ハセヲは志乃を救えるのか!?裏表紙より。
時は2017年――。
世界最大のネットゲーム「The World」は
プレイヤー同士の殺し合いが横行する、危険な世界と化していた。
「死の恐怖」と呼ばれ、恐れられているPKKのハセヲは
共に戦ってきた仲間、志乃を救うため、
謎のPC、三爪痕<トライエッジ>に挑むが――!?
ゲーム「.hack//G.U.」の漫画版。
第一話 三爪痕
PK(女)「ようこそ」
「「The World」へ」
ドッ
「そしてサヨウナラァ!」
「ヒャハハハハ!!」
PK(女)「弱い奴はね」キャー3人組(女、細男、マッチョ男)のPKよー!
「リアルでもネットでも狩られるのさ!」
もうおしまいなのよー!
そのとき!
何者かの斬撃がPK(マッチョ)を一閃!
????「・・・・・・・・・てめぇら」PK(細)も一撃。
「PKだな」
PK(女)「だったら何だよ?」
PK(細)「・・・・・・!」
「黒衣の錬装士・・・」
PK(女)「何ッ!?」
PK(細)「こいつ・・・ボルドーさん!」
「てめえが・・・」
ドッ
この黒いのは有名人なのかな?(すっとぼけ)
ボルドー「〝死の恐怖″・・・」
「PKKのハセヲか!?」
ハセヲ「アタリ」
ハセヲ「リアルではせめて」開幕から無双の主人公・ハセヲ。
「狩られないようにしとけよ?」
『三爪痕』(トライエッジ)という『伝説のPK』を探すPKK。
登場からここまで9割以上が悪良い顔。
フィールドからタウンに帰還したハセヲ。
そこに突っかかって来たのは、ギルド『月の樹』の榊とアトリ。
榊「つまり 君たちが「The World」の平和の均衡を乱す」(キリッ)をお忘れですよ。
「最たる原因だ!」
PKを駆除するPKKは、むしろ治安維持に貢献しているだろうに。
さっきだって結果的にアトリは助かったじゃないか。
こんなおかしな連中の相手なんかしてらんねっスお!
アトリ「――待って!」ホラーな場面に見えてしまう。
「人の話は最後まで聞きましょ・・・?」
全てはこの本のせい。
榊「いかに正義を気取っていても」正義なんて言葉、チャラチャラ口にすんな!
「君たちPKKはPKと変わらない」
俺はその言葉が1番嫌いなんだ!
アトリ「そうです・・・!」あ・・・ありのまま今 今起こった事を話すぜ!
「相手の心を傷つけるのは同じなんです」
ハセヲ「そうだな・・・」
「恩を売ったつもりはないが」
「仇で返される筋合いもない・・・・・・!」
「おれはPKに襲われていた奴を助けたと思ったらいつのまにか説教されていた」
な・・・何を(ry
ハセヲはキレていい。
オーヴァンというプレイヤーから送られた謎のメール――
『あの場所にヤツは現れる』
『あの場所』=『Δ隠されし 禁断の 聖域』に向かったハセヲの前に現れたのは・・・・・・
ハセヲ「オーヴァン・・・・・・!」(漫画しか知らない人からすると)誰やねん。
オーヴァン「久しぶりだなハセヲ」
オーヴァン「強くなったな・・・あの頃よりも」(´・∀・`)ヘー
「俺とギルド・・・・・・「黄昏の旅団」を組んでいた頃とはすっかり別人のようだ」
ハセヲ「強くなるしかなかった・・・」ハセヲ、半年間ボッチでレベル上げしていたの?
「アンタも志乃もいなくなったから」
「俺は・・・ひとりだったから・・・」
「・・・・・・オーヴァン」
「アンタ 旅団が解体してからこの半年間何してた・・・?」
おかしいな、涙が止まらない。
オーヴァン「半年前 三爪痕にキルされた志乃はゲームに復帰できなくなったばかりか」・・・・・・!
「リアルの志乃のプレイヤーは意識を失い・・・」
「未だに原因不明の昏睡状態だ」
相変わらずクソゲーなんてレベルじゃねーぞ!
オーヴァン「ハセヲ」
「三爪痕とまみえる勇気はあるか」
オーヴァン「これはお前にしか託せないことだ」姿を消すオーヴァン。
そして入れ替わりに現れたのは・・・・・・
ハセヲ 蒼い炎ハセヲ対三爪痕、ファイッ!
