ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

おさんどんしてますか?

2015-10-21 14:08:32 | 釣り
水曜日休みの私は、カミさんの日本語ボランテイアが心置きなくできるように、応援しております。重い荷物を持ったカミさんを地下鉄のエレベータの近くまで送って行き、炊事の後片付けをしているのです。すんなり釣りに行くためのコマセ活動でもあります。

初め、勤めていた大学の学生から始めましたが、(今は、カミさんの所属する国際ボランテイア団体の主宰になっております)。およそ20年前にアジアから日本に留学してくる学生や家族を応援する日本語教室を自宅で開設しておりました。留学生達は、丘珠街道の家まで自転車に乗って集まって来るのです。カミさんの友人たちが先生役で半日付き合って呉れました。

週に水曜日1日ですが、このような状態が数年続き、テレビでも紹介されました。窮状を察した道の関係者の示唆により、植物園傍の道の施設に毎週申し込みを続ける条件で利用させて貰えるようになりました。道の施設ですので、教える部屋の時間貸しを利用できるだけです。重い教材やプリント類などを置かせて貰えるロッカーもないのです。



それで時々送って行くのですが、帰りは、同じ方角のボランテイアさんがカミさんを我が家まで送って呉れます。何でこのような話が釣りに関係するのか、ですが、普段は、二世帯住宅の二階にあって釣り関係のアイテムが散らかっている魚臭い私の書斎(上の写真は壁、見本になる仕掛けが並べて飾っております)が、教室になり、昼食会も持たれていたのです。国に帰って偉くなった方や、欧米に留学している卒業者など沢山でております。今、私は海外からの研修生が北海道で一時期雇用される為の健診にも携わっておりますが、不思議な縁ですね。コーヒーが切れた時などに挽いたコーヒーの粉を買いに寄る石狩街道沿いの「かしさ」で、今日の昼飯は、スープカレー(下の写真)でした。一寸炊事をすると、外食したくなるものです。


釣り名人は細工も達人

2015-10-20 21:18:49 | 釣り


通りのナナカマドも全盛期です(上の写真:カミさん撮影)。今回の例会で、カジカを19本も釣ったアイナメさんから、釣れた仕掛けを1ケ頂きました。1本針仕掛けは、皆さんと同様な胴突き仕掛けですが、下の写真下は、アイナメさんの誘導仕掛けです。着目すべきは、この誘導機能の部分です。カジカが着いた時に、微妙にクッションの役割を果たすのでしょう。



私は、多くの釣り人と同じ上の写真の上の球錘に中通しにしていますが、直接ストレートに当たるので、違和感がでるのかもしれません。アイナメさん作製のステンレス線の細工は、真似をしようにもできません。これが先日私の横での94翁のカジカ釣りでの入賞に寄与した背景にもなると存じます。



テント地で審査用のバッカン(写真上)を手縫いしているN村さんから、今夕2ケ分けて頂きました。釣魚連盟の1の10の審査には、釣れた魚の点検に難があり、使用禁止になりましたが、2の5の審査を行う私達の周りには、このバッカンの愛用者が着々と増えております。2ケの行く先は、アイナメさんとF川さんのところです。

忙しい釣りの合間に造って貰っておりますので、急ぐひとには、注文ができない代物です。納竿会が過ぎると釣閑期に入ります。釣り名人は細工も達人。冬の夜長に色んな作品造りに精を出されると存じます。自慢の品が出来上がりましたなら、皆さんに披露させて下さい。宜しくお願いします。釣りをしていない時も釣りは楽しいものですね。

カジカは岸ポチョでは釣れない?

