大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

40kmウォーク終盤戦

2005-08-02 14:00:55 | Weblog
順調に進むトップグループは、さとけん、ぺ・ヨジュン、ゆーすけ、にふくちゃん。15時58分に日本海に到達。時速5Kmを維持して8時間という計算です。お見事!! 

 モーリーが猛烈な追い込みをして約1時間遅れで、はるとやっちゃん のお姉さんコンビも続いて到着。ゴール直前にペースが落ちた デカ、40kmを伴にした杖をもって けいた が続いた。

10時間を過ぎたところで、のどか が到着。そして、さすねJr、一人ひとりのペースが異なるようになり、スタッフのワープ(前後への移動)も頻繁に行われ、ゴールしてもほっとできずにまた前線へ・・。

11時間前後には、小柄ながらも驚異的なウォーカー・りょうた、けろっぐ と いづ が到着。まっかな顔して日中歩いていた からまよ も元気に到着。

このころ、後続グループにもドラマが始まっていた。
20kmを越えペースが極端に落ちていた最終組の あいこ はリタイヤ。昼間活動した後にベットでお昼ねが必要なくらいだったのに、良くがんばった!!
足を腫し極端にペースが落ちた ごんべぇ は2度目のネップ高原の登りで(ほんとに)泣く泣くリタイア。 自然学校玄関前で、足を痛めて引きづりながら歩いていた あかんち は到着組みから声援を受けると・・・・、

そのあかんちは、タイムリミットの12時間(8時)1分前に感激のゴール。途中何度か、ドクターストップを入れようとしました、そしてリタイアを考えだろうに・・、脱帽です!! この12時間をなんとかクリヤーしようとラストスパートをかけていたのが、ヨーダ に どぐうちゃん。お見事!!
おしくも、7分遅れで、小さい体を前に進めてきた かずちか ゴール。おめでとう。

夕暮れが近づく中、ゴール間近な子ども達のゴールへの意欲は高く、最後までサポートする体制を整えました。 いぶ と ゆきこ はほとんど連れ添って、暗くなった中を12時間半かけて到着。

同じ頃ネップ高原の真っ暗な山道でも最後のドラマが展開されていました!!
33Km地点の自然学校を目標に代えて、足が腫れてもがんばっていた、くりくり が ついにリタイア30Kmを越えました。表情を変えずに少しずつ歩を進めていた リクヤ もほぼ同地点でリタイヤ。海を目指すと言い続けていた、まありん も31Kmで足の傷みも限界。みんな小さな体で、ほんと良くがんばりました。

自然学校到着は20時。もりか、りん、さっきー 13時間も歩きました。

まっくらになってのゴールでは、後半ペースをつかめ、絶対ゴールを目指すと後続チームからの追い上げてきた、かえで が到着。 最終は、ダースベーダー と すなお が涙のゴールを果たしました!!

ベーダー曰く
「俺、何をやっても飽きっぽいんだけど、13時間も歩けた。何度かやめようかとおもったけど、自信がついた。俺、自分をほめてやりたい」

いやあー、泣かせるなあ・・・(俺が泣いてどうする・・・)

中途半端であきらめる子は、ひとりもいませんでした。みんなひとりひとりが、自分の限界にギリギリまで近づいて 歩いたのでした。

この子達が いれば、日本の未来は 大丈夫だ!!

夜遅く帰り来て、もりもりとトンカツ食べる子ども達を見て、思うのでした。

スタッフの皆さんも ほんとうに ご苦労産でした。
ありがとう。





40Km ウォーク中盤戦

2005-08-02 12:39:09 | Weblog
 町営牧場の登りは、炎天下となりました。峠を越え子、峠の登りを越えてない子とその差は、すでに6km以上・・・昼食の配達を始めた10時半頃の大まかな・・位置は

先行は、ダントツの、ゆうすけ、でか、さとけん、ぺ・ヨンジュの四人衆に作開住人のふくちゃん、その後を、お姉さんコンビの、はるとやっちゃんが続き、もーりーが黙々と歩く。たかみちががんばりを見せ、けーたも手堅く歩を進めていた。 スタッフは、ザビエーがかろうじて、食らいつき、大食漢ボート屋こやまっちがおいかける、が・・、早い!!


うだるような白いコンクリートの舗装と砂利道の牧場峠に顔を赤らめ挑んでいた面々は、からまよ、ごんべえぇ、あかんち、かずちか、すなお、いづ、りょうた、いぶ、けろっぐ、さすねJr、ダースべーダー、ゆき、、のどか、よーだ


この後に、この暑さにやられちゃあないか、お天道様に溶かされてしまいそうな面々。
めちゃめちゃハイテンションで「あつっい~」と叫んでいるM、壊れちゃわないかと心配。わずかな草の日陰で張り付くように寝て休んでいるD、もりか、りくや、りん、くりくり、あいこ、さっきー、まーりん、かえで、どぐうちゃん、
この位置から、驚異的ながんばりを見せて、ゴールにたどり着いた子も数名でるとは、予想できませんでした。

◆アクシデント
 きのうのキャンプでブユに足を刺された子達の足が赤く熱を持って腫れ出しました。 トップグループにいた たかみち は、ほぼ中間点で、泣く泣くのリタイアとなってしまいました。 無念さが伝わりました・・・。

8/1 40Kmウォーク報告①

2005-08-02 11:55:09 | Weblog
 おはようございます。 休養日の朝です。朝8時過ぎでも漠睡状態の子達が部屋でゴロゴロと転がっています。 最終組が自然学校に戻ってきたのが、22時半過ぎ。おそーい夕食を食べて、倒れこむように寝ました。 帰ってきて、体育館でヘーきで遊んでいた子もいまましたが・・、 私も(歩いてないけど)くだびれたなあ・・、 40Kmのご報告が遅れました。


 朝、6時起床。みんなの動きはキビキビしていました。この夏始まって以来のほぼ定刻の7時出発ができました。 一路太平洋へ。私の車の中は、静かな緊張感が走る中、MSO君とSNJの二人だけがしゃべり続けて、○○さいのでした。ふたりもきっと気持ちが高ぶっていたのでしょう。

 太平洋側は深い霧が発生していました。今日の天気が心配されました。

太平洋の海水や砂をボトルにつめて、さあ、8時にスタート。スタッフウォーカーは、先頭グループ、中盤、後続と分けていたのですが、カウントダウンに勢いづいての、一気スタートに全員が置いてきぼり状態で・・・、長い道のり・・、先々の心配は、大人達でありましたあ。

はじめの10数キロは、霧の中を徐々に黒松内の台地へ昇り詰め、標高300m程の町営牧場の峠越えが最大の難関。この区間で、ゴールの可否が決まると言っても過言ではありません。

じゃっかんのスタッフ配置をワープさせ、10グループくらいの小集団がすぐに構成されました。

(つづく)