今日のひとネタ

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尾崎亜美「AMII OZAKI EARLY YEARS ALBUM BOX」のブックレットが充実しすぎてる件

2022年01月12日 | 尾崎亜美
 
 尾崎亜美さんの初期のアルバム5枚が、昨年12月にユニバーサルからBOXセットとして発売されています。

 そこに収録されているアルバムは以下の通りです。

・DISC-1『SHADY』
・DISC-2『MIND DROPS』+4
・DISC-3『STOP MOTION』+1
・DISC-4『PRISMY』
・DISC-5『LITTLE FANTASY』+2

 CDにはそれぞれオリジナルのLPと同じ歌詞カードが付いてて雰囲気はバッチリなのですが、これが四つ折りにしてCDケースに収まるサイズなのでミュージシャンのクレジットまで見ようと思うと、ローガンズには結構つらいです。

 それはそれとして、今回は同封のブックレットのインタビューが物凄く充実してます。初期のアルバムそれぞれについて、知りたかったあんなことやこんなことがみんな聞けて、インタビュアーの方はいい仕事してます。

 さらに、同じ時期に自分でプロデュースを始めた頃のことや、他の歌手への楽曲提供を始めた時のこと、いきなりストリングスアレンジをやらねばならなくなったことなど、生々しい話もあれこれ。

 当時関わった人たちの話でも、松任谷正隆さんについてはもちろん、南沙織さんのレコーディングでの酒井政利さんとのエピソードは初めて知ったし、レコーディングに参加してた坂本教授の話も「えっ!」と思ったし、トノバンの話も「おおっ!」と思いました。

 そういう内容の濃さなので、私にとっては本を何冊か読んだような気分です。これを読んでからアルバムを全部聞くと、また違う味わいがあって素敵です。デジタルリマスタリングがなされてますが、ギラギラした感じにはなってないので、自然に高音質になった感じ。

 ということで、気になる方は是非入手されることをお勧めします。私が最初に買ったアルバムは「LITTLE FANTASY」なのですが、今では「PRISMY」と「MIND DROPS」が特に好きだったり。どーですか、お客さん。