今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles➀ 著/林譲治 原作/矢立肇・富野由悠季 2002年8月1日 角川書店(2回目)

2019-01-26 09:28:16 | ガンダム
ガンダムの「ガン」はガンガンいこうぜの「ガン」(嘘)→1回目



○ここまでのあらすじ
第一章は本作における連邦側の主役デルタチームの顔見せ
コーウェン失脚はよ



第二章 外人部隊


「MS特務遊撃隊? そんな部隊がジオン軍にあったか・・・・・・まさか、外人部隊か?」
「そのまさかです。ダグラス・ローデン大佐殿御一行様ですよ」
『サビ家の受けが悪い』ローデン大佐率いる部隊が、
キャリフォルニア・ベースに到着しましたよっと


積み荷満載のガウが深夜に到着して、基地の人間はうんざりでしたが――
「いつもながら君の手腕には驚かされるな」
ローデン大佐の秘書官は、有能かつ美人なジェーン・コンティ大尉なのでした
ここまで両軍美女ばっかりじゃねぇかふざけるなよ入隊許可証よこせ


なお彼女の任務はローデン大佐の補佐もとい『監視』だそうです
「ただ、私個人は馬鹿な真似もできないような殿方の下で働きたいとは思いませんけど」
これは黒い(確信)


 特別義勇兵部隊、しかしこの部隊はジオン軍内部では「外人部隊」という通称の方が通りがよかった。それだけこの部隊がジオン軍内部でも一種、浮いた存在であることを物語っていた。
『外人部隊』なる呼び名は、隊員がジオン本国サイド3出身ではないからであります
ダイクン派で閑職に回されたローデン大佐が『何とか使える部隊に育て上げた』部隊
故に、厳密には正規軍に数えられていないような微妙な立場
でもその辺りの話はザビ家の私兵問題に発展するので黙認されているらしい


そんな経緯があるからか、なかなか変わった人材がいるらしく――
「馬鹿を言うなよ。ジオンはザクの開発に何年もかけてるんだぞ。おまえ何歳からザクの開発にかかわっていたってんだ?」
「一〇歳からだけど、それがどうかしたの?」
ジオニック社派遣社員メイ・カーウィン(14歳)
『深窓の令嬢』に対抗してJC、1年戦争は地獄だぜー


現在キャリフォルニア・ベースではジャブロー攻略のため戦力を集結中
外人部隊は早速そこに参戦、ではなく、基地周辺のパトロールを任されました
 MS特務遊撃隊の管制オペレーターはユウキ・ナカサト伍長である。この部隊の人間は、多かれ少なかれスペースノイドの地球からの独立を信じて外人部隊に身を投じていた。だが彼女だけは例外だった。たまたまサイド3に旅行中に戦争が始まってしまい、故郷であるサイド2は壊滅。
・・・・・・サイド2ってジオンのせいで『壊滅』したんじゃないっけ?
(08小隊のシローの故郷もこれに含まれるはず)


ひとりぼっちになってしまったユウキでしたが――
 悲しくそしてまた衝撃的なことに、自分たちの肉親を殺し、故郷を壊滅させたはずのジオン軍の人間たちは、個人としては誰もが親切で善良な人間ばかりであった。ユウキ・ナカサトは、個々人は善良な市民たちが、高邁な理想のためなら、唾棄すべき大量虐殺さえ実行できてしまえることをこの戦争で学んだ。
(´・ω・`)


外人部隊の戦力はザクが3機とホバー・カーゴを改造した移動管制室
ケン・ビーダ―シュタット少尉(レッド・リーダー、ザク)
ガースキー・ジノビエフ曹長(レッド・ツー、ザク)
ジェイク・ガンス軍曹(レッド・スリー、ザク)
ユウキ・ナカサト伍長(レッド・ゼロ、移動管制室)
そんな感じでありますが――
 厳密な法解釈をすれば、サイド3の国籍を持たない彼らは、ジオン軍の人間ではなく、だから階級もジオン軍のものではない。それどころかMS特務遊撃隊のメンバーには、ユウキ伍長のように技量こそ問題ないものの、職業軍人の経験のない人物さえ含まれていた。
義勇兵扱いっていう
後方支援を担当する人間のやるべきことは軍属であることが必須ではないし、
実戦経験を積んでいる上記の前線メンバーの実力は確かだから問題無い、らしい


ただ、そんな『階級よりも実力』という部隊故に、
他のパイロットより年下のケン少尉がリーダーになって若干ギクシャク
 だが正直、それはケン自身もそうだった。なぜ自分が指揮官か? ケンもこの抜擢にいまも困惑していた。しかし、レッド・リーダーとしてそれを自ら口にすることはできなかった。ローデン大佐が悪いと言うのは簡単だ。だがそれは結局、自分で解決すべき問題を他人のせいにして、逃げてしまうこととかわらない。
ローデン大佐は名将だから深い考えがあるんだよきっとたぶんおそらく


「驚いた? レッド・スリー?」
かわかわ
でも人気ではノエルに軍配が上がるっぽいなぁ
ゲームでの活躍度に違いが?やらねばならんなぁ
でも闇の神殿攻略とか試合スキップの1軍入りを目指さないとだからなぁ
「流し打ち」覚えたら打率が向上(1割8分以下から1ヶ月で2割3分に)したから、
2年目中は難しくても、パワーがDになるであろう3年目は期待できそうなんだ
ちなみに「粘り打ち」は役に立ってるか怪しい


!!
連邦のMSを発見したぞ!
外人部隊はジム初見であります
ジオン軍が連邦のMSについてどの程度の情報を掴んでいるか、
その辺のことは教えてもらえないんだってさ
 流れてこないのはジオンの正規軍が外人部隊を警戒しているため・・・・・・ならばまだいい。そうではなく情報が流れてこないのは、ジオンの正規軍が外人部隊のことなど何とも思っていないためだ。彼らの理念や実績は評価されず、相変わらず「敵ではないがよそ者」と思われているのが実状だった。多少は上層部の動きに明るい連中は、これにザビ家に疎まれているローデン大佐と距離を置くというのがプラスされる。
不憫な・・・・・・(´・ω・`)
これはお先真っ暗ですなぁ・・・・・・


なお3対3の戦闘の方は
「センサーに頼りすぎるのが命取りだ!」
予想外の防御力にひやっとするもセフセフ



穏健派(核)の息がかかった連邦軍のデルタチームと、
ジオン軍の『よそ者』外人部隊レッドチームはいつ激突するのでしょう


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