三つ又の双剣
「・・・・・・・・・」
「会いたかったぜ・・・」
お前が
お前が志乃を・・・・・・!!
「三爪痕!!」
ハセオ ・・・・・・・・・\(^o^)/
シ・・・・・・
シノ・・・
第二話 未帰還者三爪痕に敗れ意識を失っていたらしいハセヲ。
ハセヲ「――!?」
・・・何だここは?
・・・俺は一体・・・・・・
目覚めたら明らかに別の場所。
????「気が付いたようね」まさか・・・・・・恋!?って違う。
ハセヲ「!?」
な
なんだ!?
こいつ・・・・・・
この圧迫感・・・・・・
何なんだこの女・・・!?
確かにスゴイ圧迫感だけどネ!
????(圧迫感)「アレの名は蒼炎のカイト」な、なんだってー
ハセヲ「・・・・・・蒼炎のカイト・・・・・・」
????(圧迫感)「データドレインと呼ばれる技を使う」
「あなたはこれで意識を失った」
その後ハセヲは『このシステムエリアに保護』されたらしい。
????(色黒)「常識ではありえない」一体こいつらは何者なんだ!?
ハセヲ「―――っ・・・」
まただ!
また この感じ・・・
コイツら一体・・・
????(色黒)「「知識の蛇」へようこそ」
「〝死の恐怖″ハセヲ」
????(圧迫感)「――我々は」な、なんだってー
「このネットゲーム「The World」を運営する」
「CC社の者よ」
曰く、ゲーム内に『AIDA』と呼ばれる怪しい存在が確認されている云々。
????(色黒)「我々は原因を突き止めるつもりだ」(;゜Д゜)エエエェェェーーーッ!!!?
ハセヲ「三爪痕の傷跡・・・!」
「他にも犠牲者が・・・・・・?」
ゴッ・・・ごほごほ、「コレ」で出番終了!?
「酷い」も「清々しい」も通り越してんだけど!?
・・・・・・誰のことかは是非ご自身でお確かめください。
ゲーム経験者は発狂するかもしれない。
協力を求められるも、志乃の件で運営不信に陥っているハセヲは断固拒否。
さっさとその場を去ってしまったのであります。
????(圧迫感)「・・・よろしかったのですか」果たして『碑文』とは・・・・・・?
「八咫様」
八咫「・・・彼に行き場などない」
「オマエも気付いているだろう」
「彼の「碑文」はすでに目覚め始めている」
今後の行動に悩むハセヲの前に現れたのはー
アトリ「また会いましたね」その笑顔が怖い。
「「月の樹」のアトリです」
ハセヲ「・・・何?お前」
「・・・ストーカー?」
アトリ「いえたまたまです」
(PCの型が)志乃そっくりのアトリを見たハセヲは、オーヴァンの言葉を思い出す。
回想オーヴァン「意志あるところに道はある」
ハセヲ「あるじゃねぇか俺には」イッケメーン。
そして再び『知識の蛇』へ。
パイ「・・・それじゃハセヲ」Gaんばれ・Uノザワシンかな?
「ようこそG.U.へ」
第三話 碑文使いたちえーっと・・・・・・誰だこのイケメン。
PK(細)「・・・・・・ったく」
「「死の恐怖にPKされてからボルドーの姉御は音信不通だしよぉ・・・」
「つまんね――」
「・・・・・・・・・・・・アリーナか・・・」
「・・・・・・よぉグリン」
「ウさ晴らしでもすっか・・・!!」
オリキャラかな?
ハセヲ「・・・・・・ここは・・・」三爪痕の傷跡から別の場所に転送されたハセヲ。
「ロストグラウンド・・・・・・・・・?」
そこでハセヲを待ち受けていたのはー
ボルドー「久し振りぃ」キャー姉御ー!
リベンジマッチという訳ですな!
ボルドー「フフハセヲぉ・・・・・・」圧倒的な『力』で一方的にハセヲをボコるボルドー。
ハセヲ 何なんだあれは!?
ボルドー「私はもう一度這い上がって見せる・・・・・・」
「あの人がくれた・・・・・・」
「この〝力″でね!!」
まさかこの『力』は・・・・・・!
ボルドー「私の〝想い″で・・・・・・」\(^o^)/
「ひと息に殺してあげるッ!」
絶体絶命の窮地を救ったのはー
????「・・・・・・ヤレヤレ」キャーボルドーの武器を狙い撃つなんてさっすがー!