2015-10-19 14:12:51 | 釣り
岸でポチョンとゴロの両天秤のようなカジカ仕掛けで1匹2匹は釣れていますが、道釣魚連の大会でも、医釣会の結果でも、カジカの大きいのは、遠投派が釣っております。

場所によってはコンブや藻原が無事だったところでは近間で釣れたようですが、大きな爆弾低気圧のお蔭で、今回惨敗だった岸の根原や藻原がちぎれたり、砂で埋まった場所は、漁師が100-150mで親カジカを確認しておりますが、やむを得ず沖で産卵しているのでしょう。ここでも遠投派は釣っています。沖と言っても遠投する方なら届く範囲です。

カジカの釣り方が沖のアブを釣るやり方に変えざるを得ない方向になっているのかもしれません。日高の今回の範囲で、三石越海のように盤の間の溝や深みでは釣れておりますので、昔から魚達の隠れ家となる場所は、うねりが直撃しなかったので本命場所として存在しているのでしょう。そのような都合の良い場所は、皆が刺さりますから、釣り方を変えて行かざるを得ないでしょう。



1本針遠投がカジカ釣りにも要求されるのでしょう。速いもので、11月は、納会シーズン。2週目は医釣会納会が八雲から濁川の範囲です。釣魚連中央支部大会は、黄金道路の音調津まで、台風などの影響のある時は、噴火湾。やっとタカノハが釣れそうと浮き浮きしております。手稲にもいずみ食堂の姉妹店があるよ、で行ってきました。運転試験場の近くです「さくら」。同じカシワそばを食べてきました(写真上)。門別のいずみ食堂の蕎麦と少し麺の色合いが違いますが、おいしかったです。

医釣会日高の成績

2015-10-18 19:50:32 | 釣り
非常に穏やかな釣り日和でしたが、場所によって満潮の潮込みに波が高く押し寄せるところが有りました。94歳のT藤さんを仲間のN岡さんと見守りながら楽しんできました。浜荻伏の堰堤は、三石の方に寄るに従って深みが増すようで釣りやすい場所に94翁が入漁し、隣にN岡さん、テトラ際の浅瀬に私が入りました。




T藤さんの場所はタカノハは来ませんでしたが、40オーバーのカジカ2尾を含めて(写真上)18人中4位に入賞しました。千石場所は、健在でした。ひげかじかさんより推薦された三石寄りの傾斜地にはたくさんの入漁者が入りました。6mほどの堰堤を超える波しぶきが潮込みとともに大きくなって行きました。釣りやすい場所に陣取ったんですが、私は、ブービー(写真下)でした。T藤さんの入賞に一役かった岩本さんのネット仕掛けを帰りにゲットしました。



入賞者の写真です。前列中央は、優勝の笹島日出晴・ササデンさん、43.6のカジカ含めて1319点、入漁場所は三石道の駅の釣りデッキ。前列左は準優勝の岩本満さん、1260点。カジカ19本の中から揃えて審査に出しました。三石越海海岸。右は3位の大内誠一さん、1177点、春立。後列左は、4位の谷藤太一郎さん、1163点でした、浜荻伏。右は5位の小野田正男さん、三石越海、1131点。



ササデンさんを、交綸会のメンバーが囲んでおります。つりしんには、出ないというので、身長賞の古川孝士がまだらの装いで目立っております。47.6のアブを岩本さん方より三石港寄りで上げております。9時にバスは帰りの始発地点となった井寒台を札幌に向けて出発。静内川岸で審査の後、門別に向かいました。11時開店ジャストに到着しました。私は、年に一度は食べております。これはカシワそばです。田舎蕎麦のいずみ食堂。姉妹店が平岡に有ります。





浜荻伏にタカノハを求めて

2015-10-17 10:06:26 | 釣り
今日は、穏やかな日和で、浦河100年を祝っているようです。医釣会に浦河高校出身者が二人おりますが、浦河市民釣り大会と北海道釣魚連盟の全道大会で300名参加予定と言われる大勢の釣り大会とバッテイングはさけることにしたのです。

私は94翁のT藤さんにタカノハを釣って貰おうと、いろいろ考えましたが、タカノハ名人ひげかじかさんに高齢者でも釣りやすい場所として推薦された浜荻伏の港の近くの堰堤に入る予定です。

浅い場所ですが、朝に潮込みがありますので、暗い内は、ゴロを沢山撒きかじかとアカハラと遊ぶことにします。ゴロの臭いで明けると沖合からタカノハがやってくるでしょう。



コマセは、H江さんが亡くなりましたので、オキアミのブロックをこれから買ってきます。M前屋さんの考案されたゴロアミは、現在市販されておりませんが、カットしたオキアミと切り刻んだイカゴロを混ぜてコマセネットに入れて集めてみます。私の右手にT藤さんが入ると釣れるジンクスがありますので、そのように並びます。上の写真は、今朝買ってきたゴロを凍らせたブロックとオキアミのブロックです。両者を適当なサイズにカットしてネットに入れても同じ理屈です。

