福山雅治主演のドラマ「集団左遷」が最終回でした、ね。銀行が舞台のドラマというと半沢直樹風ではありますが、原作は池井戸さんではないんですね。もちろん原作は読んだことありません。
一応全話見ましたが、まずまず面白かったです。前半が支店長編で後半が本店編だったのですが、後半の方が面白かったかな? 今回は三上博史が悪役でしたが、あの人はWOWOWのドラマで結構主役やってます。民放のドラマでこれだけ重要な役で出たのは久しぶりかも。
ただし全体を手放しで誉めるわけではありません。香川照之とか、結局同じキャストが出てくるのでなんか変わり映えしないなぁと。あとは八木亜希子が出てくると途端にドラマが安っぽくなるので、つまらん話題作りに役者じゃない人は出して欲しくないです。
視聴率はかろうじて二桁というところでしたが、半沢直樹とどこがどう違うかというと、やっぱり違うのでしょうね。最近この手のドラマを見てると「そんなに大変なら転職すれば? そんなに優秀ならもっと稼げる仕事あるでしょうに。」と思ってしまうので、そう思わせない展開が必要な時代かも。「ずっと銀行員でいたい」というだけだと説得力ないような。銀行も変わっていかなければいけないというのは散々言ってましたが、「では銀行で何をするか。」「それを果たすためには他の業種では無理なのか。」とか。
まぁ原作を読むともっと説得力あるのかもしれませんが、これは特に読もうという気にはなりませんでした。で、今調べたらナレーションが貫地谷しほりんだったんですね。それは気づきませんでした。今回一番のヒットかも。
あ、そういえば、あの変なしゃべり方の人はなんだったんでしょう、ね。