ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

南西部日本海の潮汐

2013-04-02 21:40:12 | 釣り
江差より南の日本海沿岸に数回釣行して、その都度調べて行った潮汐の時間に差があるのに戸惑っていました。ご存知の方も多いと思いますが、松前に近い釣り場で干潮に向かうと強い潮流が起こります。黄金道路やエリモでも干潮になると潮位の差によって強い引き潮が生じます。

それで、どの程度の潮位差があるのか、調べてみました。
気象庁の北海道南西部の潮位表(天文潮位)によりますと、医釣会の始竿会の行われる4月14日(日曜日)は中潮、松前の満潮は、午前6時4分(潮位は33cm)ですが、江差では6時19分(潮位は20cm)です。北の瀬棚の満潮は6時44分(潮位17cm)です。北に向かうほど満潮の時刻は遅れます。

干潮の時刻は、松前では12時59分(潮位7cm)、江差は10時34分(潮位15cm)、瀬棚は11時17分(13cm)とまちまちでした。月の引力、津軽海峡、奥尻水道、黒潮などの要素が複雑に絡んでいる為に時刻がずれるのかなとも思っていますが、よくわかりません。

私が、言いたいのは、松前の潮位差が33-7=26cmに比べて江差は20-15=5cm、瀬棚が17-13=4cmと北に向かうと潮位差が小さくなり、引き潮の強さは小さくなると思われます。ちなみに、津軽海峡の入り口にある吉岡の満潮は5時26分(67cm)で干潮13時4分(9cm)で潮位差が67-9=58cmと強い引き潮が起こる筈です。北海道南西部に向かわれる釣り人は、このような潮位の違いを確認しておいて下さい。私は、江差と松前の中間にある汐吹漁港近辺の平磯で釣りますが、松前のデーターを頭に描いて慎重に対処する積りです。