今日もはれたり♪くもったりⅡ 

熟年再婚14年目にして、人生変えたはずが。
恥ずかしながら、出戻りました。

風の電話ボックス

2014-03-11 00:02:17 | 思い出


   今日で3年が経ちます、

   あの日のことは忘れらない日になりました。

   主人と大きな揺れのあと、恐ろしい津波が押し寄せるテレビを、

   呆然と見ていたのです、

   どれほど恐ろしい事になるなんて思わず、

   あの瞬間は、

   まるで映画やドラマのようにテレビから伝わってくるだけでした。

   

   
           

            昨日、夕方のテレビでに映った岩手県大槌町の山の上

            庭師の方の庭にある

            『風の電話ボックス』です。

            震災前に亡くなった従兄弟と話せたらと、

            いらなくなったボックスをもらい、

            設置したといいます。


            その後起きた東日本大震災で亡くなった身内をしのび、

            話をしたくて電話をかけに、遺族の方が訪れるのです、

            ダイヤル式の黒電話は繋がっていません、横にはノートが置かれ、

            それぞれの思いが綴られていました。

            亡くなった親、子供、夫、妻、兄弟に友人に

            ダイヤルを回して語りかけるのです。、

            受話器からはさやさやと風の音が聞こえるといいます。

            いまだ見つからない息子に毎月電話をかけに来る母親がいました

            泣けますね、

            ボックスの中に小さなお地蔵さんがあり、

            どうぞお持ちくださいと書いてありました。

            

            小さな孫がおじいちゃんに話しかけていました、

            「おじいちゃんなんて言っていた?」

            「大きくなったねって言ってた。」

            子供の自然な言葉に泣けました。

            思いを断ち切らない気持ちを

            心で語る、心をつなぐ電話です。
            
                 


                 私も弟と話しに行きたくなりました。

                 風の音を聞いたら

                 泣いちゃうな!きっと!