4月24日、京都3区、北海道5区の二つの衆院補選があった。
参院選の前哨戦とも目され野党統一候補にとっては初陣となったこの補選で、野党側は京都では勝利したものの、北海道では残念ながら与党側候補の勝利を許してしまった。
しかし、これは決して悲観するべきことではない。
結果として敗れはしたものの、かなりの僅差である。そもそも、ここは町村氏という自民党でも超がつく大物議員が地盤にしていたところで、しかも町村氏の弔い合戦という、自民党側にとって圧倒的に有利な状況があった。そういうところでこれだけの接線にもちこめたということが重要だ。これだけ自民党に有利な条件があるなかで野党候補が勝利したということは、その他の選挙区でも勝てる可能性はかなり高い。北海道5区も、野党共闘が相当な威力を発揮しふつうの選挙区であれば野党側が圧勝していたところを、与党側に有利な条件がいくつもあったためになんとか僅差で逃げ切れたというのが実態ではないだろうか。京都のほうでは勝利しているということもあって、私は昨日の補選の結果にむしろかなり勇気付けられている。
また、報道機関の出口調査では、無党派層の7割近くが野党候補に投票したという心強いデータもある。各種メディアの世論調査などをみていると、自民党以外の党に対する支持率は軒並み低調だが、こうした世論調査などでは「支持政党なし」と答える人たちが、選挙になるとかなりの率で野党統一候補の側に投票するという可能性が示されたのだ。世論調査の数字をもとにして、参院選の際に野党統一候補が民進、共産、社民、生活の各党の支持プラス無党派層の7割を獲得するとしたら、これは相当な破壊力をもちうる。
先日岡山でも野党統一候補擁立がかたまり、現時点ですでに参院の全選挙区の半数以上で野党共闘が成立しているという。この動きを進めていけば、参院選はかなり勝負になるだろう。今回北海道5区では惜しくも敗れることになったが、池田氏を支援していた方々は、気を落とすことなく、また参院選にむけて邁進していただきたい。これだけ善戦したのだから、参院選ではきっと勝てますよ。
参院選の前哨戦とも目され野党統一候補にとっては初陣となったこの補選で、野党側は京都では勝利したものの、北海道では残念ながら与党側候補の勝利を許してしまった。
しかし、これは決して悲観するべきことではない。
結果として敗れはしたものの、かなりの僅差である。そもそも、ここは町村氏という自民党でも超がつく大物議員が地盤にしていたところで、しかも町村氏の弔い合戦という、自民党側にとって圧倒的に有利な状況があった。そういうところでこれだけの接線にもちこめたということが重要だ。これだけ自民党に有利な条件があるなかで野党候補が勝利したということは、その他の選挙区でも勝てる可能性はかなり高い。北海道5区も、野党共闘が相当な威力を発揮しふつうの選挙区であれば野党側が圧勝していたところを、与党側に有利な条件がいくつもあったためになんとか僅差で逃げ切れたというのが実態ではないだろうか。京都のほうでは勝利しているということもあって、私は昨日の補選の結果にむしろかなり勇気付けられている。
また、報道機関の出口調査では、無党派層の7割近くが野党候補に投票したという心強いデータもある。各種メディアの世論調査などをみていると、自民党以外の党に対する支持率は軒並み低調だが、こうした世論調査などでは「支持政党なし」と答える人たちが、選挙になるとかなりの率で野党統一候補の側に投票するという可能性が示されたのだ。世論調査の数字をもとにして、参院選の際に野党統一候補が民進、共産、社民、生活の各党の支持プラス無党派層の7割を獲得するとしたら、これは相当な破壊力をもちうる。
先日岡山でも野党統一候補擁立がかたまり、現時点ですでに参院の全選挙区の半数以上で野党共闘が成立しているという。この動きを進めていけば、参院選はかなり勝負になるだろう。今回北海道5区では惜しくも敗れることになったが、池田氏を支援していた方々は、気を落とすことなく、また参院選にむけて邁進していただきたい。これだけ善戦したのだから、参院選ではきっと勝てますよ。