ゴルゴ13②[白夜は愛のうめき] さいとう・たかを 2002年10月30日 リイド社

やろうと思えば50日連続も不可能ではない(ｷﾘｯ)

檻の中の眠り

キッカース「こんな所へはいってくるやつの心理はふしぎな反応をしめす。死ねといえば逆に生に執着する。」
　「希望を持てといえばあきらめる。」
ゴルゴ「なるほど、ひねた小男の考えそうなことだ。」

キッカース「二、二度と･･････そのことばを口にしたら･････････」
　「そ、その場でおまえを射殺してやるっ･･････」

刑務所の所長ちっさすぎワロタwwwwww
◎男を怒らせる3大要素
仕事(収入)、身長、親の悪口


そんな訳でゴルゴの刑務所暮らしが始まりました。
そして無期懲役だったところが所長を怒らせて死刑囚になりました。
そんでもって

ゴルゴ「おれの名は･････････ゴルゴ13･･････」

任務
完了
紳士だから名乗ったんだよ

白夜は愛のうめき

ゴルゴ「死ぬことでいまわしいと思っている世の中と別れ、安らぎを得られるならば･･････この考えは生きていて楽しいことがあるならば生きていたい･････････」
　「という欲望の裏がえしだ･･･きみのは、けっして無感覚になっているのじゃあない･･････」

そういうのは人生がつまらないと思っている奴で、
実際に死ぬのは人生が詰んだ(と思った)奴なんつって

今風(？)に言えば、なん･･････だと･･････？
50巻まで持ってるけど、
そこまでではゴルゴが1番躊躇したシーンじゃないかと。

ブービートラップ

ゴルゴ「おれが生きながらえてきたのは･････････」
　「片道通行をやめてスポンサーといつも往復通行にしてきたからだ!!」

その割に依頼人側とのトラブルは少なくなかったり。
口封じとか態度が気に入らないとか嫉妬とか。
まー依頼人がゴルゴを信頼していても、その側近がってケースはなー。
ゴルゴの方では事前に防ぎようがないし。


で、『往復通行』で依頼を受けたはずなのに――

ゴルゴ　足をうばわれたこの町からどうしてぬけ出す!?
　自分にむけられた刺客が何人かもわからないで････････････
　どうしてぬけだすつもりなのだ!?
　ゴルゴ13!?

今回も厄介な事態になりましたとさ。
しかしその後の激闘を制するのは流石である。

黒い熱風

巻末の解説の『みすみす』～には同意したいところだけど、
ここはガチヤバ説を推したい。
銃口を向けられた時点では＼(^o^)／であったと。
捕まった場面も計画通りに捕まったとは言えない状況だしね。

ゴルゴ「策を弄するやつにかぎって、感情のひねりには弱いということか･････････」

感情のコントロールを徹底できればゴルゴになれるよ！

南仏海岸

情報屋「おそらく･･････まともにやりあっては君でもかなうまい!!」

警告通りまともにやりあわないという。
実力自体は互角、あるいは――ってプロも出て来るけど、
それでも最後に立ってるのはゴルゴなんだな、これが。
どれだけ目的の達成だけを考えられるかの差？

ゴルゴin砂嵐

フロイライン「おかあさんが急病で死ぬかもしれないのよ、将来、私の夫になるあなたにとってもおかあさんのはずよ。」

将来の夫(妻)なんだから～系は100%地雷これ豆な

フロイライン　私の手がらだわ、私の手がら!

『手がら』に執着しだしたらアウト。





少しずつ口数が減っているか？
でもまだ少なからず「隙」がある感じ。