今日のひとネタ

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Fenderの「Rhodes」をなんと読むか

2022年01月30日 | ギターと楽器のこと

 

 私も今では「ローズ」と読みますが、ある時期までは「ローデス」と発音してました。最近、ある雑誌を読んでいてその原因が発覚。これは1977年秋の「ヤングセンス」という雑誌なのですが、ギタリストの小林克己さんによる「ああ情熱の5人編成バンド作り 円満術」という記事がありました。

 そこでは、ベース、ドラムス、オルガン、サイドギター、リードギターという5人編成を紹介しているのですが、そのオルガンの部分で紹介されていたのが「フェンダー・ローデス・マーク1 ステージピアノ」というもの。これを読んでたので、私は「ローデス」だと思ってたわけです。

 ただ、ここに書いてあったくらいなので、当時「ローデス」と発音してた人は多いと思われ、年代にもよるのかもしれません。ちなみにオルガンは、持続音が出せるので「コンボバンドでは欠かせない楽器」だそうです。シンセについては「単音、つまり、1つの音しか出せなくて、コードは弾けないというのがポピュラーだから、少人数のバンドでシンセサイザーだけを使うのは危険」だそうです。1977年の秋ではまだポリシンセはほとんどなかったのでしょう。オーバーハイムの4Voiceくらいは海外では出てたのかもしれませんが。

 ちなみに、この記事で「オルガン各種」として紹介されてるのはホーナー・クラビネット 32万円、前述のフェンダーが43万5千円、ヤマハ YC-20が19万5千円。キーボードやるにはお金かかりますね。ただ、当時中学生の私でもこれを見て「Rhodesはオルガンじゃなくて、エレキピアノじゃないのかなあ。」とは思ってました。

 そういえば、クラビネットを知ったのもこの記事でした。思わず「パッキャマネット パッキャマネット パオパオパパパ~♪」と歌ってしまったのは言うまでもありません。(ウソ)

 それにしても、あれから44年。Fender Rhodesの現物はいまだに触ったことがありません。別に憧れはないなあ。どっちかというとソリーナとかクラビネットとか見てみたいです。