興味津々

日々思ったことを綴ります

ヨウシュヤマゴボウの染物

2020年10月18日 | 雑記
↓は今年8月末に撮った写真
庭の隅に元気よく生えてきた
面白そうなので放置、楽しみにしていたら
以前に見かけたアレ、葡萄に良く似た紫色の実をつける奴である。
以前に住んでいた家では夫だったか植木屋さんだったかが雑草とみなして抜いてしまった



「ヨウシュヤマゴボウ」というのだそうだ
花は可愛らしい白色で↓の写真はスマホの待受けにしてしまった



花と実は同時に付き、実はやがて表題の写真のような濃い紫色になる



魅力的なこの房の実で染色してみたい と思った

ひとつや二つでは染色には足りないだろうと考えて
ジップロックに保存して
まとめて布を染めてみることにした

昔母が少しやっていた草木染めをやってみたい…
綺麗な紫色になったら最高

実は1週間以上経つと白カビが生えてしまう
これを取り除いてポリバケツに移し替えた

そうそう、ずっと以前にパソコンで絵をTシャツに印刷する
ってのをやってみたくて100均で買ったシャツがあった

と出してきて、荒っぽく
そのバケツに入れておいたのである
期待したのは 鮮やかな紫色…

だったのだが、本日フタを開けてみると
シャツは紫とは程遠い、焦げ茶色になってしまっていた

実家で借りてきた大鍋で炊くと
紫に戻った
ミョウバンを何故か昔母がくれたんだった
探してみると
出てきたのはクエン酸

そうか、クエン酸で酸性にすると
リトマス紙のように赤っぽくなるかも。
そうして焙煎にミョウバンを使えばいいんだ

とこれまたいい加減に鍋にクエン酸を入れて

シャツを取り出してミョウバン液のバケツに移したのだが

やっぱり シャツは汚い茶色のままで
おまけに取り除いていない小さな実がシャツにまとわりついている

遅かりし、まぁなんでも良いや~っと液は
ざるにガーゼを当てて越した

この液に今度は白い布を入れて煮沸してみたが
紫色を保っていたはずの液までが
茶色~鼠色になってきた

失敗したみたいですねっ

ネットで調べると煮沸しない方が紫を保っていたかもな
という結論に達しました

葉っぱと茎で再挑戦するかどうかは未定だけれど

もう十分楽しませてもらったので
来週には抜くことにします

ヨウシュヤマゴボウは毒性もありとのこと
利尿作用もあるようだが 要らない
見かけほど役に立たない、やっぱり雑草でした。
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