利尻島鬼脇港内での釣りに続いてエリモ町日勝大和の平磯堰堤釣りと、胴付きを履かないで釣りをした。奇妙なことに、この2回の釣りで思わぬ好漁をみた。やっと、釣りをしているという自信を取り戻せた、ともいえる。
昨夜、入浴中にハゴトコさんから電話を貰い、大漁すると気持ちが悪くなる話になった。ハゴトコさんの場合は、弁慶茶屋でのカレイの大漁のあとで、腕に痛みが出て病院に行っている。そのあと、私の大漁の話におよび、やはり心の問題ではないかとなった。今年になって13回続いた不漁を超えやっと好漁を見ることによって、心のゆとりが戻ったのだろうという結論だった。
土曜日の昼間から夜になってもさっぱりだったのが、夜中から急に釣れ出した利尻。1ケ所で動けない釣りに徹し我慢したあとの好漁が無かったならば日勝大和での大漁はなかっただろう。胴付き長くつを持ってこなかったので、浜に降りて釣りをすることが出来なかった。山岳専門店のバーゲンで購入したハイキングシューズだったので、アイナメさんから長くつなら何とかなるといわれ、途中のコンビニで長くつを求めたが置いていなかった。
例の四肢の皮膚病変が完治していないので、再発を嫌ってむれる胴付きをしばらく我慢しよう。どうしても胴付きを履かねばならない淡水の始まるまでは、と決めていた。移動できない状況に追い込んでいたのが大物を呼び込んだものだろう。胴付きを履いていたなら、午前6時までほぼボの字でじっとしているわけがない。せっかちで短気な私がのんびりと悠々と釣りに臨んだのは胴付きを履かなかったのが大きい。今日の全道大会も胴付き無しで行く。