今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

同じコンサートを二度見られるならば

2019年01月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 コンサートを見に行った際に、「盛り上がる曲でも立ち上がりたくないし出来れば手拍子もしたくない」という人がいます。実際尾崎亜美さんのコンサートにて知り合いがそう言ってたのですが、別にノリが悪いとかひねくれてるとかじゃなくて理由は「とにかくじっくり集中して歌を聞きたいから」だとか。

 確かに歌に集中したいと思えば椅子に座ってじっくり聞くのがベスト。実際前の方の席で立ち上がった場合は真後ろの人が立つかどうか気になるし、手拍子も曲によっては頭で打つ人もいれば裏で打つ人もいたりで気になったり。

 同じコンサートを二度見られれば、一度はじっくり座って聴いて二度目は立ち上がったり声援を飛ばしたりするのがいいかもしれません。とはいえ、盛り上がる曲でも客席全員が座ったまま手拍子もしなければ演奏する側は戸惑うかもしれませんね。

 で、実は昨年の石川ひとみさんの40周年記念コンサートでもうまく手拍子ができないことがありました。というのも、ファンになったキッカケが「ハート通信」という曲で、それが始まった瞬間感激して「お~」と思い、なおかつ歌声も歌詞の一言一句も聴き逃すまいと思ったら、アップテンポの曲なのについつい手拍子が疎かになってしまうんですね。周りの人から見ると、「なんだこいつ、リズム感悪い奴だなぁ」とか思われたかも。

 ということで、今週末の2月3日(日)には石川ひとみさんの40周年記念コンサートの追加公演が行われます。この日は昼夜2回公演なので上記のように同じコンサートを2回見て、違う楽しみ方をする人がいるかもしれませんね。片方は右側から見て、片方は左側から見るというのもいいかもしれないし。

 とはいえ、これからそれを狙おうしても昼の公演は既にチケット完売。夜の部は若干残ってるので昼のチケットを持ってる方のみ、これからでも2回見ることにチャレンジできるわけです。今オフィシャルサイトを見ると、来週末の名古屋公演も完売になってますね。何しろ地元ですし、今月は名古屋方面にキャンペーンに出かけてたので当然といえば当然ですが。

 それにしても、一番怖いのがインフルエンザであって、それにかかってしまうとコンサートに行くことは不可能なわけで注意せねば。参加予定の方々も当日楽しめるようにご注意下さい。


邦楽しか聞かないアイドル歌謡ファンが洋楽を聞いた話(その2)

2019年01月30日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 さて、昨日の続き。キャンディーズの10000人カーニバルVol.2のメドレーに入ってたのは、他にDO YOU LOVE ME、THE HOUSE OF THE RISING SUN、NEVER MY LOVEなど。


 DO YOU LOVE MEは未だにオリジナルを聞いたことないですが、このライブで聞く限りはMMPとの掛け合いもあるノリの良い曲で結構好きです。THE HOUSE OF THE RISING SUNはご存じ「朝日のあたる家」で、サンタ・エスメラルダのカバーもヒットしましたがこのライブの当時はまだそれは発表されておらず、オリジナルはアニマルズということになりましょうか。ただ、私はアニマルズを聞いたことがなく、主にベンチャーズの演奏で聞きました。この曲は邦楽でいうなら演歌っぽいような感じに聞こえて、私はあまり好きではないです。NEVER MY LOVEは、歌もいいですが演奏はホーンセクションが凄くキレがあってgoodです。私はキャンディーズの洋楽カバーではこれが一番好きかも。これもオリジナルは聞いたことがないですが、尾崎亜美さんも桃姫バンドでカバーしてて、そちらは結構しっとりしたアレンジでした。


 メドレー以外では、「(THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU」が秀逸で、アレンジはストリングス以外はカーペンターズとほとんど同じで、よくこれをステージでやったもんだと。MMPもコーラス頑張ってます。ちなみにこれの邦題が「遙かなる影」であることを知ったのはこの5年くらいあとです。お恥ずかしい限りで…。(こればっか) もちろん今ではカーペンターズの方が良いとは思ってますが、キャンディーズのライブヴァージョンもなかなか。この曲自体を凄く気に入って、一時DTMをやってたときにキーボードマガジンにスコアが出てたので全パート打ち込んでみたことがありました。もちろん私はキーボード弾けないので、すべてマウスで五線譜に入力したわけで完成までに半年以上かかった記憶あり。


