今日は、月に一度の「男の料理教室」、4人で3つのメニューを仕上げる。グループ4人のうち2人はベテランなので、1品づつあづけて、新人2人で「時サケとメークイーンの煮もの」に挑戦した。釣魚の対象になる素材を選択することにしている。
素材で嫌いなものは、サケと鳥肉と生姜なのだが、いつまでも嫌いで済まされない。料理教室に高い頻度で顔を出す素材なので、克服しようと敢えて今日は選んだのだった。金網に時サケを一口大にブツ切りして載せ、ボナさん小さいよ、と先生に指導が入ったが、味を沁みとおらせるように小さく切ったのだっだ。臭みを取る為に熱湯をかけた。表と裏も念入りに熱湯でくぐらした。
4人前なので調理がしやすいように26センチのテフロン加工のフライパンにカップ1杯半の水とコンブの切れ端をぶち込んだ。沸騰してきたところに一口大に切ったメークイーン(荷崩れしにくいイモ)を入れ、再度沸騰してきたところにサケと臭みをとる生姜の薄切りを入れ、大さじ醤油4.5、ミリン2.5、酒2.5に砂糖2杯で合わせた調味料をかけた。
ひと煮立ちしたところで中火にし、アルミホイールで造った落としぶたをかけさらにフライパンと同じ大きさの鍋のフタを少しあけ煮込みに入った。煮汁が素材に沁みとおるように、時々フライパンを揺すり、汁を振り掛け続けた。せっかちですぐに盛りつけようとするのを、まだよまだよボナさん、とダメが入った。煮汁が殆どなくなって、テカリがでてきたので盛りつけた。この調理法は、釣魚の煮付けに応用が効くと思う。右上は「豆腐とネギのかきたま汁」、左上は「グリーンアスパラのゴマ風味和え」である。