今週末、エリモにバスが到着する時は100センチの潮位が潮が込みだして午前4時に140センチの満潮になり、午前11時に8センチの干潮になります。大潮ですから、希望する岩場は波かぶりの状態で釣り座を設けることはほとんどできないので釣り人にとって逆潮(ぎゃくしお)と呼んでいます。船の進行に逆らう潮流は「ぎゃくちょう」、主な潮の流れの方向と反対の方向に流れるのは「さかしお」と呼ばれていますが、釣り人は自分達にとって「ぎゃく」と呼んでいるのでしょう。
それでも、この2週間のエリモの釣果では、気温が上昇してきたせいで歌別から坂岸、菊水までの浅い場所でも大物カジカやアイナメが上がるようになっています。ホンダワラも急に発育が進行しています。身エサも今年はアカハラでも好調に釣れカツオも大当たりです。
エリモ界隈に週末は6台以上の釣りバスが向かいます。私たちのバスは札幌から岩見沢に迎いに行きますので、希望する釣り場には入漁が望み薄でしょう。何故なら午前8時頃から1-2時間しか岩に乗れませんので潮が落ちるのを待つ間に釣りをする溝がほとんど占拠されていると思うからです。
釣り場範囲が笛舞から岬港と満潮でも何とかなる冬島、山中、旭、近浦が外れていますので、釣れるかどうか分りませんが藻のある場所を釣り歩くしかないでしょう。逆潮の時には、範囲を広げるか、時間を長く設定した方がいいでしょうね。2週間後の医釣会のときも同じ潮で朝9時までですので悩みます。