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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダムAGE➀スタンド・アップ 原作/矢立肇・富野由悠季 著/小太刀右京 2012年2月1日 角川書店

2019-01-13 11:09:06 | ガンダムAGE
人類がスペースコロニーへの移住を始めて数百年。突如出現した正体不明の敵UEによって、平和な時代は終わりを告げた。戦火に巻き込まれて母親を失った少年フリットは、母の思いを受け継ぎ古代のモビルスーツ「ガンダム」を作ろうと決意する。そしてA.G.115年、14歳になったフリットの住むコロニーに再びUEが襲来。フリットは自ら作り上げたガンダムに乗り、戦いに向かう・・・・・・。三世代に亘る壮大なガンダムストーリー、小説第1弾!
裏表紙より
バイバイテヲフルサンデモーニンッ



第一章


「これには・・・・・・これから、あなたがなすべきことが収められているわ。行くのよフリット。このAGEデバイスを持って」
開幕悲劇という禁じ手(´;ω;`)ブワッ


その日から7年が経ちました
(せめて、ビッグリングが僕の言うことを、まともに聞いてくれればいいのに)
フリットの保護者は今住んでるコロニー・ノーラの連邦軍基地司令ブルーザー
そのおかげで、フリットは軍人に混じってガンダムを作って(!)います
でも理解があるのはこの基地の人々だけで、連邦の上の方はそうでもない


フリットの予測では、ノーラが戦場になる日は決して遠くない、らしい
でもノーラの人々は(多くの軍人含めて)平和な毎日が続くものと思っています
故に、『UE』(『アンノウン・エネミー』)の危険を訴えるフリットは変人扱い
テレビじゃ軍事評論家(笑)が「UEは軍の予算獲得のための道具」(キリッ)だものな
「あれ・・・・・・火事!?」
「違う!」
 そんなものであるはずがなかった。
おう?


ま さ か
「来た・・・・・・やつらが、UEが来たんだ!」
UEは物語の開始と同時に現れる空気の読める子


連邦軍のMSジェノアスはボコボコやられるばかり
ジェノアス以外のMSがあればなぁ(チラッ
「ラーガン中尉。ワシは技術屋だ。技術屋というのは、手がけた機体でパイロットが生きて帰ってくれねば、意味がないと思っている。まともに動くことを保証できぬモビルスーツで出撃させるのは、機付き整備士のやることではないというのは、わかってほしい」
【悲報】ガンダム、未完成
でも絶対に勝てないMSで出撃させるのは鬼以外の何物でもないよね


それでも――
「ラーガン・ドレイスはジェノアスで上がる!」
時間稼ぎしかできないというか、時間稼ぎすら満足にできないのが確定なんだぜ?


フリット、ガンダムの下に到着
整備士長バルガスとガンダムを出す出さないの言い合いをしている間に――
 彼とて無能なパイロットではない。だが、性能が違いすぎるのだ。それでも基地を、自分のような子供を守ろうと戦って、ラーガンの機体は、そのたびに砕けていった。
ラーガァァァンンンンン
うわああああああああ


フリットが徹夜で新しいプログラムを用意していたので、バルガスが折れました
「フリット・アスノ、ガンダム出ます!」
よっしゃあぁぁぁぁ


あとはカッコイイガンダムが敵をボコボコにするんだね!
よーしフリット、ラーガンの仇を討つんだ!(※死んでません)
「! 受けられた!?」
【悲報】結局ジェノアス用の武器では火力が足りない


ビームスプレーガンもヒートスティックもダメ
もうだめだぁ
(装甲強度の概算予測は出来た。あの路面の沈み方から、質量は予測できている。ならば、関節部の強度は推察できる。UEは形のあるマテリアルな敵だ。実体があるなら、人の論理で倒せるはずだ!)
コーディネイターかな?どっちかというとスペシャル?


