しの兄さんから聞いてはいましたが、日勝大和の4-5mの堰堤を超えて津波が襲い、昆布漁師の軒先までやってきた、と浜の漁師のおばちゃんから話を伺いました。浜の降り口になっている船上げの板やコンクリート板は沖に持っていかれ崩れかかった階段も見ました。
返す波でコンブ干し場の砂利も持っていかれ、7月からのコンブ獲りに備えて砂利を買ってコンブ干し場を整備しているんだ、とも話してくれました。絶対にコンブ干し場でイカゴロやコマセを扱わないでくれと、いわれました。私は、ゴロは前処理をして漬物用ビニール袋とその上にもう1枚の袋でゴロの漏れを防御し直接外に置かないことしています。
コンブ揚げの棒は無事でしたが、堰堤を守っていたテトラも散乱していました。の中央の小川の左右は以前、玉石と砂利の浜でしたが、コンブ干し場の砂に埋もれて砂浜(下の写真)に変わっていました。
下の写真は、海の方向に傾いて壊れかかった階段の傍で干潮時の大和の沖を撮ったものです。コンブは着きがいいようで健全です。漁師もほっとしていました。船揚げの上にところどころ磯船に海水を満たしています。これは、コンブを洗う為にあるんで、バッカンで水を汲んだり、この水を汚したりしないで呉れと頼まれました。エリモの新浜では、家の中まで波が入ってきて壊れた堰堤を工事中です、ので近寄らないで欲しい、とのことです。