ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

旬を釣れなかったことなど

2013-04-16 21:15:11 | 釣り
函館の5人衆と並んで釣りをしていろいろと勉強しました。郷に入れば郷に従えというのも有りなのですが、釣りの基本をおろそかにしていました。2尾身長プラス5尾重量などの審査法による投げ釣り大会のルール故に、投げ釣りでは通常カレイ釣りに比重をおきません。そのような硬い頭では、勝負になりません。それを知らされました。

先ず、カレイ釣りのエサですが、岩虫やイソメを使って函館の方がクロガシラやマコガレイを釣りあげているのに、清部で見せつけられたイカゴロを使ったクロ狙いのパターンに固執し続けました。サッサと虫を使った戦術に交代すべきでした。なまじ、イカゴロでタカノハの大物やヒラメを釣ったという経験を引きずっていました。利尻でのネット天秤(写真中はT上さんから頂いたもの)を使ったクロの大漁も固執に影響していたようです。

イカゴロを下針にその上にネット、中にはオキアミをタップリ容れていました。その上の天秤には折角持って行ったのだからと、甘エビ、鮪、サンマ、貝を系統的に、それこそバランスよく付け続けました。そのうちに夜が白々と明けて来ました。勝負は終わりになろうとしていました。確実に上げることが出来たクロに焦点を当てるのが遅すぎました。16号の丸セイゴよりも14号など、小さなサイズの針による違和感を持たせない向こう合わせ釣法では釣れたと思う。

クロの煮つけを食べて旬を悟りました。小樽の南防波堤のヘチ釣りのように、夜中の船上げに寄ってくるクロやマコがそこにいたのに、何と愚かなこと、勝負を捨て食い意地に向かうべきでした。カレイの遊動仕掛けやみつぐさんのお母さんから以前頂いた乱動仕掛け(上の写真)、ハゴトコさんから頂いたカレイの仕掛け(写真下)を持参していたのに、宝の持ち腐れである。ホッケや根ものを狙ってコマセやイカゴロを使いきろうとした釣法に疑義があった。本質的な点では、自由な釣りをしていないのも情けない。