アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第15回目
「アレキサンダーテクニックでピラミッド~鶴ポーズ」8月3日
(前回からの続き)
ピラミッドポーズでは、脚を左右に開いた状態で顔を持ち上げましたね。
あの腕と手の使い方が、浮上系パワーヨガの決め手となる重要部分です。
14回目をやっていない人は、まずそこんところをクリアしてください。
初心者向きなので、チャレンジ意欲があればすぐにできます。
そして今回は、ピラミッド~鶴のポーズに移行する連続ワザです。
いかにもパワーヨガ!って感じです。
1)基本ポジションになる。
2)両足を左右に大きく開く。
3)ここで両足をピョーンと飛び跳ねて、上腕にひざを乗っけます。
すると「キャー!そんなの私、できっこありませーん!」という人がいるかと思います。
見てるだけだと、できませんが、やってみると意外と簡単です。
こういうのは、できないという思い込みがほとんどで、それが脳のリミッターになっているのです。
実際にやって、ポーンと飛び乗ってみると、気分は壮快そのものです。ここで一気に自信がつくのです。
4)どうしても勇気が出ない人は、片脚ずつ動かして、上腕にひざを乗せてください。
5)さて、いよいよここからです。手のひらと床に全神経を集中させます。
そしてジワジワ、ゆっくりと手で床を押していくんです。
このときの極限状態がたまらないのです。
5)バランスを崩さないように慎重に、顔を持ち上げましょう。
6)顔が持ち上がったら、両肘を伸ばして、体をグーンと持ち上げてください。
するとここでもまた
「こんなのできるはずないじゃん! 初級は簡単すぎるし、上級は難しすぎるし、その中間の中級はないの?」
ということをいう人がいるかもしれません。
しかし、そうではありません。
中間の中級というのは、こうしてたとえできなくてもチャレンジを続けるプロセスにあるのです。
そしてやがて、ポーズができるとその段階で上級者になります。
初級は簡単なポーズだけで満足する人です。
そして2,3回やって止めてしまう人のことを脱落者といいます。
さらに何もしないで見ているだけの人が外野です。
外野の人は静かに見てくれるといいのですが、国会議員の人みたく、私に向かってヤジを飛ばすのはここではいけません。
中級でのプロセスを楽しむのが、パワーヨガの本当のだいご味です。
できちゃったら、それで終わりですから。
とはいえ「そんなこと言ったて、やっぱりできないと悔しいー」という人には次の練習を勧めます。
7)両ひざを上腕に乗せるところまでは、ほとんどの人ができるはずです。
そうしたら、腕を支点にして、公園のシーソーのように顔を上げて足を着地、足を上げて頭を着地
こうした動きを繰り返してください。
これで満足しますよね。
8)お茶の時間です。
(第16回に続く)
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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