 「SIR DUKE」はご存じスティービーワンダーの曲ですが、キーはもちろん違ってますが、アレンジは基本的にそのまま。あの間奏のユニゾン大会が凄くかっこよくて、その後スペクトラムの「ミーチャン Going to the Hoikuen」を聞いた時など「フフン」と思ってしまいましたとさ。このライブではミキちゃんのソロボーカルなんですが、表彰ものの名演です。多分キャンディーズで洋楽カバーを真剣にやりたがってたのはこの人だけなのではないかと。この曲に関してはオリジナルよりはキャンディーズのヴァージョンが好きだったりします。


 そして、後楽園球場での解散コンサートについてですが、ここは序盤がすべて洋楽カバー。しかも1曲目の「OPEN SESAME」はMMP+HORN SPECTRUMのみでの演奏。この演奏が私のその後の指向を大きく変えたというかスペクトラムのファンになったキッカケでもあります。10000人カーニバルではMMPのホーンセクションはトランペット×2+バリトンサックスの3人だったのですが、このファイナルカーニバルではMMPがトランペットとバリトンサックス、HORN SPECTRUMがトランペット×2+テナーサックスだったので、合計5人と人数が増えた上に突き刺さるようなホーンの音に「なに、これ? かっこいい!」としびれました。この曲が凄く気に入ったので、オリジナルのKool & The Gangのベストアルバムを買ってきて聞いてみたところ「あれ…違う曲?」と思った程。まぁ編成も違うしアレンジも変えてるわけですが…。


 次がEW&Fの「JUPITER」。これも、こんなにけたたましいトランペットの音を聞いたことがないという衝撃で、さらに間奏の転調がすごくかっこよくて一気にやられました。実はこれもオリジナルよりはこっちが好きだったりします。


 次がスリーディグリーズの「DO IT (USE YOUR MIND)」で、これも勢いがあってかっこいい曲。パンチが効いてるとかいう一言では片付けられませんね。実はオリジナルは未だに聞いたことなかったり。


 4曲目の「PLAY THAT FUNKY MUSIC」はワイルドチェリーズの曲で、これはさすがにあちこちで聞きますし、「元気が出るテレビ」のダンス甲子園ではテーマ曲のようになってました。ここでのヴァージョンはオリジナルよりビシっと締まった感じのアレンジで、なおかつ間奏のギターソロがすごくかっこいいです。このソロは、途中で音が変わってるので二人が8小節ずつ弾いたのはわかるのですが、当日見た人の話によると前半が西慎嗣さんで後半が山田直毅さんだそうです。西さんはこの直前に弦を切ってしまって急遽ギターを取り替えたのでセッティングが間に合わなかったのかペッキペキの音で弾いてますがそれがかえってかっこよかったり。


 次がまたEW&Fの「FANTASY」。当時流行ってたのでしょう。もちろんオリジナルとキーは違ってますが、ここでの演奏はかなりメリハリがついてる感じで私は好きです。当時ラジオたんぱの「ヤロウどもメロウどもOH!」に「メモリアルキャンディーズ」というコーナーがあって、そこでキャンディーズの洋楽カバーの人気投票をやってましたがこの曲がダントツで1位でした。誰が聞いてもかっこいいと思う演奏です。実は私はオリジナルよりはこっちの方が好きだったり…。


 最後が「GOING IN CIRCLES」で、これがThree Dog Nightの曲だというのは今日知りました(笑) いい曲だしすごく意味のありそうな間奏とかエンディングのギターソロとかすべて含めて名演だとは思うのですが、私はやっぱりディスコ系の方が好きですね。


 と、そうやってオリジナルを聞いてみて比較して気に入ったのもあればそうでないのもあり、洋楽を日本人がカバーするとどういう感じになるかというのを体感したり。料理でもイタリアンを日本人向けにしたり、餃子の王将では本場の中華とは明らかに違う中華料理が出たりすると、そういう世の中の機微を感じた気分です。そういう意味では本当に勉強になったので、アイドルおたくで良かったなあと。(って、どういう結論じゃ)


邦楽しか聞かないアイドル歌謡ファンが洋楽を聞いた話

2019年01月29日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 昨日の続きです。邦楽しか聞いてなかったのが、アイドルがライブで洋楽カバーを演奏したのを聞いてオリジナルも聞いてみたくなったという私の中学生の頃の話です。