装甲の薄い部分にガンダム用の新装備ビームダガーを決めて、UE1体を行動不能に
やったぜ
ただ撃破ではなくこれは鹵獲ウマウマ
「機密保持のために・・・・・・味方を後ろから撃ったのか!」
Oh・・・・・・


もう2機いたUEは撤退しました
 生き延びた先に、何があるのか。
 この物語は、それを語り続け、生命のつながりを、歌い上げるものである。
シンカースルーウターハッ




第二章


「軍人になった覚えはないのに・・・・・・!」
『ブルーザー大佐が後見人になって、貴様にガンダム・タイプの試作をやらせたのは、慈善事業ではない、ということだ。命令を聞け!】
グルーデック副指令きびC
でもフリットは現状を正確に把握できる子なので指示に従いました
メカニックもできるウッソかな?


コロニーが持たないので住民の避難てんやわんや
「ここの指揮は私が執る。グルーデック君、君はディーヴァを指揮し、コロニーコアの抜き取りに全力を尽くしてくれ。すぐに、ディーヴァの起動後、私も合流する」
ディーヴァっていうのは新造戦艦らしいよ


・・・・・・それの指揮権、グルーデックはおろかブルーザーにも無いみたいだけどね?
「馬鹿げた提案だ。ビッグリング直属の我々に、命令できるつもりでいたらしいがな」
住民の避難脱出にディーヴァが必要なのに、
ディーヴァの艦長フォンロイド大佐はシカトするつもりのようです
『辺境のコロニー』なんざ知ったこっちゃないそうで、うーんクズですなぁ


そんな奴らのところにグルーデックが来ましたよっと
「フォンロイド大佐以下、ビッグリングから派遣された将校の皆様は、UEとの戦いで迎撃指揮をとるも、無念の戦死・・・・・・そいうことです」
惜しい人たちを亡くしましたなぁ


フリットが逃げ遅れた女の子・ユリンを回収した直後、
ディーヴァに乗り込んだグルーデックからコロニーの外にいるUE迎撃の指示
ユリンを安全なところに下ろしてからすぐいきますお
『コロニーの外壁が次に破られたら、その娘はどうせ死ぬ。貴様の作ったガンダムは、女ひとり守って戦えない程度のモビルスーツなのか? それで救世主とは、よく言ったものだな」
煽っていくスタイル


止む無くそのまま宇宙空間で戦闘であります
(ジェノアスキャノン・・・・・・! あいつの30センチ・レールカノンでも、UEの装甲には対応できなかったってのか・・・・・・!)
宇宙世紀で言うと、ジムは配備されてるけどバリエーション含め役立たずということ


「あんたを守ってやれるジェノアス隊は、あたしひとりになってしまったよ!」
あ、このセリフあかんヤツ・・・・・・


フリットの目の前で、最後のジェノアスが切り裂かれました
なお敵UEは無傷の模様
(僕があと一日、あと一週間ガンダムを完成させるのが早ければ、この人たちは死なずにすんだ・・・・・・!)
 そして何より、それが許せない。
 ふがいない自分を許すことができない。
 それは少年の潔癖さであっても、愚かしさではない。愚直なまでに率直で、早熟な少年なのだ。
※14歳です


でもどうすればいいんだぁ
「よっしゃあ!」
 バルガスが巨大なレバーを倒した。
「AGEシステム、始動!」
『AGEシステム』とは!
ガンダムから送られた戦闘データを解析して色々作るシステムである!(てきとう)


「儂とアスノの一族と、そしてフリットが夢見てきた、進化を模倣する究極のミクロコスモス! ガンダムAGEと、AGEデバイスと、AGEシステムの三位一体、その完結した単位こそが、機動戦士、ガンダムなのじゃ!」
進化するガンダムってそれ最後デビr・・・・・・いや俺の勝手な推測で混乱


新型ライフル完成&射出&キャッチ!
「大丈夫・・・・・・相手がUEなら、同じ人間じゃないんだ! やれる・・・・・・僕はやれる・・・・・・!」
ユリンが手を握ってくれたのでセーフ


放たれた『ドリル状のビーム』はUEを貫きました!
UEを完全撃破したことに大歓声のディーヴァにあって――
「我々が欲しているのは、もっと大きな勝利。誰もがUEの恐怖におびえることのない、平和な夜だ――!」
グルーデック・エイノアだけは満足していなかったのでした


