ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

そして父になり、ジジになる

2013-10-01 21:25:48 | 釣り
昨日、前からカミさんに「ホームステイが終わったなら」見に行こうと誘われていた「そして父になる」を観た。家庭のわずらわしいことはカミさんに任せて、仕事に追われた主人公が発する言の葉をとがめる奥さんの非難が胸に刺さった。

カミさんは、家に帰るなり「アンタとそっくり、父になる前の・・」と、のたまわく。家族を放っておいた父まがいは、何処にも居るんだ、と私は不思議な安堵感を持っていた。ネタバレしないように注意して進めます。

私の場合は、仕事以外にも家族を放り出して、付き合いがいいので、徹夜のマージャンや徹夜の釣りに明け暮れた。仕事の急用によっても、カミさんとのデートや子供との約束をいかに多くホゴにしたことか。懺悔のしようがない。

酷かったのは、留学の決まったのが、息子と娘の受験の前の年。単身で留学し、カミさんには辛い仕事を預けたが、二人は、それなりの道に進んだ。私は、防波堤釣りが恐ろしいという高所恐怖症の気が有るが、息子は立派な高所恐怖症。おしゃべりなのは、娘とひとりの孫に遺伝した。母方の祖父から受けついだ釣り好きは、ひとりの孫に伝わった。もうひとりの孫は、ジジのような自由人になりたいという。