 当時の私の好みはというと、よく聞いててレコードも持ってたのが甲斐バンド、アリス、河島英五さん、庄野真代さん、あのねのね、グレープなど。(グレープは私が中学に入るくらいに既に解散してましたが) その他レコードは持ってなくてもいわゆるフォーク・ニューミュージック系は好きで、ふきのとう、とんぼちゃん、バンバン、ダウンタウンブギウギバンド、クラフト、中村雅俊さんなどラジオから録音してよく聞いてました。


 そのジャンルでラジオから流れてきたのは大体聞いてましたが、フォーク系とはいえかぐや姫とか南こうせつ氏とか風とかは好きじゃなくて、拓郎さんは割りと好きだったかな。レコード持ってなかったけど。中学生の小遣いじゃ盆と正月くらいしかLP買えなかったですしね。


 アイドルでは私は南沙織さん、キャンディーズなどが好きでしたが、兄は岡田奈々さんと木之内みどりさんの強烈なファンでその辺もガンガン流れてたと。男性アイドルではずうとるびが好きでしたね。


 で、そういうアイドル歌謡をニューミュージックで煮染めたような脳みその中学生がアイドルが歌う洋楽カバーを聞いたわけですが、最初は南沙織さんの「ハロー・リバプール」というのをラジオで。これはスタジオ録音のものですが、もちろん英語で歌っててすごくいい感じでした。彼女はデビュー当時はあんまり歌がお上手でないように言われ「哀愁のページ」あたりから凄く歌唱力が向上したという評価だったので、てっきりそのくらいの時期の歌唱かと思ってあとで調べたらなんとファーストアルバムに入ってました。


 ということは、あの人は歌が上手くなかったわけではなく、日本語で歌うのがあまり得意じゃなかったのかもしれません。なお、彼女をハーフと思ってる人も多いと思いますがご両親とも日本人で、お母さんが彼女を生んでから結婚した相手がフィリピン系の人でした。家庭の教育方針でアメリカンスクールに通ってたりだったわけですが、その辺知りたい方は「南沙織がいたころ」(朝日新書)という本に出てるのでご覧になるとよろしいかと。ちなみにこの曲はいまだにオリジナルを聞いたことがありません。


 南沙織さんはB面全部が洋楽カバーというアルバムが多いのですが、「純潔/ともだち」というのがかなり良くて、「ひとかけらの純情」というアルバムの洋楽カバーは物凄く良いです。実はアルバムの「ひとかけらの純情」を聞いたのは昨年なのですが一発でしびれました。ファンだった小中学生の当時にこれを聞いていたら、原曲に興味を持って完全に洋楽にのめり込んだり英語の歌詞を勉強し始めたりで人生変わってたかも。これらのアルバムはCDでは買えませんが配信では入手できるので、もし興味を持った人は聞いてみて下さい。ほれぼれします。


 そして、ようやくキャンディーズの洋楽カバーの話。テレビではいろいろ聞いてましたが、そんときは「ふ~ん」と思って見てただけ。それが蔵前国技館での「10000人カーニバルVol.2」というLPを聞いて「お~凄い凄い、盛り上がる。」と感激した次第。


 序盤が洋楽を含む長いメドレーなのですが、最初が「プラウド・メアリー」。日本語にして歌ってるのですがこれはアレンジもゴージャスで盛り上がります。当然この曲は知らなかったのでオリジナルを調べたら、家にあった歌本にはCCRと出てました。で、ラジオで聞いたのかどうやったのか忘れましたが聞いてみたら「全然違う…」と。それもそのはずで、キャンディーズはティナ・ターナーのヴァージョンをカバーしてたんですね。そっちのアレンジは基本的に同じでした。それを知ったのは20年以上経ってからだったという…。アホですね。


 ということで、長くなりましたので明日に続きます。


私はキャンディーズが入り口でしたが

2019年01月28日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 NHKFM「夜のプレイリスト」にTRFのDJ KOOさんが登場。1961年生まれだそうですが、実家がスナックでレコードがいっぱいあり、それを聞くうちにジュリーの大ファンになったとか。そのジュリーがGSのザ・タイガースでボーカルをやってたと知り、そのライブアルバムを聞いたところ前半が洋楽カバーで、それがこの人の洋楽への入り口だったそうです。


 アイドルのファンがステージでの洋楽カバーを聞いてるうちにオリジナルを辿ってのめりこむのはよくある話で、私の場合は入り口がキャンディーズでした。初めて聞いたライブアルバムが10000人カーニバルVOL.2でしたが、ここではプラウドメアリー、Do you love me?、Never My Love、Close to you、Sir Dukeなどやってて、そのときはSir Dukeに衝撃を受けました。