なお今回の脱出作戦において
 涙を流して流して流して流して、流しきったらいなくなった人々が帰ってくればいい、とどれだけ思うだろう。
フリットのハードモードはこれからだ(鬼)




第三章


「どうしてなんですか、グルーデック艦長! ふたりは軍属じゃないでしょう!」
フリットの同級生エミリー(バルガスの孫娘)とディケ(おそらく鉱人族)
緊急事態とはいえAGEシステムに関わったことで軍属にならざるをえなくなりました
まーガンダムではいつものことだからしゃーない
なおユリンは民間人扱いで他の避難民同様安全なコロニーへ送られた模様
これはグルーデックがフリットに配慮して見逃してくれたんでしょう
・・・・・・哀しいなぁ


フリットはラーガンに呼び出されました
そこにいたのは『狼を思わせる男』ウルフ・エニアクル中尉
「さてと、話は簡単だ。AGEデバイスとかいうのを、オレに渡してくれ」
はいぃ?


この男、MS部隊の隊長だそうです
とすると、この要求(というか命令でもいい)は正しいものですな
フリットが乗ったのは緊急事態だったからで、
本来はラーガンが専属パイロットの予定だったみたいだし
 おそらく、一週間前の自分なら、プロの軍人にガンダムを任せて、自分はバックアップ、ということも考えられただろう。
 だが、今は違った。
「これは、僕が始めたことです。どんな結果になるとしても、最後まで受け止めたい。僕は、ガンダムに乗って戦いたい」
おいおいお子ちゃまだなぁこちとら軍隊ですよ


ところがぎっちょん
「――――わかった。なら、勝負をしないか?」
遊び心のある男ウルフ


「だからフリットに嚙みついて、群れの序列を理解させる?」
「そうだ。そこをはっきりさせないと、あの坊主は不幸になる」
「それだけとは、思えませんがね」
大人がいるのはよいことだ


フリット(ガンダム)対ウルフ(専用ジェノアス)、ファイッ
「こ、このぉ!」
「熱くなるなよ! ほら、二点目だ!」
これはエース


パイロット交代かーそうかー
「なるほど・・・・・・!」
成長早すぎぃ!


おもしろくなってまいりま
(こいつ、あれだけのドッグファイトをやりながら、そこまでの目配りが出来ていたのか? この一流のオレでさえ、ヤツの攻撃をかわすのに集中していなければならなかったのに・・・・・・!)
【速報】フリット、もう『剣の達人』の境地だった


とりあえず隠れる2機
ここで戦争がないはずの世界でエースと呼ばれているウルフの事情
UE相手だと火力の都合絶対に勝てないんでね?
じゃあ何と戦ってエースと呼ばれるほどの腕を証明したのかって話ですよ
「人間同士の・・・・・・!?」
人間て、ダメだなー


2機をロストしたディーヴァは大騒ぎですが、グルーデックだけは冷静でした
あまりの冷静さに皮肉の1つも言ってやりたいところですなぁ
「あなたの血管には、血の代わりに不凍液でも流れてるんじゃないですか。そうでなけりゃあ、そんな冷たい判断をしたら凍死しちまうでしょうよ」
「そんな当たり前のことをいちいち指摘するな、ラーガン中尉」
凍死するようじゃ艦長は務まらないだろ常識的に考えて


現れたUEはガンダムとみんなの連係で見事撃退しました
なおパイロットの件は――
「あれはオレのように完成した男にはふさわしくない。あいつは、お前のような子供が、一緒に成長していくのが似合うマシーンってことさ。お前とガンダムこそ、オレたちの守るべき未来かもしれない――」
さすがエース死亡フラグもバッチリだぜ


ガンダムAGE大勝利
希望の未来へレディゴー
「やはり、奴らはガンダムというエサに食いついた――!」
『やはり』ってどういうことなんだろうね!



全5巻を1巻につき2~3回、しばらくサンデモーニンはAGEよう


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