釣りから帰ったら

釣りから帰ると翌日は、釣れようが釣れまいがぐっすり快眠して朝を迎えられます。これが釣りの第一の効用です。起床後は、忙しくなります。先ず洗濯。既に洗濯機は回っていました。春先は、防寒下着や防寒中着をたっぷりと着ていきますので、リュックや衣類用ズタ袋に残っていた衣類を洗うものと干すものとに分類です。外で洗い物が出来る季節になったなら釣りから帰ると直ぐにする仕事です。

ダウンの防寒中着やゴアテックスの外着は日に当てますが、化繊の合羽は日陰に干します。釣りに使用した手袋、腕当て、膝小僧、手拭、胴付き、バッカン、クーラー、水汲み、まな板、調理ばさみ、ナイフ、針外し、計測用メジャーなどは調理用洗剤で洗って日にあてます。

レジャーシートや大きな漬物用ビニール袋は、リュックなどを地べたに置かないという目的の他に、ゴミを出さないように、特に風の強い日には、ビニール袋の中で種々の作業をします。汚れた胴付き長くつを入れて持ち帰るのにも使います。洗って干します。

使用した仕掛けは、紙袋などにいれて持ち帰り、針をカットした後に洗剤で洗って干します。リールはさっと洗って干しておきます。大きめのビニール袋に、飲食物や釣りに用いた種々のゴミを持ち帰ります。エサやコマセなどを容れて行ったビニール袋のうち、洗って再利用できるものの他に汚れが強いものはビニールゴミ。燃えるゴミに分けます。釣り用のチェックリストは、洗い物のリストにもなるのです。釣り人にとって洗い物は、魚臭くなく生活する為の必須の仕事です。笑顔でいきいきと洗い物をしましょう。次の釣りにも家人から機嫌よく送り出して貰えます。今晩の夕食は、釣果・ホッケのフライとクロガシラの煮つけです。