 が、当時はもちろんインターネットはなく、周りに洋楽に詳しい友人もおらず、なにしろClose to youがカーペンターズの曲だというのも知らなかったくらいなので、「これらは誰の曲なのか?」とわからないまま聞いてたり。


 その後、後楽園球場での「ファイナルカーニバル」のライブを聞いたら「どっひゃ~!」と。当時流行ったディスコミュージックがこれでもかと出てきて、あまりのかっこよさに驚いたものです。そこではCool&The Gangの「Open Sesame」、EW&Fの「Jupiter」「Fantasy」、ワイルドチェリーズの「Play that funky music」、スリーディグリーズの「Do it」などなど。


 これらのアルバムには入ってませんが、動画サイトではKC&ザ・サンシャイン・バンドの「SHAKE YOUR BOOTY」なんかも上がってますが、あれもかっこいいです。ステージで洋楽をやるときはキャンディーズのバックで演奏してるMMPもまたかっこよくて、「Play that funky music」の動画では、ギターの西慎嗣さんや山田直毅さんが一緒に踊ってる映像もありますね。まぁ私はこの辺がきっかけで洋楽も少しは聴き始めたのですが、どちらかというとスペクトラムの方に行ったので結局また邦楽でしたが。


 それにしてもDJ KOOさんは、ジュリーに大ファンであることを一言告げたくて「あなたのおかげで情熱を持って音楽の道を進んでいます」と言いたいそうです。なかなか熱い人ですね。話を聞いてて結構好きになりました。どうも妙な人だと思ってたのですが、人は見た目で判断しちゃいけないとは思いつつ、あの見かけで普通の人だとはなかなか思えないわけで。まぁTRFには全然興味ないのですが。


石川ひとみ 40周年記念コンサート追加公演まで1週間

2019年01月27日 | 石川ひとみ

 石川ひとみさんの40周年記念コンサートが昨年10月に行われましたが、あっという間にチケット完売したため追加公演があります。それが2月3日の日曜なのでちょうど1週間後ですね。

 ファン歴39年の私ですが、恥ずかしながらその10月の40周年記念コンサートが彼女のコンサート初体験でした。昔見られなかったので一度見れば気が済むかな?とも思ってたのですが、実際見たところ「やっぱりいい声だし、それに可愛い」と思って追加公演も行くことにしました。彼女のどこが好きだったかというと、やはりあの歌声が一番だったと再認識した次第です。それを思いっきり楽しむにはコンサートが一番だろうと。それに、長年アイドルをやってた人は、歌声だけじゃなくてステージの見せ方も堂に入ってます。その辺は場数が物を言いますね。

 あとは、過去のヒット曲だけじゃなくて昨年ニューアルバムが出て、それがまた代表作になりそうな出来なのが嬉しいですね。ファンとして現在進行形で応援できる喜びを噛みしめたいと思います。

 昨年のコンサートは早々にソールドアウトだったので、当日会場の前で「チケット譲って下さい」と書いて立ってた人や、会場の受付に「当日券ないですか? 立ち見でも入れませんか?」と聞いてた人がいました。(当日券なかったので多分入れなかったのではないかと思いますが…。通路以外ほぼ隙間のない会場でしたし。) その人達にとって追加公演は朗報でしょうが無事にチケット取れたでしょうか。

 ちなみに、2月3日は昼夜2回公演で夜の部はまだ若干席があります。行ってみたい方はまだ間に合います。お求めはこちらのオフィシャルサイトからどうぞ。彼女の歌が好きな人なら間違いなく楽しめますよ。


ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」

2019年01月26日 | ドラマレビュー

 TBSチャンネルで録画しました。西田敏行主演、市川森一脚本の1982年のドラマ。TBSチャンネルの解説によると「サラ金の取り立て人と、逃げ回る人々がひょんなことから旅回り一座を結成。そこから巻き起こる騒動をコメディタッチで描いた名作ドラマ。」です。

 当時話題になってたのですが、何しろこの時期テレビを持ってなかったので実家に帰省とき以外は見てません。名作と言われるだけあって力作なのはわかりますが、今見てみると結構わかりにくい部分もあり、コメディといういうけどダークな部分も多くて見てて辛いところも多い、ハチャメチャすぎてちょっと…と思う展開もあり、中盤くらいまでは面白かったかなぁと。特に最終回は無茶苦茶だし。

