野党の活動を取り上げるシリーズの一環として、今回は「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表を取り上げたい。
今月の25日、小沢代表は、共産党の志位委員長とともに、金沢市で街頭演説を行った。この二人が遊説車で並び立つのは、はじめてのことだという。
志位氏が「これまで敵味方で対立することが多かったが、今回は一緒に戦っている。百戦錬磨の小沢さんと一緒に戦えるのは本当に心強い」と持ち上げると、小沢氏は「(2人が並んで立つのは)自民党政権があまりにも国民の命と暮らしを無視した政治を行っているからだ」と応じた。(以上、朝日新聞電子版の記事より)
小沢一郎氏と共産党というのは、本来なら水と油で、まったく接点のないはずの存在である。
しかし、去年安保法が強行採決されてから、両者は急接近してきた。これはつまり、政界の両極が手を組まなければならないぐらい、安倍政権がひどいということなのだ。タイトルに掲げた小沢氏の言葉は、それを端的に言い表している。
世間に“小沢一郎アレルギー”はいまだ根強いと思うが、もう小沢がどうとかいっていられる状況ではないのだ。日本にとって最大の危機である安倍政権をストップさせるためには、あらゆる勢力を結集させなければならない。私自身も小沢氏を決して支持するわけではないが、反安倍政権という一点にかぎっては、支援するのにやぶさかではない。
今月の25日、小沢代表は、共産党の志位委員長とともに、金沢市で街頭演説を行った。この二人が遊説車で並び立つのは、はじめてのことだという。
志位氏が「これまで敵味方で対立することが多かったが、今回は一緒に戦っている。百戦錬磨の小沢さんと一緒に戦えるのは本当に心強い」と持ち上げると、小沢氏は「(2人が並んで立つのは)自民党政権があまりにも国民の命と暮らしを無視した政治を行っているからだ」と応じた。(以上、朝日新聞電子版の記事より)
小沢一郎氏と共産党というのは、本来なら水と油で、まったく接点のないはずの存在である。
しかし、去年安保法が強行採決されてから、両者は急接近してきた。これはつまり、政界の両極が手を組まなければならないぐらい、安倍政権がひどいということなのだ。タイトルに掲げた小沢氏の言葉は、それを端的に言い表している。
世間に“小沢一郎アレルギー”はいまだ根強いと思うが、もう小沢がどうとかいっていられる状況ではないのだ。日本にとって最大の危機である安倍政権をストップさせるためには、あらゆる勢力を結集させなければならない。私自身も小沢氏を決して支持するわけではないが、反安倍政権という一点にかぎっては、支援するのにやぶさかではない。