吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第303回目「初めてのヨガ その2」

2020-04-03 13:21:04 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第303回目「初めてのヨガ:ベーシックポーズ」4月3日

外出自粛で自宅でできる運動をしたいと思う人は多いでしょう。ところがここ数年、運動なんかしたことがないという人だと、いざとなると何をやっていいのかわからない、ということがあります。私にしたって不慣れなこと、例えば以前、社交パーティーなんかに足を運びましたが、典型的なパーティー音痴でいったい何をしたらいいのかわからない。考え抜いた末、ひたすら酒を飲むことに専念しました・・・

というわけで今回はヨガのヨの字も知らない人のための、初めてやるヨガです。初心者向けといっても、ここではアレクサンダーヨガですから、巷のやり方・方法とは、かなり異なります。だから中級・上級クラスの人も一緒にやると、きっと思いがけない発見がありますよ。

1)足を大きく開きます。ここで多くの人に見られることが足の開きが小さすぎて、とんがりコーンみたいな二等辺三角形になっていることです。正三角形、もしくはそれより底辺の長い三角を作ります。

2)次にお腹を引っ込めながら胸を開いてください。肩が上がってはいけません。

3)骨盤を持って、右脚のひざを90度近くに曲げます。左足のつま先は外じゃなくて内側を向かせてください。

4)腕を伸ばして「英雄のポーズ」です。このときアレクサンダーヨガでは、腕は外に向かってストレッチしてはいけません。胴体に向けて左右の肩甲骨が寄せ集まるようにします。要するに胴体を圧縮させるんです。

5)次に胴体を傾けて、右前腕を右ひざに乗せます。

6)左腕を伸ばして指先に目線をやります。これが横腹のポーズ。ここでもまた腕は外側ストレッチは禁物です。アレクサンダーヨガでは、腕と左脚を胴体に向かわせて圧縮します。するとエネルギーが増幅して発熱・発汗が起こります。

これを物理学ではボイル・シャルルの法則といいます。つまり巷でよくやっている、腕と脚を外に向かってストレッチしてしまうと、エネルギーは逆にどんどん低下してしまうのです。それを聞くと今までずう~っと外に外にとストレッチしてきた人は、猛反発するかもしれませんね。でも物理法則は無視できません。事実なのです。

7)次は右手の指を床につきます。

8)そして左手で左大腿部をつかんで引き上げます。

9)左手を天井に伸ばして目線は指先です。ここでもアレクサンダーヨガです。腕と脚のダイレクションで胴体を圧縮してください。丹田が強化してたくましさが出てきます。

まずはこれくらいから始めてみるとよいでしょう。すると中には「疲れるだけで何にもならないじゃあないか?やって損した。こんなのインチキだ!」と私をウソつき呼ばわりする人がいますが、そういう人は既にそうとう体力が低下して、心も不健康になってしまっているのです。

私も中学・高校のころは学校の体育となると、いつも決まってそういうことをブツブツ文句を言っていました。今、振り返るとあれはやっぱりダメでしたね。この件に関しては体育の先生の説教「こらー!ヨシダー!もっとちゃんとシャキッとせー!」は正しかったようです。

最初のうちは慣れるまで、苦しくて痛いかもしれませんが、これくらいができないようでは先行き下降路線をたどる一方となります。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司



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