身エサの解凍

2015-10-16 21:01:06 | 釣り
明日の夜にいよいよ日高海岸へ出発になりました。火と木曜日勤務の私が、今週は、事情があって金曜日も出勤しました。普段は、金曜日が休みですので、のんびりと週末の釣りの準備ができるんですが、時間をやりくりしなければなりませんでした。

少しづつ竿やリールをみがいたりしながら、仕掛けの準備も早めに始めました。木と金曜勤務になりましたので、水曜日にカツオとイカゴロを仕入れてきました。冷凍されたソーダカツオを適切な時間に解凍して捌(さばき)き、身エサ造りしなけりゃなりませんでした。イカゴロも、解凍して、ゴロ専用バッカンに詰めておかねばなりません。現場で用意するのは、ゴミを出すやもしれず、私は、すぐに針につけられるように前処理しておきます。早く解凍し過ぎると、釣り場でエサの価値が下がりますので、血合いが出ない状態でカットするのが良いと思います。



硬すぎる身エサを捌いて指を切り、釣りバスに乗れなかったことがありましたので、予備実験しておきました。金曜日の夜、冷凍したカツオを冷蔵庫に移し、一晩、自然に解凍し、翌朝、頃合いをみて触り、刃が刺さる時間に捌き始め、適当な大きさにカットしたカツオを釣り場に持参しましたが、コマセや前処置がなじむ時間が有った方が良いと思い1日多く時間を取りました。また、今回は準備の時間が取れませんでしたので、土曜日にゆとりが欲しかったのもありました。

得られた解凍の時間に合わせて今朝出勤前午前6時に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきました。帰宅後すぐに触診しましたが、少し硬いので(写真上)、夕食後に捌きはじめました。作製したエサは、氷を入れたクーラーに入れて持参します。イカゴロは、2時間ほど早めに解凍しました。刃を入れる必要のないエサ類も金曜日の夜にはクーラーに保存します。釣りバスに乗る迄、身エサを絶対に室温に放置はしないようにしています。室内が臭くならない為でもあります。ご存じのように、季節によって解凍する時間が異なります。

まるで十二単衣

2015-10-15 19:58:07 | 釣り
急に寒くなりましたが、如何お過ごしですか?昨年の今日のブログを見ると、ポータブルのヒーターを点火しておりました。セントラルヒーテイングで灯油を焚くのは、勿体ないので、昨年は、ポーターブルヒーターにしたのですが、今年は、2-3日前より、早朝出勤が続いておりますので、家全体を暖めております。

床暖房のスイッチは切っているのですが、幾分ポカポカしております。この床温度の上昇につれて、私の肌の受難の季節到来です。皮脂欠乏性湿疹が季節病のように始まります。高齢化とともに重症になっています。

締め付けられる足首などが最初にかゆくなって下肢の湿疹が常態化します。勤めから帰ってくると、年中浴衣です。寒い時は、フリース素材の部屋着が多いのですが、上下のうち、下のズボンの裾は、締め付けられるのは、かゆいし、つらいので、カミさんの忠告に従って、足首の辺りで裾をハサミでカットしました。家の中ではこれでいいでしょう。

釣りの場合には、寒いところに行きますので、防寒下着に中着、上着、釣りのベスト、パーカー、外着に合羽とまるで十二単衣のように沢山着ていますから、痒くても掻けないのです。掻いても皮膚の状態は直りません、悪くなるだけです。無駄ですからやめなさい、掻くのを。と冷たく、理知的に注意されます。皮膚病に効くというメッカの地、豊富温泉に1週間湯治に行ってきたベテランですが、分かっているけど、止められないのですよ。掻くのを。

イカゴロ対策

2015-10-14 15:01:40 | 釣り
今週の釣りに使う仕掛けを、供養の思いを込めてH江の親父さんの手製の胴突き仕掛けにしました。前に造ったものに追加で使うことにします。1本針は、チヌの8号を使っております。サクラマスの針が、不足しましたので、十分な量のチヌにしました。



