今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

雑誌「guts」をなかなか見ないですね

2022年01月22日 | 昔の音楽雑誌の話
 「guts」は集英社が発行していた音楽雑誌ですが、私が初めて見たのは75年の終りくらいでしたか。Wikipediaには項目がないので、いつくらいから発刊されたとか廃刊がいつだったか、それもわかりません。


 70年代後半には田舎の中学生が普通に本屋で毎号見かけてたし、ラジオの欽ドンでもCMを聞いてたので結構メジャーな雑誌だったかと思うのですが、この古本を案外見かけません。


 中学生くらいの頃は、雑誌はたまにしか買わないので、一冊手元にあると何回も読んでました。なので、その頃に読んだのはかなり記憶してるのですね。最初に見た号では、中村雅俊さんの「俺たちの旅」のギター譜が出てて、当時はそれを見て弾けるようになりました。ちなみに当時小6。えっへん(笑)


 その号ではディープパープルの来日の記事もあったのですが、時期からするとギターは既にトミー・ボーリンだったのでしょうね。サンタナがギターを抱えてる写真も見たかも。


 歌謡曲とか演歌は出てなかったと思いますが、特に日本のフォークとかロックだけじゃなくて洋楽の記事もあり、情報の少なかった田舎の少年には結構勉強になった記憶があります。何より毎号ソロギターの譜面があって、最初に見た号はロバータ・フラックの「やさしく歌って」が出てたような。当時はこの曲をちゃんと知らず、さらにソロギターを弾こうなんてしちめんどくさいことを考えなかったのでスルーしてましたが、今は大好きな曲だしあれをマスターしていれば今頃人生変わったかも。


 なので、懐かしくて古本探してますが、ネットオークションでもgutsはあまり見かけません。たまにあるのは70年代前半(72年とか73年とか)か、80年代に入ってからのもの。私が見たい75年~77年のは、本当に無いですね。なんか不思議。


 とはいえ、プレミアがついてるものをわざわざ入手しようとも思わないので、まずは気長に探してみようかと。日本の音楽雑誌の歴史における「guts」の位置づけにも興味があったりします。