 このドラマの話題としては、大衆演劇のスターとして注目された梅沢富美男のテレビ初登場。毎回演劇の名場面が出てきたりで、ちょっとそういうのも見てみたいと思ったりしました。ちなみに第7話が欠番で8話の冒頭に7話のダイジェストが入ります。調べてみると、業界的にはいくつかの賞を受賞したりして評価高かったようですが、視聴率的には苦戦した模様。まぁビデオもさほど普及していない時代では、ちょっとわかりにくかったでしょうか。

 放送は今月だけのようですね。どうせなら「港町純情シネマ」も、と思ったりします。


ワインカラーと聞いただけで

2019年01月25日 | 日記・雑記・ただの戯言

 昨日ラジオで新井満氏の「ワインカラーのときめき」を聞いたわけですが、当時はCMで聞けるサビしか知りませんでした。が、数年前に森田公一先生の作品集の2枚組CDを買った時にこれが入ってて、全部聞いた感想としては「わかりにくいメロディー…」ということにつきます。新井満氏はまだ千の風に乗る随分前でしたが、当時シンガーソングライターだったのがどういう経緯でこれを歌ったのかは不明。

 なお、この曲は昭和52年発売なので当時私は中学2年生。ワインカラーという言葉を意識したのはこの時が最初だったかも。その後、キャンディーズの「アン・ドゥ・トロワ」を歌うときのドレスの色がワインレッドだと聞いて急に高級な物だと感じたり。

 さらにふきのとうの細坪さんが当時持ってたヤマハのカントリージャンボというギターが凄くかっこよかったのですが、表面は一見黒に見えるのがライトの当たり加減によってはワインレッドに輝くという噂も聞いて「へぇ~」と。「アン・ドゥ・トロワ」がやはり昭和52年の曲で、そのギターの登場も同じ年。世間ではワインカラーブームだったのでしょう。うちの実家でその頃初めて買ったホットプレートのフタもワインレッドでしたし(?)。

 そしてワインレッドと聞くと真っ先に思い出すのがエレキギターのSGモデル。凄くあのギターが好きで、初めて買ったのはオービルのコピーモデルでした。色は鮮やかなワインレッド。これまでに買ったギターの中で一番美しかったです。残念ながら今は手元にありませんが、今でもワインカラーと聞くとあのギターを買った時の感動を思い出してときめきます。これぞ「ワインカラーのときめき」。

 ちなみに、「ワインカラーのときめき」のサビは「美しい女は 縛っちゃいけないよ」ですが、それを聞いてうちの兄は「そうか、美人には緊縛プレイは禁止か。」とボソっと。まぁそういうオチです。新井満氏には恨みもつらみもありません。


今週の歌謡スクランブルはかなりツボで

2019年01月24日 | ラジオ番組の話題

 今週のNHKFM「歌謡スクランブル」は70年代フォーク・ニューミュージック集。月曜を聞いた時に「おっ!」と思ったのですが、昨日と今日がもうストライクというか好みのど真ん中でした。

 まずは昨日が以下の通り。

「精霊流し」グレープ
「夕暮れ時はさびしそう」N.S.P.
「岬めぐり」山本コウタロー&ウィークエンド
「結婚するって本当ですか」ダ・カーポ
「空飛ぶ鯨」ちゃんちゃこ
「白い冬」ふきのとう
「煙草のけむり」五輪真弓
「私は泣いています」りりィ
「想い出まくら」小坂恭子
「東京」マイ・ペース
「20歳のめぐり逢い」シグナル
「僕にまかせて下さい」クラフト
「22才の別れ」風
「ひと足遅れの春」とんぼちゃん
「なごり雪」イルカ


 どれもよく知ってるというか、ちょうどギターを始めた頃のヒット曲なのでほとんど弾いたことあります。それにしても懐かしいのが、ちゃんちゃこの「空飛ぶ鯨」。結構ヒットしましたが、なにしろラジオで聞いたのは何十年ぶりでしょう。イントロが妙な音だという記憶だったのですが、あれはシンセだったんですね。あとは、とんぼちゃんも懐かしいです。

