さて明石家さんまさんは斯く語りきである。これは芸談。曰く「追いつめられた時には追いつめられた時なりのギャグいうもんがあるんですわ。人間、どんなに沈んでいても笑うんです。葬式の日でも絶対笑えるんですわ。こらスゴいことですよ。でもホント」だと。それは日常でもある事で、切羽詰まった時にこそ閃くものがある。そこからが始まりでもある。正に現在の自民党であり、岸田総理だと思うが、子供の頃から散々、ちやほやされたお坊ちゃんの末路を見ているようで、岸田総理が嗚呼なのも、環境がそうさせた感もあり、あれでは国民の暮らし振りも解らん。生活の基準からして違うからだ。あれでは増税とて、影響のない層しか知らない訳で、正直、自身がしている事でさえ解らないのだろう。だから総理になってやりたかった事が人事と言うのも頷ける。自身の世界観を示したかったのだろう。だが所詮はお坊ちゃんだ。その現状、ちやほやしてくれる人は居ない。この人は裕福層の狭い世界しか知らないのだ。政治家は自分から動かないと何も変わらない事も知らないのだろう。それこそ周りが全部してくれた。だから外務大臣時代の失態した要因も斯くやである。
軍艦島を巡るユネスコの歴史遺産の件だ。後からの言い訳が酷かったのは、それを現地に託した者が、まさか韓国の口車に乗るとは思わなかったのだろう。だからあんなに慌て、焦ったのが、その言い訳に表れている。そんな苦い経験があるのに総理になってから、その当人が韓国政府の口車に乗ってしまう。権力を得ると、物事が全て思い通りに進むと勘違いをしたのだろう。「岸田総理は育ちが良過ぎた」。そう思うと全ての事が見えてくる。たぶん育ちの良さからくる勘違いをしたまま失脚をするだろう。その時に自身の境遇に気づいても遅いのだ。慌てて唱えた所得減税も期限付。減らすのはそこじゃない。この人には言うだけ野暮だ。庶民アピールの「お好み焼き」好きも響かない。
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