「オテンバも度が過ぎるとカワイクないよ」
「おじょーさん?」
もちろん、こんなナンパ野郎に言われて引き下がるボルドーじゃない。
ボルドー「ブッ殺してやる!」ボルドー対ナンパ野郎、ファ・・・・・・
????「・・・それじゃエンリョなく・・・・・・」
????「―――メイガス」
ハセヲ な・・・ん・・・・・・・・・
ハセヲ「・・・・・・・・・今のは・・・」一体何者だ!?
「データドレイン?」
「一体何者だ」と聞かれたら
答えてあげるが世の情け!
????「・・・・・・・・・・・・AIDAは」(´・∀・`)ヘー
「人に感染し人の精神に癒着する」
「そのAIDAに対抗できる唯一の〝力″を持つ者が――」
「俺たち〝碑文使い″だ」
※ロケ○ト団でもソレスタルビー○ングでもありません。
パイ「彼は「増殖」の碑文使いクーン」くぉらっ!ハセヲ!
「AIDAの危険性がわかったかしら?」
「ハセヲ」
ハセヲ「・・・・・・あ」
「オバさん」
年上の女性は敬いたまえ!
「御」とか「様」とかつけるべきだよ!!
なんでも碑文使いは「あばたー」とかいうのを呼び出せる云々。
そしてハセヲにもその素質がある、と。
『力』を求めるハセヲは、クーンに連れられて『アリーナ「紅魔宮」』へ。
実況「さあ皆様!」アリーナの対人大会見てどうしようってんだ・・・・・・
「これよりアリーナ「紅魔宮」タイトルマッチです」
クーン「宮皇エンデュランス」な、なんだってー
「彼もPCに碑文を宿した者・・・・・・」
「・・・・・・そして」
「AIDA=PCだ」
第四話 エンデュランスの猫ほうほう。
実況「宮皇エンデュランスに 対するは・・・」
「前宮皇揺光!」
リベンジマッチですな。
揺光「二度とこの前みたいなイカサマはさせないよ!」『イカサマ』たー穏やかじゃないっスね。
「エンデュランス!」
エンデュランス対揺光、ファイ!
エン様「キミのために戦うよ・・・」
「ミア」
「・・・・・・おわったよ」・・・・・・え?
「さあ帰ろう」
実況「し 瞬殺!」うわーなんてつよいんだー
「宮皇エンデュランス揺光を一蹴!」
「王座防衛に成功しました!」
クーン「エンデュランスは「誘惑の恋人」の碑文使い・・・」ゴゴゴゴゴ・・・・・・!
「同じ碑文使いのお前なら視えるだろう」
「彼のアバター・・・」
「マハの姿が」
エン様「・・・・・・へぇ」おおっとー、
「キミにも視えるんだ?」
ハセヲ「!」
エン様「・・・・・・でも」
「それだけだ」
「キミには〝力″がない」
ハセヲ「・・・・・・・・・なにっ・・・」
エン様「・・・・・・哀れだね」
観客の1人を煽っていくー。
ハセヲ「・・・・・・だったら見せてやるよ・・・」かくして『無敗の宮皇』対『死の恐怖』という夢のカードが実現したのであります!
「俺の〝力″を・・・・・・・・・」
「テメェをブッ倒してな!!」
エン様「・・・いいよ」
「挑戦を受けるよ」
「弱虫クン?」
・・・・・・展開速ぇ。
ハセヲ「アバターを得るか」全ては志乃を救うため・・・・・・
「未帰還者になるか」
「俺にとってこの勝負は2つに1つ・・・」
ハセヲは『命がけ』の戦いに挑む。
しかし、そんな覚悟も空しく――
エン様「命の悲鳴を聞かせてあげる」現実は非情である。
キャーエン様サイコー
ハセヲ「・・・この勝負は・・・・・・」
「もう二度と・・・」
「負けられねぇんだ!!」
ハセヲ 俺はここにいる・・・・・・!!キーーーターーー
八咫「目覚めたか・・・!」ハセヲ、覚醒す・・・・・・で1巻終了。
オーヴァン「「死の恐怖」・・・」
「スケィス・・・・・・・・・!」
「G.U.」と「G.U.+」そう、これゲームより先に世に出始めた作品なのです。
浜崎達也
ゲームから半年も先行してコミック連載がはじまるのは、異例です。
元の話を「削って短縮」ってのとはちょっと違う疾走感があるよ!