 そして今日はフォークというよりは完全にニューミュージックで以下の通り。

「ルージュの伝言」荒井由実
「あの日にかえりたい」荒井由実
「「いちご白書」をもう一度」バンバン
「酒と泪と男と女」河島英五
「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
「わかって下さい」因幡晃
「揺れるまなざし」小椋佳
「マイ・ピュア・レディ」尾崎亜美
「ワインカラーのときめき」新井満
「時のいたずら」松山千春
「河のほとりに」谷山浩子
「冬が来る前に」紙ふうせん
「過ぎ去りし想い出は」大塚博堂
「わかれうた」中島みゆき
「時代」中島みゆき

 今日は途中から聞いたのですが、車に乗ってラジオつけた途端に「マイ・ピュア・レディ」が聞こえてきたので「おおっ!」と。「揺れるまなざし」「マイ・ピュア・レディ」「ワインカラーのときめき」というのは、化粧品のCMソング3連発ですね。NHKもなかなか考えてます。

 松山千春も「季節の中で」ではなくて「時のいたずら」でしたが、思ってたより凄くキーが高くてビックリ。谷山浩子の「河のほとりに」も久しぶりに聞きました。大塚博堂はダスティンホフマンでなかったのが意外。昨日と今日で唯一知らなかったのがこの曲でした。

 ちなみに明日の放送予定はこちら。こちらもなかなかのツボです。今週は全部録音して保存版にしたいくらいですが、歌謡スクランブルは「らじるらじる」の聴き逃しにはないんですよねぇ。残念。


日曜劇場「グッドワイフ」初回レビュー

2019年01月23日 | ドラマレビュー

 まずは第一話を見ました。元々はアメリカの人気テレビドラマだそうで、各国でリメイクされているほどの人気ぶり。主演は常盤貴子ですが、夫がスキャンダルで逮捕され16年ぶりに弁護士に復帰する妻を演じます。

 予告を見た時はそんな背景があるとは知らず、法廷での対決が中心のドラマかと思ってました。実際に見た感じでは、ストーリーはそこそこ。ただ、常盤貴子が素晴らしく美しいので今後の楽しみはそこですね。脚本が、あの「まれ」を書いた人ということで不安な気持ちもありますし、小泉孝太郎が出るといっぺんにドラマ全体の重厚感がなくなるので、大ヒットすることはないでしょう。やはりドラマは女優で決まります。


荒川強啓 デイ・キャッチ!終了だそうです

2019年01月21日 | ラジオ番組の話題

 今日ラジオを聞いててびっくりしました。TBSラジオの人気番組「荒川強啓 デイ・キャッチ!」がこの3月で終了するそうです。今日の番組冒頭で荒川強啓さんが自身の口で発表しました。

 この番組はニュース報道を中心としたバラエティ系のプログラムで、1995年4月の開始だそうです。1995年というと1月に阪神淡路大震災があり、3月に地下鉄サリン事件があり、大きなニュースの多い年でした。番組開始当初はオウム真理教のニュースが世間を騒がせていたことは想像に難くありません。

 私は平日の営業中は車移動がほとんどですので、ラジオはよく聞いてます。この番組は福島県にいた当時から聞いてました。が、ラジオ福島では17時台の「うわさの調査隊」とニュースコーナー「ネットワークTODAY」のみネットされてたので、当時は番組の全容は知りませんでした。なんか面白そうなことやってるなぁという程度で。

 それが埼玉に引っ越してきた2000年の秋から普通にTBSラジオを聞けるようになり、16時台のニュースランキングがメインであると知り、様々なニュースの情報源としては本当にお世話になりました。

 ただ、ここ2~3年くらいでしょうか、荒川強啓さんが語り口は変わらずですが、原稿の読み間違いとか言い間違いが増えてきて、アシスタントの片桐千晶さんがすかさずフォローする場面が目立ち、「もしかして視力が落ちてきたのかなぁ」とか思ってました。人気番組であるのはわかってたのですが、そろそろ後進に道を譲るのも…とか思ってたのですが、ご本人もそういう意向はあったのかも。そういう意味で、今のアシスタントの片桐さんがこれまでで一番優秀で頑張ってたと思います。彼女の負担もきつかったのかもしれませんね。(あくまでも私の憶測ですが)

 日替わりのコメンテーターは、歴代で良い人もいればそうでない場合もあり、今さら誰がダメだったとか申しませんが、今のメンバーは毎日聞き応えがあると思います。それを考えると番組終了は残念でもあり。

 なにしろ強啓さんも72歳だそうで、毎日の生放送はきつくなって来てたでしょう。長年楽しませていただいたことには心から感謝します。今後はもっと身軽な立場でラジオの仕事は続けて欲しいと願う次第です。