高校時代、雄冬に実家のある友人について行き1週間ほど滞在した。その頃、雄冬は、陸の孤島。増毛から漁船に乗り雄冬に向かった。雄冬では、磯船が迎えに出て、それに乗り移った。浜に近づくと友人のお母さんが、久し振りに会う息子に早く会いたくて着衣のまま海に飛び込んで来た。
感動的な風景で、50年以上経った今でも鮮明に脳裏に在る。彼は、雄冬の秀才で中学3年から留萌の知り合いに下宿していたのだった。沖の岩場で釣りをしたり、泳いだり、雄冬岬灯台までの登山もした。毎日、ウニやアワビをはじめ種々の海の幸の料理でもてなされた。この時のご馳走に勝る料理を食べたことがない。素晴らしい夏休みの1週間だった。
特に今でも追い求めているのは、アワビを煮たのにウニを和えたものだった。留萌に渡ってくる前、金沢の料亭で板前をしていた父にせがんで留萌で作って貰ったものが似ていた。数年前、奥尻にバスツアーで出かけた時のホテルの夕食の料理も似ていたが、同じ料理に、残念ながら未だ出会っていない。
友人の兄は、札幌の二条市場で魚屋を開いたが、今日、同じ二条市場の別の店で造られたイカの塩辛に絡めたウニ和えを考案者から頂いた。おいしいのだが、血圧に障るので、楽しみながら少しづつ味わっていくことにした。友人は、同じ大学に進みいま千葉に住んでいる。来年の同期会で会った時にレシピを聞いてみよう。
感動的な風景で、50年以上経った今でも鮮明に脳裏に在る。彼は、雄冬の秀才で中学3年から留萌の知り合いに下宿していたのだった。沖の岩場で釣りをしたり、泳いだり、雄冬岬灯台までの登山もした。毎日、ウニやアワビをはじめ種々の海の幸の料理でもてなされた。この時のご馳走に勝る料理を食べたことがない。素晴らしい夏休みの1週間だった。
特に今でも追い求めているのは、アワビを煮たのにウニを和えたものだった。留萌に渡ってくる前、金沢の料亭で板前をしていた父にせがんで留萌で作って貰ったものが似ていた。数年前、奥尻にバスツアーで出かけた時のホテルの夕食の料理も似ていたが、同じ料理に、残念ながら未だ出会っていない。
友人の兄は、札幌の二条市場で魚屋を開いたが、今日、同じ二条市場の別の店で造られたイカの塩辛に絡めたウニ和えを考案者から頂いた。おいしいのだが、血圧に障るので、楽しみながら少しづつ味わっていくことにした。友人は、同じ大学に進みいま千葉に住んでいる。来年の同期会で会った時にレシピを聞いてみよう。