉に私はビックリしました。
うちの庭は裏にあります。門扉を開けて東側のけっこう長い通路を通り南側の裏庭に出ます。
一部中庭になっていて、もうそこはプライベートな空間です。
留守宅の人の庭に勝手に入るなんて私には理解しがたいことです。
家を行き来している友人ならともかく、個人的にそんな関係でもない間柄です。
何よりも私がショックだったのは、あのいつも人に気遣いの出来る人が
「どうして普通にそんなことが出来るのか？」という疑問です。
こういった日常のちょっとした事でも、
人それぞれに感じ方の違いが浮き彫りになってくるのでしょうね。
私は自分のプライベートな部分に干渉されるのがすごく苦手ですし、
人のプライベートな部分に立ち入ることもしない・・というか出来ません。
「別に庭に入ったからって友人ならいいんじゃない」と思われる方もいるでしょうし、
「留守に勝手に入るなんて不法侵入でしょ」と言う人もいます。
その友人も花をたくさん育てていて広い庭があります。
でも玄関側の前庭なので、裏庭を持つ家の感覚はきっと理解していないのでしょうね。
「今度は家にいる時に遊びに来てくださいね」と言っておきましたが
けっこうデリケートな人なので、それ以上のことを言えば、きっとすごく気にすると思うんですね。
何だか今でも、もやもやした複雑な気持ちです。
メールでも何でもいいから事前に言って欲しかったですね。
自分では何でもないと思っていることで
人に迷惑をかけてしまっていることは私にもあるかもしれません。
誰にでも言えることだと思いますが、人は自分の基準でつい物事を判断してしまって、
他人も同じように感じるだろうと、ついつい思い込んでしまいがちです。
でも投げられた言葉をどのように受け止めるか。。
自分と自分以外の誰かとの境界線をどこに引くのか。。
それは十人いれば十人のやり方があります。
それをいつも忘れないようにしたいですよね。
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