今日のひとネタ

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私にとっての元祖新選組ドラマ

2022年01月21日 | ドラマレビュー
 
 東映チャンネルでドラマ「新選組」を放送してました。これは1973年4月~9月の放送で、当時私は小4。新選組がどういう目的で結成されたとかその末路がどうなったとか、まったく知らずに見たのだと思います。多分3才上の兄が、多少かぶれてたというか興味を持ってたのでしょう。


 製作はフジテレビと東映の共同だそうで、近藤勇役は鶴田浩二、土方は鉄板の栗塚旭。ただし、山崎烝が山城新伍、芹沢鴨が遠藤辰雄、新見錦が成田三樹夫というあたりで、どうも仁義なき戦いの匂いが漂ってきましたが、第二話のゲスト桂小五郎役が菅原文太だったので、疑惑は確信に変わりました(?)。まあ、東映ということで、この年の1月に映画の「仁義なき戦い」が公開されてたのですね。


 なんにしても、このドラマを一番最初に見たので、私にとっては長年「近藤=鶴田」でした。ただし実際の近藤勇は享年35歳で、このドラマの頃の鶴田浩二が48歳ですから、ちょっと行きすぎですね。


 当時は3回目くらいまで見た記憶がありますが、知らない間に終わってたという感じですので、小学生が楽しむのは無理だったのでしょう。怪獣も仮面の忍者もお色気むんむんのくノ一も由美かおるの入浴シーンも無かったし。


 今はあれこれ勉強したので新選組のなんたるかはよ?く知ってますが、初回は芹沢鴨暗殺のシーンは、最後近藤勇との一騎打ちという無茶な話になってました。新見錦の成田三樹夫が迫力満点で良かっただけに、「おや?」と思ってしまいました。


 ということで、当時楽しんで見たという方は私よりはかなり年代が上の方ばかりでしょうが、世間の評価はどうだったのでしょう。全19話で最後が鳥羽伏見の戦いということは、最初からこの回数で決まってたのでしょうね。新選組の場合は、視聴率好調につき半年延長というのは無理でしょうし。


 なお、最後まで見たいところではありますが、例によって東映チャンネルの無料放送で二話目まで見ただけでした。東映チャンネルさん、毎度すいません…。