針のついていないのが、H江さん手製の仕掛けです。イカゴロが小さすぎたので、前回の反省を踏まえて、ゴロ針の子針は上黒マルセイゴ16号にしました。ハリスは、前と同様にシーガーFX7号で巻いています。丸セイゴでタカノハやカジカも釣っておりますので、ハリスは強力なものにしているのです。

釣具店でエサを買おうとして気になるのは、最近のイカゴロのサイズの小さいことです。スルメイカなどの大きなイカが獲れないせいです。イカゴロの卸屋さんも嘆いておりました。このように、ゴロが小さいと、針の数は2本がいいところでしょう。

週に1-2回はカミさんについてスーパーに出かけますが、大きなイカの生は売っていません。アジ針14号相当のサクラマスのSの代わりに丸セイゴ16号にしたのは、大会ですので、暗い内多いアカハラも釣れるように、丸セイゴで、保険をかけております。保険と言えば、大抵の名人は、イカゴロとカツオで十分だといいますが、その日の気分で何を食べるか分からないタカノハなので、生イソメの小箱、エビ、白貝、塩イソメも持参します。これらのエサを通す針は、チヌや丸セイゴでいいでしょう。週末荒れないといいのですが。

和 悦

2015-10-13 21:29:28 | 釣り
昨夕、H江の親父さんが永眠された。享年82歳。昨夜、マンさんからの電話で知り、今晩、午後5時に、白衣を喪服に着替えて勤めの帰りにお通夜に参列してまいりました。8月から、抗がん剤の治療が1クール終わるごとに退院、元気な顔をみせておりましたのに、残念です。

店に出ているのが、一番なのでしょう。病に負けるようなそぶりも見せず、淡々と、がんを受け入れて明るい顔で振る舞っておりました。私は、抗がん剤の治療中にトラブルもありましたので、おやじさんのようなできた患者ではありませんでした。

がんと知って悩んでいた時期もありましたが、つとめて、心がけておられたのでしょう。会いたくて、リールの調子がどうだとか、道糸を巻き替えて貰ったり、仕掛けをわけて貰ったり、時々顔を見に訪れていました。息子さんから、おやじさんが、決して店を大きくしない、ほどほどのところでお客さんと和気藹々と過ごすことを大事にしていたというような話を伺いました。

投げ釣りは勿論、渓流釣り、船釣りなどオールラウンドの釣りを仲間と楽しみ、息子さんとも渓流に一緒に行っていたといいます。手先が器用で、様々な仕掛けを考えておりました。街の真ん中にマンツーマンで、釣り談義のできる釣具店は、ほとんど見当たりませんので、貴重な方でした。急な死を納得できずにおります。

お坊さんが、法名に「釋 和 悦」を選びました。釣り場に案内し、案内された釣り人が大物を釣ったのを一緒に喜んでいるのが見える、との法話でした。三途の川では、先に出かけたK井さんらの釣り仲間が待っていることでしょう。H江さん、安らかにおやすみ下さい、合掌。

草木は大事な釣りの資源

2015-10-12 17:15:06 | 釣り
雪が近い寒さになり、農作物や花々を育てた借地を立つ鳥後は濁さじにと、引き渡しの作業がピッチを上げております。長く親しんだ近所の方々にすれば耕し続けた畑や庭は、まるで自分の庭であり畑です。時々、手を休めて感慨にふけっております。

集合住宅が建っていた跡地でしたので、コンクリートの塊や、大きな石や砂利だらけの土地でした。OさんやKさんは、作物の育つ土壌にする為に、土を買ってきたり手を加え続けました。土も年代を重ねるごとに立派な土壌に変わりました。

みなさんは、根を運んだりして行っても、移植する土地が、私のところと同じネコの額の庭ですので、限度があります。勿体ないと、了解を得て、残された花たちを少し移植しました。午前中は小雨が降っておりましたが、私が、移植作業をする午後には陽が差してきました。

枯れた雑草など庭仕事で出た草木は、明日、市が無料で収集にきます。小さなことでも、緑化の行動をとり、草木をいじるのも釣りをする人間の心得です。草木を育てて下さい。チャンスが有ったなら、植林に参加して下さい。海岸でゴミを出さないのも釣り人の素養でありマナーです。