角田光代の原作を柴咲コウ主演でドラマにしたもの。子育て中の専業主婦が裁判員に選ばれて、その裁判が母親が子供を死なせた事件だったこともあり、子育てに悩む主人公はいつしか被告に自分を重ね合わせ、夫や夫の両親との関係にも変化が…というもの。
それだけではなくて、他の裁判員や事件の裁判官もそれぞれ家庭の悩みを抱えており…というのはベタな言い方ですが、いろんな人の心の闇を映し出す一種群像劇の様相も呈していて見応えありました。今年見たWOWOWのドラマでは一番良かったかも。裁判員制度の話がドラマになってたのは、これまでなんかありましたっけ?
まだ終わったばかりなのでネタばらしはしませんが、これは結構深い話だったので原作を読みたくなりました。まあ楽しくはないですが。
ということで、再放送あれば見られる人はご覧下さい。柴咲コウは結構良かったですね。