昭和歌謡ファン注目のNHKラジオ「ひるのいこい」ですが、昨日はいきなりマザーグースの「ミュージシャンをやっつけろ」が流れてきてびっくり。今週のテーマは「ミュージシャン」だそうです。
マザー・グースをご存じの方がどれくらいいるかわかりませんが、これは金沢出身の女性三人組のグループで、1976年7月にシングル「とんでるルーシー」でデビューしました。私は当時中1でしたが石川県にいましたので、よくラジオに出ていたのを聞きました。NHKFM土曜午後の「リクエストアワー」でスタジオライブをよくやってたり。
また、同年9月に「インディアン・サマー」というアルバムを発売したのですが、これもローカルテレビのC&Cだか山蓄だかのCMでよく目にしました。
ラジオに出たときにメンバー紹介を聞いたのですが、それぞれ「マミです」「ユミです」「…あ、高田です」というのがネタになってました。
当時は残念ながらレコードを買ったりしなかったのですが、それから30年近く経ってアルバムがCD化され、それを聞いたらびっくり。すごく演奏はかっこいいし、ボーカルも活き活きしてるし、コーラスもバッチリで惚れ惚れしました。レコードでの演奏は吉川忠英+ラストショーなのでかっこいいのも当たり前ですが。
が、当時ラジオで聞くときは大体三人だけの演奏で楽器はアコースティックギター×2とハーモニカだけ。インターネットの無い時代なので、レコードでのスタジオ録音バージョンとの差違をいう声は聞かなかったのですが、先にレコードの方を聞いてれば私はファンになってたというか恋してたかも。(「ギター上手いなぁ…」と当時も思いましたが。) この人たちが尾崎亜美さんと仲良しだったというのはアルバムがCD化されてから知ったのですが、いろいろ調べると亜美さんのオールナイトニッポンでも番組中にマザーグースに電話したりしてたようですね。1stアルバムにコーラスで参加してるし、レコード会社も同じだったし。
と、1曲聞いてるうちにそんなことをあれこれ思い出したのでした。ちなみに今日は吉川忠英氏の「ミュージシャン」という曲だったので、今週は吉川忠英率が高いのかも(?)。