ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

カズの子の思い出

2012-04-06 15:29:50 | 釣り
苫小牧で獲れているニシンは30センチをゆうに超えて、勇払埠頭で群来を起こしたということです。その近くで52センチのクロガシラも上がっているというから海水温が低いなりに魚群は活発になり、魚達が騒ぐと釣り人も騒ぎます。小樽でも、南防波堤のへち釣りが例年並みに復活してきました。時々ニシンも上がるといいますから、このカズノコを追ってホッケも来ると思います。

釣り新で大きなニシンも見せられて、思い出しました。うっかり報告を失念していました。お袋さんが味付けしてくれたというおいしい味付きカズノコをよちさんから頂いていました。写真を撮るのを忘れてカミさんと食べてしまったのです。本格的に、ニシンの血を塩水で洗って薄い表皮を剥がしてありました。色と味で分かりました。

中学時代、500m以上離れた海まで行って両天秤に吊るした樽に海水を汲んで坂の途中の家まで運びました。ニシンの腹から痛めないように指で取り出したカズノコの入っている四角い大きな枠がいっぱいになるまで何度も運びました。カズノコを痛めないように、しかし血の混じっているのが完全に澄むまで水汲みを何日か続けてから筵に並べて干しました。これが干したカズノコになり保存食になりました。ニシンのことをアイヌ語で「かど」といいます。「かどの子」が変じてかずの子になったんでしょう。

写真は、箸をつけてから、ラーメン店での初めてのラーメンじゃないか、記念に!と撮ったものです。午前中は、朝食抜きで採血、診察でした。近くの「てつや」のラーメンです。とんこつの醤油に、焼きギョーザを頼みました。焼きギョーザを待てなくて箸をつけてしまいました。減塩している私には、少し塩が効いていましたが、おいしかった。ギョーザも旨かった。ポチっと押すと画面が大きくなります。